「第二次世界大戦で最も活躍した戦艦」「オールド・レディ」「戦いのあるところ、かならずウォースパイトあり」等々、数々の異名をもつイギリス海軍の戦艦、HMSウォースパイトです。

基本的にはピットロード（トランペッター）のキットを素組しております。当初は1943～1944年頃の仕様に改造しようかと思いましたが、資料不足と、まるで現代のデジタル迷彩のような1942年ごろの迷彩がかっこいいのでキットのままにしました。
ただキットのままだと何故か色々と目立つパーツが欠けているので軽くディテールアップ＋追加工作しております。主な工作ポイントは

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１、錨の鎖を径0.2mmの金属製に
２、エリコン20ミリ単装機関砲に防盾がないのでプラ板で追加
３、舷側の波除板（4インチ連装高角砲をカバーしている部分）が省略されているのでこれもプラ板で追加
４、艦橋上の測距義についている284型火器管制レーダーが省略されているので追加
５、前部および後部マストの横マストが省略されているので伸ばしランナーで再現
６、同マストトップの281型対空レーダーを追加
７、「X」砲塔（日本風にいえば3番砲塔）バーベットの柱状のモールド（暖房用煙突か何かでしょうか）が省略されているので追加（「B」砲塔バーベットには再現されているのになぜ？）

塗装については、ホワイトを混ぜたダークシーグレイをエアブラシで吹いて下地とし、エナメルのフラットホワイトとミディアムグレイを50％ずつ混ぜたもので迷彩。フラットアースを基調とした色でウォッシングしたのち、それぞれの迷彩色(エナメル）に段階的にホワイトを足しながらドライブラシを施しました。艦船模型としては少し激しすぎたかもしれませんね。

さて次はどのHMSを作るかな…