No.677813

魔法少女リリカルなのは -The BLAZBLUE- CROSS WILL

Blazさん

久しぶりの投稿です。

イメージソング

OP「蒼 -iconoclast-」 BLAZBLUE -CALAMITY TRIGGER- より

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2014-04-10 20:55:10 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:1690   閲覧ユーザー数:1636

Rebel.8 「仕組まれるシナリオ」

 

 

管理局の方針は基本総会議で決まる。

これは地上本部と本局の合同で、当然聖王教会からの予言も会議の重要点として組み込まれる。

 

其処を今襲撃され、攻撃を阻止出来なかったらどうなるか。

答えは実にシンプルである。

 

 

 

ジェイル「管理局の体制などかグチャグチャになる。」

 

ラグナ「んなモン知ってるよ。」

 

ジェイルの言葉にラグナは突っ込みを入れる。

現在、本局襲撃の作戦会議をしていたのだ。

しかし、実は襲撃自体はフェイクで、それはあくまで出来れば。つまり二の字である。

 

ジェイル「ま。後々の事を考えれば、出来る時に反撃の芽は潰したい。可能なら出来るだけ戦力をも削りたいしね。」

 

ウルフ「だな。アルカンシェルって兵器の事もある。俺はそっちに回るぜ。」

 

ジェイル「OKだ。んじゃスターティングメンバーを決めよう。先ずは本局攻撃組み。メンバーは・・・トーレ、クアットロ、チンク、ノーヴェ、ディエチ、ウェンディ、ディード。そして、其処にウルフ。君が入ると。」

 

ウルフ「ああ。アインはゼストの見張りに置いて行く。」

 

ラグナ「ってこたぁ・・・」

 

ジェイル「残る六課襲撃チームはセッテ、セイン、オットーの三人にルーとアギトと、そして・・・・・君だ。ラグナ。」

 

ラグナ「・・・・ああ。」

 

チームの編成を聞き、軽く笑みを浮かべたラグナ。

何時でも準備完了と言う表情だった。

 

 

 

 

ウェンディ「はいはーい!!」

 

ジェイル「ん?どうした、ウェンディ。」

 

すると。ナンバーズの一人であるウェンディが元気良く挙手し、ジェイルはウェンディに聞いたのだが・・・

 

ウェンディ「アタシも姉さんのチームに入りたいッス!!」

 

突如、チーム変更を訴えたウェンディ。それを聞き、一部のナンバーズが反応し、何か悔しがった様な顔をしていたのだ。

 

ウーノ「それは駄目。第一、六課なら彼女一人で十分だし、三人は捕獲などの支援が目的よ。」

 

ウェンディ「アタシもボードで飛べるッス!!」

 

ウーノ「理由になってねーよ。」

 

ノーヴェ「そうだぞ、ウェンディ!」

 

すると、良くバディを組むノーヴェも話しに加わり、ウェンディに反論するのだが・・・

 

ノーヴェ「アタシだって姉さんと行きたいよ!!」

 

ウーノ「オイ。」

 

なんと、ノーヴェも同意見だったらしく、反論しつつもそんな事を言うのでウーノに突っ込みを入れられたのだ。しかし、ウェンディはノーヴェに反論。子供の喧嘩の様になったのだ。

 

ウェンディ「そんな事言って!アタシ知ってんスよ!ノーヴェが他の皆よりも姉さんと一緒に仕事してたの!!」

 

ノーヴェ「いいじゃんかよ別に!!」

 

チンク「喧しいぞ、お前ら!!」

 

ウェンディ「うっ・・・チンク姉も・・・・・・」

 

 

 

 

 

チンク「私だって一緒に居たかったわ!!」

 

ウーノ「オイコラ。」

 

 

 

ガシッ。

 

すると。更にはチンクの肩に手を置き、ディエチまでも話しに入って来たのだ。

 

ディエチ「アタシ・・・だって・・・・・・」ふるふる(涙目)

 

チンク「なにっ・・・!?」

 

