No.697405 【獣機特警K-9ⅡG】スーパーばあちゃんフミコ【交流】2014-06-29 15:53:46 投稿 / 全4ページ 総閲覧数:925 閲覧ユーザー数:857 |
ラミナ市の市街地を離れて車でおよそ2時間ほど離れた山中。
そこにはラミナの奥座敷とも言われる温泉郷・コマノ市があった。
あたりには豪華なホテルやら純和風の建築様式の旅館が数々並んでいたが、
その中でも老舗中の老舗がここ、『温泉旅館あかつき』である。
「いやあ、ラミナ市近郊にこんな温泉宿があったなんてねえ」
「ほんとほんと。出張の疲れも癒されるってものねえ」
と、露天風呂の中でくつろいでいるのは地球トーキョー・ベイ警察署T-9隊のユナ・ヒヤマとクリスタ・ドロン。
例によって例のごとく、特殊部隊合同会議のためファンガルドに出張していたのだった。
「お料理もおいしいし、大女将さんも優しいし、それに温泉は気持ちいいし~っ、んー、言うことないわねここ!」
「今度あたりシラセちゃんたちも連れてこようかしらw…あら?」
ふと、クリスタが辺りを見回すと、近くにある別の風呂ではなにやら撮影が行われていた。
「ねえユナちゃん、何の撮影かなあれ?」
「さあ…グラビアアイドルさんでも来てるのかしら。茂みに隠れててよく見えないわ」
「行ってみましょ!」
と、身体にタオルを巻いた姿で撮影現場に向かう。するとそこにいたのは…。
「クリスタちゃん、あの人ってここの大女将さんだわ」
「こういうところでもしっかり仕切ってるのね…でも、肝心のアイドルさんはどこにいるのかしら?」
と、二人が様子を見ていたそのとき、大女将…富士川ふみ子は突然着物を脱ぎだした。
なんと中には、紫色のビキニ水着を着ていたのである。
「え!?ど、どういうこと!?」
「なるほど、大女将さんがモデルってわけね。ということは広報ポスターの撮影か何かかしら。それにしても美人さんねえw」
と、二人は感心しながら、部屋へと戻っていった。
…旅館での一夜を過ごした翌日、ラミナ警察署の食堂…。
「でねでね!すごい美人なんですよあの人!」
「そうそう、スタイルもいいし、あの大女将さん優しいんですよね!」
と、話をしているユナクリコンビ。その話に相槌をうっていたテルマ・フリードリヒは質問を投げかけた。
「うん、その大女将さんのことなんだけどね」
「あ、テルマさんもご存知なんですか?」
「…あれでもう100歳超えてるって話よ」
「「…マジで?」」
一方その頃、ラミナ市内の喫茶店では、フミコとその孫である今川美歩が話をしていた。
「ねえ、お祖母ちゃん」
「何かしらミホちゃん?」
「お祖母ちゃんもよくやるわねぇ。もう100歳超えてるんでしょ?」
「そうね。もう102歳になるわね」
「…なんで!?なんで102歳でビキニスタイルが普通に似合うの!?」
「さあ、なんででしょうね?あ、例の写真はうちの旅館の宣伝だからね。あなたの新聞にも入れさせてもらうわw」
「もう、お祖母ちゃんってばw」
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この歳でビキニがとっても似合いすぎるって、
いったいどんだけオーバースペックなんだこのばあちゃん。
■出演
ユナ:http://www.tinami.com/view/560172
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