新海アザミ（CV：氷青）

性別：女

詳細：OTAKU旅団に協力するサポートメンバーで、げんぶの補佐を務めるエージェント。

ショッカーに襲われていたところをげんぶに助け出された過去を持ち、その時の恩を返す為に白蓮によって戦闘技術を身に着けた。それ故にげんぶに対しては明るい一面を見せるものの、げんぶ以外だと白蓮や蓮、咲良やニューのような純粋な人物にしか心は開かず、普段は無口な性格。ナンパされる事が多い所為か、蒼崎のような女好きな一面を持った男性を嫌っており、馴れ合おうと擦り寄って来る者に対しては徹底して毒舌になり、精神的に凹ませてしまう事がほとんど（ただし竜神丸に対しては自身の毒舌が全く通用せず、意地でも彼を凹ませてやろうと躍起になっている）。任務外では基本的に海鳴動物園に勤務しており、職員達の間ではアイドルのようにも思われている。梟の「ミネ」と秋田犬の「鉄」、バジリスクの「メデューサ」をペットとして飼い慣らしている。

生まれつき動物と意志疎通が出来る能力を持っており、情報収集に重宝されている。それを除いても白蓮に鍛えられた護身術がある為、男性相手でも簡単に倒せる程の実力がある。

上原響（CV：沼倉愛美）

性別：女

詳細：旅団に協力するサポートメンバーで、ディアラヴァーズの一人。

動物好きな八重歯の元気娘で、争い事を好まない純粋な性格。しかし物事を深く考えないのもあってか天然ボケを炸裂させる事が多く、周囲からは「アホの子」のように思われてしまっている（それでもきちんとその場の空気を読む事はあり、場を弁えられる程の礼儀は持ち合わせている）。

元は麻帆良ではなく駒王学園中等部に通う学生で、麻帆良に戻ろうとするディアーリーズを追う形で麻帆良に転入したという経緯があり、ディアーリーズが次元震に巻き込まれて一時的に行方不明になった際は非常に狼狽していた。

生まれつきの能力として『ゴールド･エクスペリエンス』というテントウムシがモチーフの接近パワー型スタンドを所有している。このスタンドは触れた物体に生命力を注ぎ込み動物や植物といった生物を生み出す能力を持っており、生み出された生命は響の意思で自由自在に操る事も可能。この能力を応用して、人体の部位を生み出し負傷した箇所に移植するという治療も行えるが、あくまでも『パーツを作り出してそれをはめ込んでいるだけ』である為、負っている傷の痛みまで消す事は出来ない。

アンジェ（CV:原由美）

性別：女

詳細：旅団に協力するサポートメンバーで、ディアラヴァーズの一人。本名はアンジェリーカ･イリィニチナ･スミルノワ。

金髪碧眼のロングストレートヘアに白い肌と、人間ではなく彫像ではないかと思われる程の美女。スタイルも良い為、こなたや凛からは一方的にライバル視されている。気ままに日常を過ごすつかみ所のないミステリアスな性格で、大抵の場合は何処かで昼寝をしている事が多かったりとのんびりとした一面が強く、また外人である為か話す言葉に若干の訛りがある。かつては駒王学園で教師を務めていた時期もあったからか、時にはロキの手伝いという形で咲良やニューに勉強を教えたりもしている。実はかなりの大酒豪。

『草薙之大刀(クサナギ)』と言う神器を保有しており、中には「霊妙を喰らう狂龍（ヴェノム・ブラッド・ドラゴン）」ヤマタノオロチが封印されている為か、神器発動時のみ所有者は好戦的な性格となる。ちなみにアンジェが酒好きとなったのもこの神器が原因。

ユリス（CV:宮野真守）

性別：男

詳細：旅団に協力するサポートメンバーで、支配人の仲間の一人。本名はユークリッド・カールレオンで、支配人の関係者からは『ユリス』、それ以外のメンバーからは『リッド』と呼ばれている。

普段は冷静沈着で寡黙だが、とある孤児院で子供達の世話をしたりと心優しい性格。しかしその内心では戦いの影響による狂気を抑え込んでおり、その事もあってか支配人の関係者以外とは自分から進んで会話をしようとはしない。また寡黙な雰囲気の影響で分かりにくいものの、実はかなり純情な一面も持っている。パートーナーのフレイアからはその純情さでからかわれているが、いざという時は協力して敵を殲滅するなど彼女に対する信頼は非常に厚い。普段は支配人の家を預かり、その近所の喫茶店で働いている。