セッテ「・・・・・・・・・」←静かに挙手。

 

ウェンディ「だーもー!!ドクター!アタシを入れて下さいッス!!」

 

ノーヴェ「いいやアタシだ!!」

 

チンク「いや、ここは姉である私が・・・・!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トーレ「いい加減にしろお前等ッ!!」

 

 

 

其処に、とうとう我慢の限界だったのか、トーレが仲裁に入り、無理矢理話しを止め様としたのだが・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5.7.9.10.11「「「「「トーレ姉は黙っててッ(ス)!!!!」」」」」

 

 

 

トーレ「うっ・・・・・・」

 

五人息揃って言われ、トーレでも少したじろいだのだ。更には・・・

 

ウェンディ「それに、知ってるんすよ!トーレ姉も実は姉さんと一緒に居るのが嬉しいんスよね!!」

 

トーレ「っ・・・そ・・そんな訳あるか!!」

 

ノーヴェ「んじゃ何で少し黙ったんだよ!!」

 

チンク「理由もそろえて説明しろ!!」

 

トーレも弱い所を突かれ、結果ナンバーズ六人が口喧嘩となったのだった。

それを見てジェイルとラグナは・・・

 

ジェイル「君、結構人気者だね。」

 

ラグナ「そうか?」

 

と半ば他人事だったのだ。

ちなみに、この後ウーノが実力行使で事を鎮圧したのは言うまでも無い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時を同じく、アジトの一室では。

ゼストがライチから治療を受けており、その付き添いとしてアインとルーとアギトが居たのだ。

 

ライチ「兎も角。あの子には貴方が今回の作戦を外れて貰う様に行っておきました。しばらくは絶対安静です。」

 

ライチにそう言われて何も言い返せないゼスト。

元々、ライチはラグナの紹介で出会った医師であり、彼女の性格なのか今まで何も言わずにゼストの身体を気遣っていたのだ。

しかし、彼が無茶をするのでそりも叱るという事で、ゼストも頭が上がらなかったのだ。

 

ゼスト「・・・・・・・・・。」

 

アギト「仕方ねぇよ旦那。アタシとルーは行くけど、アインだけは留守で残るから。」

 

ゼスト「・・・・・・ああ。」

 

ライチ「貴方が何をしたいのか、何をするのかはラグナちゃんか聞いてます。けど、それを遂げられずに死ぬのは、貴方だって御免の筈よ。」

 

ゼスト「・・・・・・そうだな・・・」

 

ライチ「命あっての物種です。身体は大切にして下さい。」

 

ゼスト「・・・・・すまない、ライチ。」

 

 

アイン「・・・・・・・。」

 

アギト「アタシとルーはラグナ達と同じチームだから、行って直ぐに戻ってくるぜ。」

 

アイン「解った。けど、相手の本拠だし注意はしてね。」

 

ルー「うん。アインもゼストの事、お願いね。」

 

幼い子達が戦いに出、大人は今は唯待つ事しか出来ない。

そんな状況、ゼストは悔しがりつつも今は抑えるべきだと考えるのだった。

 

 

ゼスト「・・・・アギト。」

 

アギト「ん?何だよ、旦那。」

 

ゼスト「・・・・ルーの事。頼むぞ。」

 

アギト「・・・?何言ってんだよ、当たり前だって!!」

 

ゼスト「・・・・・・・そうだな。」

 

アギト「・・・・・?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミッドチルダ・・・

 

その頃。ミッドにある機動六課の本部では隊長陣が様々な事について話し合っていた。

 

はやて「で。あの子はどうなん?」

 

なのは「うん・・・一部の子・・・って言うか、同い年位のキャロとかには少し心は開いているけど・・・」

 

フェイト「流石に私達には全然・・・」

 

はやて「・・・・・・やっぱゴリ押しが響いたか・・・・・」

 

はやてはそう言って頭をかきつつ頭を抱える。

ラグナ達の所から保護したヴィヴィオは未だに彼女達に心を開かなかった。

その原因は今まで彼女と共に過ごしていたラグナ達を傷つけたからである。

それは彼女達も重々承知で試しに年齢が近そうなキャロなどを近づけさせて見た。

 

