No.677708 マブラブオルタネイティブトータルイクリプス外伝 異国の花嫁 第五話 対斯衛軍‘下‘kaennさん 2014-04-10 10:57:33 投稿 / 全2ページ 総閲覧数:764 閲覧ユーザー数:743 |
マブラブオルタネイティブトータルイクリプス外伝 異国の花嫁 第五話 対斯衛軍‘下‘
城代省斯衛軍訓練施設模擬戦会場
第一シュミレータールーム 激震コックピット
マリア「へ〜ヒヨコちゃんばっかりだと思ったらもう確り翼がある子も居たのね、私の本気を躱すだけならまだしもあそこから切り返すとはやるじゃない!」
マリアは距離を取りながら相手の瑞鶴を観察する
芽衣「あれ?まだ続いてる?さっきの隙に落とされたと思ったのに…」
黄色の瑞鶴のコックピットで不思議に思いながら相手の激震の出方を伺っていると
マリア「だけど…コレは流石に躱せないでしょ!」
またもや動かない瑞鶴を不審に思いながらもトドメを刺すために接近して全力の2連撃を放つ
芽衣「あっ!もう来た……っ……”くしゅん''」
一撃目を何とか躱した瞬間またもや、くしゃみをしてしまう。
だがそれが奇跡を起こし必殺のタイミングをずらし撃墜されるはずが片腕の破損に止めた
マリア「?嘘でしょ?あれ分かってても躱せないヤツだっているのよ?初見で見切ったとでも言うの?」
二撃目の下段からの切り上げを防がれさらに驚愕しながら森林を背後に相対し直すと
芽衣「へっ……”くしゅん''」
瑞鶴が残った片腕の突撃砲をマリアの激震の右側にある森に撃った
マリア「は?……一体どこを撃って?」
とマリアが驚いていると
”メキメキ''
マリア「へっ?」
と言いながら後ろに振り返った。
芽衣「うーー風邪でも引いたのでしょうか?いけない、状況は!」
くしゃみが止まらず一瞬思考が停止したが模擬戦中だということを思い出し状況を確認する。
芽衣「?あれ?激震は?何処に?」
今まで目の前に居た激震が視界に映らない事を不思議に思いレーダーで確認した、するとレーダーに反応はあるが目の前には木が倒れているだけである。
何故?と思いながら何処から来るか分からないので身構えて居ると、
厳島「試合っ終ぅ了ぉー!勝者、斯衛軍、疾護芽衣少尉ぃ〜
!」
「「「「「「「「わぁ〜〜〜」」」」」」」」
芽衣「は?」
大歓声が聞こえるが一体何がどうなったのか全く分からない状態で勝利宣言をされた芽衣はシュミレーター内でただ呆然としていた。
其れから2ヶ月後
斯衛軍任命式
厳島「疾護芽衣少尉!」
芽衣「はっ!」
壇上で名前を呼ばれた芽衣は元気に返事をする
厳島「貴殿は最終試験において大変優秀な成績を納められ、また斑鳩家からのたっての希望により配属先を決定した所存である!」
芽衣「えっ?」
厳島「疾護芽衣少尉!貴殿は斑鳩家本家護衛小隊員に任命する!……強く生きろよ。」
配属先が信じられず呆然としながら壇上を降りる途中で出入口に綺麗なプラチナブロンドの髪の女性が手を振っているのが目に入った。
三ヶ月後 斯衛軍格納庫
マリア「あ〜あー腕の良い護衛が手に入ったと思ったのにな〜」
不貞腐れた顔をしながら組み立てられて行く自らの”白い”武御雷を眺めるマリア
芽衣「だからアレは運が良かっただけで実力ではないと言ったじゃないですか、其れでも護衛役を続けさせたのはマリアじゃないですか!」
そんな事を言われた芽衣は身長差からマリアの顔を下から睨むように言った
マリア「だって〜日本人は謙虚で実力隠したがるしね〜、大体戦術機で模擬戦出来なかったし対人戦闘の腕が良かったから勘違いしちゃったのよね。」
芽衣「だったら分かった時点で………」
芽衣が何か喚いているのを聞き流しながらマリアは弟子として育てるのも面白いと思った事は秘密にしながら下から自分の顔を見上げる妹のような護衛から目を逸らし組み立て中の戦術機を見た
マリア「……そういえば、夕呼の結婚祝いって何だったんだろ?格納庫に運ぶって言ってたけど…」
大学時代の悪友から贈られたプレゼントはどうせ録でもないものだろうと思いながらも気にしていた。
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対斯衛軍終幕
マブラヴの小説少ない気がして勢いで書いてますので更新遅め、不定期ですが良ければ読んでやって下さい。