No.687317

インフィニット・ストラトス -Another World- Side:IS・ATX

Blazさん

げんぶさんとのコラボ。
え?前回の?
気が向いたら再開するけど?

2014-05-17 08:49:03 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:1142   閲覧ユーザー数:1079

PROLOGUE

 

 

 

 

 

 

 

 

新西暦と呼ばれる時代。

その世界には、未だ激しい競争をする二つの兵器が存在した。

 

 

一つは、一人の天才が発明した 『インフィニット・ストラトス』。

 

そして。もう一つに、俗に言う機動兵器『PT(パーソナルトルーパー)』『AM(アーマードモジュール)』『特機』の三種。

 

 

世界は二つの新たなる力を手に入れ、要約の落ち着きを取り戻そうとしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『シュミレーション終了。三人とも、出てきなさい。』

 

 

 

スピーカーから女性の声がする。

すると、部屋の中にあった小型の卵の形をしたポットから三人の少女がそれぞれ出てきた。

 

 

「ッ・・・んー!」

 

「はぁ・・・疲れたぁ・・・・・」

 

「・・・・・ふうっ・・・・・」

 

 

それぞれ違う反応をする三人。

現在の季節は夏。

少なからず、施設内にも暑さは染み込んでくる。

加えて、小型のポットの中に数時間もいれば、其処は正に小さなサウナだ。

 

 

『お疲れ様。今回のシュミレーションはこれで終わりよ。』

 

「やっとですか・・・疲れたよアリスちゃーん・・・」

 

「って先輩!私だって汗びちゃなんですから抱きつかないで下さい!」

 

紅い髪の少女アリスは、そう言って抱きついている黄色の長髪の少女、シャルロットに言った。

その隣では、その光景を半ば呆れつつ見る少女、ラウラが居たのだ。

 

ラウラ「・・・・二人共、先に出るぞ。」

 

アリス「ああ、待ってって先輩離れてッ!!」

 

シャル「あついー・・・つかれたー・・・・ねむいー・・・・」

 

ラウラ「駄々ごとのオンパレードだな・・。」

 

 

 

 

 

 

様々な出来事があり、学園に復学した二人。そして、転入したアリス。

二年目の夏に入り、三人はラドム博士に呼び出されて、特別訓練を受けさせられていた。

 

日本からアメリカのラングレーに呼び出された三人。

殆どの期間をこれで消化されるので、普通の人間なら泣き出すのかもしれない。

 

 

 

シャル「まぁ僕等って基本、あっても暇だもんねー」

 

アリス「まぁ・・・・そうですね・・・」

 

 

 

シャワールームでシャワーを浴びた二人。

更衣室では先にラウラが上がって、着替えていたのだ。

 

其処に、一人の女性が更衣室に入る。

金色の髪をなびかせる女性。エクセレン=ブロウニングだ。

 

ラウラ「ブロウニング少尉。」

 

エクセレン「やっほー。二人はまだシャワー中?」

 

ラウラ「・・・そうですが・・・何か?」

 

エクセレン「何か朱音ちゃんが呼んでたよ。後で三人でシロガネに来てって。」

 

ラウラ「・・・・解りました。」

 

エクセレン「・・・・・さて。では、愛しの子達の成長状況を・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後。エクセレンはキョウスケに引きずられて連れ戻されたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シロガネ、ブリッジ・・・

 

 

世界に現在は三隻しかないスペースノア級万能母艦。

その一番艦シロガネは、現在はラングレー所属の旗艦となっている。

 

その艦長を務めるのは、元第八艦隊の司令官で、同部隊を徹底的に育て上げたという女性、『朱音』と、その義妹アンである。

 

 

 

 

ラウラ「ハワイ遠征・・・・ですか。」

 

 

朱音「そうだ。シロガネは、ハガネとの合同演習の為に、一時ハワイで合流する事になっている。」

 

アン「んで、その後数日はハワイに滞在して、後日から合同演習って流れ。」

 

シャル「わお。って事はしばらくはバカンス?」

 

エクセレン「いやん♪それはナイスじゃない♪」

 

キョウスケ「・・・遊びに行くんじゃないんだ。余り羽目は外すなよ。」

 

エクセレン「解ってるって♪」

 

キョウスケ「・・・・・・・・。」

 

 

ブリット「ですが・・・・どうして、ハワイでですか?合同演習なら、以前は日本で行いましたし・・・」

 

アン「まぁそうなんだけどね、実の所、もう幾つか理由があるの。」

 

アリス「理由・・・・ですか。」

 

アン「そ。一つは、鋼龍戦隊の今度の作戦の打ち合わせ。で、もう一つが・・・」

 

朱音「何でも、月からの物資を届けに、ヒリュウとクロガネも来るらしいからな。」

 

キョウスケ「ヒリュウとクロガネが・・・・ですか。」

 

 

スペースノア級の先駆けとなった戦艦『ヒリュウ』。

しかし、とある事件により戦艦丸々が奪取されるという未曾有の事件の対象となったのだ。

その後。ヒリュウは奪取犯人である束の元で改修され、『ヒリュウ改』として、彼女と一夏たちの旗艦となったのだ。

 

そして。三番艦であるクロガネ。

ビアン=ゾルダークが、異性人との対抗策として建造を依頼した戦艦である。

クルーは主にビアンの意志の下に集まった者達と、訳アリのメンツといった異色極まりない者達で構成されている。

 