その結果。少しだけではあるが彼女だけには心を開き、軽く自己紹介は交わしたとキャロは言ったのだ。

 

シグナム「まぁあの子は時間を掛けてアイスブレイクをすればいい。しかし、問題は・・・」

 

はやて「ラグナ=ザ=ブラッドエッジ達・・・か・・・・・・十中八九近い内に仕返しが来るなぁ・・・」

 

ヴィータ「って事は・・・・・管理局の総会議か。」

 

フェイト「だね。けど、総会議には全部隊が集まる訳だし・・・・・」

 

はやて「相手の戦力は未知数・・・警戒は怠らん方がいいで、フェイトちゃん。」

 

フェイト「あ・・・ごめん・・・・・・」

 

 

 

 

なのは「で、ヴィヴィオはどうする?」

 

はやて「え?そりゃ六課に・・・」

 

なのは「けど、それじゃあ手薄な六課にでも攻撃されたら絶対にヴィヴィオがまた盗られちゃうよ。」

 

はやてもなのはの言いたい事は解る。しかし、彼女に何のメリットがあるのか。

としか今の彼女やシグナムは思っていなかったのだ。

そして、それは残念ながらもフェイトとヴィータも同意見だったのだ。

 

はやて「せやかて・・・総会議には実動部隊を全員出席って義務もある。それにこっちにはヴァイス君とシャマルとザフィーラが残るし・・・特に問題は無い筈や。」

 

なのは「・・・・・けど・・・・」

 

シグナム「高町。あの子を気にするのは解る。だが、実際彼女は唯の子供だという事しか解らなかったんだ。ココは抑えてくれ。」

 

なのは「・・・・・・・。」

 

フェイト「そりゃ、なのはだってヴァイス達の実力を侮っているって思っては無いけど・・・ね?」

 

フェイト達の言葉になのはは押されてしまい。

結果、フォワード達や隊長陣も全員本部の警備に参加となったのだ。

 

それに少し悔いたなのはは司令室を後にすると偶然通りかかったキャロに声を掛けたのだ。

 

なのは「あ、キャロ。」

 

キャロ「なのはさん。どうでした、会議?」

 

なのは「うん・・・やっぱり全員警備行きだって・・・」

 

キャロ「・・・そう・・・ですか・・・・・」

 

そう言い、キャロは落ち込み、しっかりと持っていたフリードはそんな彼女を気にしていたのだ。元々、ヴィヴィオに対しての警備強化はなのはとキャロの提案で、話の持ちかけはキャロであった。

 

そして、その原因は今から数日前の事にさかのぼる・・・

 

 

 

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六課にある一室。其処にはヴィヴィオがドサクサに紛れて持ってきた一匹のポケモンを抱いて小声で歌っていたのだ。本当は彼女は楽しい時に歌う筈だったが、やはり寂しかったのか、歌い始めたのだ。

 

 

ヴィヴィオ「あーるきつづーけてーどーこーまでゆーくーの・・・」

 

「・・・・キュン・・・・・」

 

ヴィヴィオ「・・・・ごめんね・・・一緒に遊べなくて・・・」

 

「・・・・・・・。」ふるふる

 

ヴィヴィオ「・・・・・えへへ//」

 

「・・・・・//」

 

ヴィヴィオはそう言い、抱いていた一匹のポケモン「ゾロア」を強く抱いた。

元々、ラグナが見つけたポケモンだったが、どうやら管理局に実験動物として扱われそうだった所を救ったらしい。

しかし、ゾロアの母親は先に実験の犠牲となり、結果救えたのはゾロアともう一匹、イタズラを続けていたポケモンの二匹だけだったらしい。

 

ゾロア「・・・・・・キュン♪」

 

その後。ラグナはその二匹を引き取り、ヴィヴィオの遊び相手兼手持ちとして彼女に渡したのだ。

 

 

ヴィヴィオ「ゾロア・・・あったかい・・・・・」

 

ゾロア「きゅん・・・・・・」←実は少し眠い

 

 

 

すると、其処に・・・

 

 

 

 

ポンッ!

