●設定
ティラノサウルス/テリジノサウルス型
最高速度:320km/h
2連装超集束荷電粒子重砲
エクステンショナルアクセラレーター

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マルチディスペンサー×2
超精度動体センサー
ハイパーキラーファング
ギガントピアーサロック×2
(2連装AZ120mmパルスレーザーガン)
(レーザーチャージングブレード×3)
ハイパーストライククロー×2
アンカー×2
ウェポンバインダー×2
(AZ80mmビームガン)
(AZ140mmショックキャノン)
(マイクロポイズンミサイルポッド)
ウイングスラスター
フリーラウンドシールド×2
(エクスブレイカー)
フレキシブルレーザーライフル×2

●解説
ブルージェノザウラーと同時期に開発されていたレッドジェノザウラーは、機動力に秀でた固体だった。ヤークトジェノへの改修と並行して進められたレッドジェノザウラー改装型「ジェノブレイカー」はその選別固体をベースにしたゆえの戦闘力により、ジェノリッター同様従来の同クラスゾイドを凌駕する高い能力を有した。だが、このジェノブレイカーもまた、激戦により傷を負い、ほぼ死亡寸前の状況へと追い込まれてしまう・・・・そのブレイカーに製造途中で放棄されていたゾイドTSの遺伝子情報と各種パーツを組み込み、復活させたのがこのリュツィフェールである。
完成したその機体で眼を引く長い首(エクステンショナルアクセラレーター)は粒子加速器で、ジェノシリーズ特有の粒子加速機構をさらにクラスアップさせるもの。また、大型化した両腕は射出可能なギガントピアサーロックで、飛行砲台として遠隔操作された際はパルスレーザーやチャージングブレードによる全方位攻撃が可能な上、長い腕は荷電粒子砲のフルパワーモードにおいては機体を反動から支えるアンカーも兼ねる。
この際、無防備になる機体をカバーすべくバックパックにはフレキシブルレーザーライフルとそのサブパワーパックが備えられた。エネルギー偏向によって曲射可能なレーザーライフルは敵機の接近を許さず、それでいて本体エネルギーを消費する事も無い。
ジェノブレイカーが元々持っていた「荷電粒子砲」と2基の「エクスブレイカー」、そして両腕の「ギガントピアサーロック」と背部2門の「フレキシブルレーザーライフル」。これら七つの必殺武器を持つ機体はまさに地球から伝来した神々の物語に登場する7本の首を持つ「赤い竜」と呼べる機体なのである。

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閲覧ありがとうございます。この作品は全4弾で完結したゾイドオリジナルシリーズにお蔵入りした第5弾としてジェノブレイカーが存在したと風の噂で聞き、自分なりに補完したくて製作したものです。
イメージとしては公式のジェノリッターがブルージェノザウラー→ヤークトジェノ→ジェノリッターという手順で強化されたように、ジェノブレイカーにさらなる強化形態を作った感じです。リッターがヒロイックさのあるデザインでしたから、こちらは相対する存在として完全なワルを意識しています。ベースにしたのはHMMのジェノブレイカーで、差し替えが効く構造ですから、改造もやり易かったです。でも、HMMはパーツが細かいから塗装が大変だったー！