戦闘時は片手剣、槍、斧、杖などを器用に使いこなし、魔法を用いて戦う。しかし戦闘中に一定量の血を浴びてしまうと心の中の狂気が目覚めてしまい、無慈悲なままに敵を殲滅したりと暴走の危険性も孕んでいる。またそういった力を手にする為の代償として『時間』を支払ってしまっているらしく、その影響で老いる事の無い肉体を手に入れた経緯を持つ（その証として、彼の胴体には壊れた時計の紋様が浮かび上がっている）。使用する機会があまり無いからか、ライダーシステムの扱いには不慣れ。

フレイア（CV：内田真礼）

性別：女

詳細：旅団メンバーに協力するサポートメンバーで、支配人の仲間の一人。その正体はユリスと契約を果たした、白いワイバーンのような姿をしたアークドラゴンの一体。一部のメンバーからは『レイン』という愛称で呼ばれている。人間態として、容姿端麗でグラマラスな女性の姿を持つ。

常に自分が楽しむ事を優先する自己中心的な性格で、他者をからかうなどして退屈を紛らわせている。元々強大な力を持っていたからか他者を見下す傾向もあるものの、自身が一度認めた相手には全面的にサポートするなど姉御肌な一面も持ち合わせている。特に自身の契約者であるユリスに対しては、普段はからかいつつも心の底から信頼しており、密かに好意も抱いている。普段はユリスと同じく支配人の家を預かっており、ミンクーと呼ばれる生物の世話に励んでいる。家事も可能だが、簡単に済ませる事がほとんど。

人間の姿でも魔法で戦う事は可能だが、基本的には本来の姿である竜の姿で戦う。ユリスと結んだ契約の影響からか、彼とは文字通りの運命共同体となっている（ユリスが傷付けば自身も傷付き、彼が死ねば自身も死ぬ）。

アザゼル（CV:大塚明夫）

性別：不明（口調や鎧の形状は男性）

詳細：旅団メンバー達の迷い込んだ異界にて、突如姿を現した全身甲冑の騎士。人の死とその魂が糧となる異界の出身。

世界に破壊と混乱をもたらし、全てを飲み込む為に１万年以上前から暗躍していた。しかし数多くの同胞と異界の王「イデア」をレイ（支配人）達に倒された挙句、異界の門を封じ込められてしまった過去を持つ。後にゴーストショッカーと結託して侵攻の準備が整った後は、異界を漂っている亡霊達のエネルギーを利用して異界の門を抉じ開ける為の“鍵”を作り始める。その障害となる第一級の危険人物として、オルグと呼ばれる無数の兵士を率いて再び支配人や旅団メンバー達を狙う。ゴーストショッカーとは結託こそしているものの、アザゼル自身はあくまで世界の支配ではなく破壊を目的としており、ゴーストショッカーの事は内心では『騒ぎを起こす以外に利用価値の無い連中』と見下していた。また支配人と再び遭遇した際は嬉しそうに斬りかかったりと、ZEROやシグマ程ではないにしろ好戦的な一面はそれなりに持っている模様。

戦闘能力は非常に高く、一部の旅団メンバーを大して苦戦する事なく倒し、ガルムとも互角の戦闘を繰り広げる程。ほんの数秒の間に対象を一閃する、地面から大剣を出現させる、亡霊を操り巨大な兵士を召喚するなど、能力面においても謎が多く存在している。異質の存在だからか、FalSigが直死の魔眼を使っても死の線や点を視る事は出来ない。

実は完成させた“鍵”と自身の存在は一心同体となっており、巨大な暗黒竜と化した“鍵”の内部で心臓の役割を担っていた魔法石を支配人とディアーリーズに破壊された事で弱体化してしまい形勢が逆転。その後は旅団メンバー達の一斉攻撃を受けて敗北、最後は『我ハ決シテ屈シナイ…“貴様”ナンゾニハ絶対ニ…』と謎の言葉を遺し、暗黒竜ごと滅び去った。

事件解決後は支配人達によって異界の門が再封印を施されたが、元々異界は地上世界にとっても無くてはならない空間である為、アザゼル自身もいずれまた復活する可能性が存在している。

その可能性通り、後に眼魔の協力を得た事で異界から復活。強引な形で地上世界に出て来た事が原因で大幅に弱体化している為、ルイの身体に憑依する事で旅団メンバー逹の動揺を誘おうとするが、突然現れた仮面ライダーレイスの能力でルイの身体から強制的に追い出され、そのままレイスに成す術も無く敗北。レイスが刻んだ目の紋章により、再び異界に封印された。