 

 

「ヒヒヒヒヒッ!」

 

ゾロア「ッ!?」

 

ヴィヴィオ「あ。戻ってきたんだ!」

 

また一匹コーン型のポケモンが姿を現した。

名は「ロトム」。ゾロアが居た場所でイタズラをしていたポケモンである。

しかし、同時にゾロアとはその時からの縁で仲が良いのだ。

 

ロトム「~♪」

 

ヴィヴィオ「また悪さしてたの?」

 

ロトム ふるふる

 

ヴィヴィオ「・・・ホント?」

 

ロトム こくこく!

 

ヴィヴィオ「・・・・・。」

 

ちなみに。先程デバイスルーム等で悪さをしていたのは誰も知らず、被害は若干数名だけだとかだが、言うまでも無い。

 

其処に、誰かが入ってきたので、ロトムは直ぐに姿を隠し、ゾロアは少し警戒した様な表情になった。

しかし、入ってきたのはキャロだったのでヴィヴィオとゾロアはホッと安心して息を吐いたのだ。

 

ヴィヴィオ「・・・・・・・。」

 

キャロ「あ・・・・ごめんね・・・突然来ちゃって・・・・」

 

ヴィヴィオ「・・・・ううん・・・・」

 

 

フリード「クキュウ~」

 

ゾロア「キュン。」

 

 

 

キャロ「実は、今日は少しお話しがあって来たの。」

 

ヴィヴィオ「お話し?」

 

キャロ「うん。実は今度管理局の用事で皆警備に出ちゃうから、しばらくは産母さん達がヴィヴィオちゃんの相手をするから・・・」

 

ヴィヴィオ「・・・・・。」

 

キャロ「と言っても、私的にはヴィヴィオちゃんの相手をする人を残したいし・・・」

 

ヴィヴィオ「・・・・・・・ラグナが来るよ。」

 

キャロ「・・・・え?」

 

ヴィヴィオ「きっと・・・・ラグナが私を助けに来てくれるよ。」

 

 

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なのは「やっぱり、ラグナ=ザ=ブラッドエッジが置いていたって事は何かしらの理由がある筈だろうし。」

 

キャロ「やっぱり・・・ヴィヴィオちゃんは、何か秘密が・・・・・」

 

なのは「だろうけど・・・・検査でも特に異常は無かったし・・・・・どうしよう・・・」

 

 

キャロ「じゃあ・・・もう一度会って見ます?」

 

なのは「・・・・え?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヴィヴィオ「・・・・・・zz・・・・」

 

ゾロア「・・・・・・・zz」

 

その頃。一室ではヴィヴィオがゾロアを抱えてベッドの上に包まり眠っていた。

二つの小さな寝息は静かに規則良く鳴り、彼女が安心して眠っているのが解った。

 

 

すると。誰かの足音が近づくのをゾロアの耳が聞き付け、耳をひくひくと動かした。

そして、それがくすぐったかったヴィヴィオは起きてしまい、ゾロアも足音で起きてしまうのだった。

 

 

ヴィヴィオ「んっ・・・・どうしたの?」

 

ゾロア「キュウン。」

 

 

 

ドアが開き、其処からキャロとなのはが入る。

直ぐに警戒したヴィヴィオだったが、其れを見てなのはは直ぐに答えるのだった。

 

 

なのは「だ・・大丈夫!何もしないし、今日は唯話しに来ただけだから!」

 

ヴィヴィオ「・・・・・・ホント?」

 

なのは「そうそう!ホントだよ!」

 

キャロ(こんなに必死ななのはさん初めてだ・・・)

 

 

 

 

ヴィヴィオ「・・・・それで・・・話しって・・何ですか?」

 

なのは「えっと・・・・ヴィヴィオはどうしてラグナ=ザ=ブラッドエッジが助けに来るって思うのかなって・・・・」

 