 

それぞれの艦は宇宙と地上を行き来して、普段は何処に居るのかは全くの不明である。

しかし、唯一この二隻の居場所を知る者達が居て、今回はその者達が頼んだ、そして

予定だったらしい。

 

 

 

 

朱音「と言う事だ。一時間後にシロガネは出撃する。各自それまでに乗艦準備を完了させるように。」

 

キョウスケ「了解です。」

 

ラウラ「了解。」

 

 

 

 

 

 

 

 

この時。まだ彼・彼女達は思っても居なかった。

 

 

 

自分達がとんでもない事に巻き込まれるとは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一時間半後、太平洋・・・

 

 

「ESW、先進反応を確認ッ!場所は・・・・・・・・・・・ッ!!本艦の前方直上です!!」

 

突如、シロガネの前に現れた転移反応。

ブラックホールの様な穴が開き、そこにシロガネは吸い込まれていこうとしていたのだ。

 

朱音「ッ・・・・・最大船速!逃げるぞ!!」

 

アン「む・・・無理だ!向こうの引力の方が強すぎるッ!!」

 

 

 

朱音「おいおい・・・・・そりゃないぞ・・・・・・・」

 

アン「アタシだってだよ・・・・・・・総員耐ショック!こうなりゃ地獄だろうと付き合ってもらうぞ!!」

 

 

 

 

 

キョウスケ(あの転移フィールド・・・・まさか・・・・・・)

 

 

 

 

逃げることが不可能と知り、シロガネは逆に最大船速でその穴に向かって行ったのだ。

そして、シロガネが穴に入りきると、穴は直ぐに消え去るのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その数分後。

其処に一機の機動兵器が姿を見せた。

 

『魔装機神』。その一機である『サイバスター』だ。

 

 

 

マサキ「ッ・・・・クソッ・・・・何か気になると思って来てみたら・・・・・」

 

シロ「遅かったニャ・・・シロガネは何処に行っちゃったのニャ?」

 

マサキ「解んねぇ。また惑星エリアなのか・・・・それとも・・・・」

 

クロ「いずれにしても、これはハガネに伝えニャいと・・・」

 

マサキ「ああ。直ぐに戻るぞ・・・・・!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次元空間・・・

 

 

次元空間を航行する一隻の戦艦。

彼女達の世界とは似て非なる世界のクロガネが、航行していた。

 

その艦内でBlazは任務の為に今回使用するネクスト『ストレイド・ランゼンテ』の調整を行っていた。

 

 

Blaz「ったくよ・・・まさか、こんな面倒な任務に俺達がかり出されるとは・・・・」

 

げんぶ「仕方あるまい。それに、団長の命令は絶対だ。」

 

Blaz「わってるよ。けど。せめてクロガネは付いて来て欲しかったぜ。」

 

げんぶ「・・・・全くだな。」

 

 

今回はあくまで調査なので目立つ事は避ける事と言われ。クロガネの同行は禁止されたのだ。

しかし、ネクストの使用は許可されたので、それと改修が終わった

 

『クロスボーンガンダム・X1リペア』の二機が今回使用される事になったのだ。

 

 

げんぶ「・・・・しかし。Blaz、あのガンダム何処で手に入れた?」

 

Blaz「ああ。クロスボーンは偶然『サナリィ』ってとこの技術者助けて、行く宛てが無かったからウチで預かる事になってさ。んで、持ってきたパーツとかで組み上げられたって訳だ。」

 

げんぶ「と言う事は・・・実機があると言う事か。」

 

Blaz「らしいぜ。機体自体も元々あった機体を再設計して組み上げたって言ってたし。」

 

げんぶ「元DCにジオンとサナリィ・・・クロガネのクルーも異色揃いだな。」

 

 

Blaz・アルト「「異色で悪かったな。異色で。」」

 

 

 

 

 

 

 

 

オマケ。

 

旅団側、使用機体説明。

 

 

ストレイド・ランゼンテ

 

ストレイドを再改修した機体。

BFFの突撃ライフルとレイレナードの『月光』を標準装備とし、背部と肩部などを自由に換装して状況に合わせた戦いを行う。

ベースはストレイドと変わらず、アリーヤのみ。ブースターやジェネレーターなどを交換し、長時間のブースト。飛行などを可能としている。

今回の武装は標準装備のブレードとライフル。

そして、背部にMSACの高速型ミサイルとアクアビットの小型レーザー砲を装備し、肩部にはBFFのフレアを装備したアセンブルとなっている。

 

 

 

 

クロスボーンガンダム・X1リペア

 

サナリィの技術者達が持ち込んだクロスボーン系のパーツとヒュッケバインとゲシュペンストのパーツを統合し、再設計した機体。

見た目と殆どの装備はX1と何ら変化は無いが、武装に新たに長身の銃を追加しており、また、ザンバスターも二本となり、ダガーも四本と各武装も増加している。

木星での活動をメインとする元のX1に対し、此方は地球と地球圏内の宇宙での活動を前提にしている。

お馴染みABCマントも装備しており、耐ビームと実弾も強化されている。

但し、欠点とすれば、ややピーキーなOS設定と機体に掛かるGが問題で、扱う人間を選ぶ機体でもある。

 

 

 


 
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