ヴィヴィオ「・・・・・・・。」

 

なのは「別に、詳しくって訳じゃないよ。けど・・・個人的に気になってさ。」

 

ヴィヴィオ「・・・・・・・約束したから。」

 

なのは「・・・・・えっ?」

 

 

 

ヴィヴィオ「前に・・・・約束したから・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

ラグナ「ヴィヴィオに何かあった時・・・・・絶対に助けに来るから・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

たった一つのシンプルな約束。

言うのも破るのも簡単だが、仲直りは難しい不思議な言葉。

それに、何故かなのはは納得がいってしまい、それ以上は何も言わなかったのだ。

 

キャロ「・・・・・・なのは・・・・さん?」

 

 

 

 

 

なのは「・・・・・そっか・・・・・・・・・・」

 

 

 

ヴィヴィオ「・・・・・・・?」

 

なのは「ううん。何となく・・・・・ね。」

 

なのははそう言いふっきった様な顔をして部屋を出ようとした。

それをキャロが止めるのだが、結局なのはは出ることにしたのだ。

 

キャロ「なのはさん?」

 

なのは「うん。聞きたかった事は聞けたし・・・満足だよ。私は先に戻るね。」

 

キャロ「えっ・・は・・はい・・・・・」

 

ヴィヴィオ「・・・・・・・・。」

 

なのは「あ。それと・・・・」

 

 

 

 

 

なのは「私はなのは。高町なのはだよ。」

 

なのははそう言って部屋を後にした。

そして、それを見ていたキャロとヴィヴィオは不思議そうにしていたが、やがてヴィヴィオは小さく彼女の名前を復唱するのだった。

 

ヴィヴィオ「なのは・・・・・・・・・ママ?」

 

ゾロア「!?」

 

どこか間違えて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

食堂・・・

 

一方。食堂ではしばらく調査と言う名目で姿を現していなかったカズマが久しぶりに姿を現していた。そして、軽いランチを取って最後のデザートとしてゆで卵を食べ様としていたのだ。

当然、一緒にリィンも居る。

 

リィン「・・・相変わらずカズマさん、ゆで卵好きですねぇ・・・・」

 

カズマ「そりゃ芸術ですからね。ちなみに、僅かでも失敗したら三秒でキレます。」

 

リィン「迷惑極まりないので止めて下さい。」

 

 

カズマ[所でリィンさん・・・・・]

 

リィン[はい?]

 

カズマ[六課も実動部隊全員出発って本当ですか?]

 

リィン[ええ。実は数人だけでも残そうって提案がなのはちゃん達から出されてたのですが、イマイチ解ってない人たちに押されて失敗したそうです。]

 

カズマ[あれま。]

 

実際。ヴィヴィオの護衛の話しは三つに分かれていたのだ。

なのは達が言う警備増強。

フェイト達は対し警備は寧ろいらない。

そして、はやてはそのどっちでもないと言う三つ巴の状態だったのだ。

 

カズマ[ま。そりゃ誰だって、傍から見れば唯の子供でしょうから、フェイト執務官達の意見も解ります。けど、もう少し頭を働かせて貰いたかったですね・・・。]

 

リィン[そうですね・・私でも、もしあの子の事を知らなくても絶対なのはちゃんに賛成するのです。]

 

カズマ(まぁ・・・・寧ろ好都合ですがね。シナリオは順調ですし。)

 

リィン(それに・・・はやてちゃんも可笑しいのです・・・そんな話を保留にするだなんて・・・)

 

 

リィン「はぁ・・・・世も末ですぅ・・・・」

 

カズマ「ま。そんなのが永遠と続く世界に私達住んでますし・・・仕方ないですって。」

 

リィン「そうですね・・・・・・・はぁ・・・マジで旅したいです・・・・・・」

 

カズマ「・・・・・・・・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「物語は辿る。かわす事の出来ない運命を通り。そして、また一つ運命の分岐点が現れる。」

 

 

 

 

 

 

 


 
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