No.675572

魔法少女リリカルなのはtheSORCIERofZERO~第6話~ファイター始めました。

TEITARAKUさん

大学が遠くて苦労しているKANNBARUです。
今回は久し振りにこっちを更新します。

2014-04-02 02:52:46 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:1844   閲覧ユーザー数:1798

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この作品は久し振りの更新なのでプロローグから見てくれたら嬉しいです。

こっちの更新ペースはマイペースです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高町家道場

 

 

 

 

 

リョウside

 

 

 

「2489……………2490………」

 

 

 

決意から三週間、俺は士郎さんから戦い方を教えてもらった。

教えてもらうのはウルトラマンレオ以来だ。

ファイターの力は使わず、体術や武器を使った戦い方を教えてくれた。

それと何故かリンの奴も特訓に参加していた。

今はウルティメイトブレスレットに戻っている。

 

 

 

「2499………………2500………こんなもんだろ」

 

 

 

《朝から元気だな》

 

 

 

「そうでもねぇよ」

 

 

 

《いつもなら疲れた顔をしているだろ?》

 

 

 

「……………………………聞くな………」

 

 

 

リンの言った通りだ、何故なら……………

 

 

 

~リョウ君、おはよう♪~

 

 

 

~お、おはようございます~

 

 

 

美由希さんのスキンシップがとても辛い。

ある日話を聞いていると、どうやら婚期が無くなってきていることに焦りを感じているらしい。

その時俺はこう言った。

 

 

 

~そんなことないですよ、美由希さんはとても魅力的な女性ですよ~

 

 

 

そう言った後美由希さんは顔を真っ赤にしてどっか行った。

それを何故かとリンに聞くと…………

 

 

 

《はぁ、お前はまったく…………》

 

 

 

とっ呆れられた、何故だ?

ていうかあれ、俺ってこんな口調だったけ?

記憶を取り戻してからか口調も変わったらような気がするが、まぁいいか。

 

 

 

(そういえば今日士郎さんを見てない………何処に行ったんだ?)

 

 

 

今日は色々と聞こうと思っていた。

高町家次女、なのはの事だ。

今は何をしているのかは、桃子さんから聞いていた。

ミッドチルダの時空管理局の局員になって働いているらしい。

俺からしたら大丈夫なのかと思った。

なのはの事だ、また何か考え込んでいるのか心配だった。

そう考えていたその時だった。

 

 

 

《ッ!!!リョウ!!!!》

 

 

 

「なんだ?って!!!」

 

 

 

俺の足下に魔方陣が現れた。

 

 

 

《転送魔法!!?、早く其処から逃げろ!!!別の場所に飛ばされるぞ!!!》

 

 

 

その場から逃げようとすると、魔方陣から白い鎖が飛び出て俺の身体に巻き付いた。

 

 

 

「んだよこれ!!!」

 

 

 

《バインド?!!しかもかなりの魔力を込められて…………》

 

 

 

「クッソォーーー!!!」

 

 

 

俺は成す術もなく、転送魔法で飛ばされた。

何処に飛ばされるかも知らずに。

 

 

 

 

 

士郎side(台詞のみ)

 

 

 

「うまくいったみたいだね」

 

 

 

『ただ場所は何処か此方でも分からないがね』

 

 

 

「君には感謝しているよ」

 

 

 

『珍しいものだ、君から頼み事が来るとは思っていなかったよ』

 

 

 

「僕だって頼る時は頼るよ?」

 

 

 

『なら言っておこう…………奴等が動き出した』

 

 

 

「?!、管理局が……………」

 

 

 

『恐らくそちらにも局員が来るだろう…………』

 

 

 

「力を隠せれば大丈夫だよ……………そっちは?」

 

 

 

『大丈夫だ、だが彼は大丈夫なのかい?』

 

 

 

「彼はとても読み込みが早い」

 

 

 

『だから"アレ"を教えなくてもいいと?』

 

 

 

「教えてばかりじゃあ人は育たない、試練は付き物だよ?」

 

 

 

『君らしい』

 

 

 

「そういえば"彼"は?」

 

 

 

『"彼"なら既に迎えに行っているよ』

 

 

 

「どの位強くなったかな?」

 

 

 

『かなり強いよ…………………すまない奴等に感付かれた…………またな………』

 

 

 

「君も気を付けて……………………………ジェイル」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???

 

 

 

 

 

リョウside

 

 

 

「ん?…………ここは?」

 

 

 

目が覚めて周りを見ると建物の中だだった。

窓から見える景色はボロボロになったビルが建て並んでいた。

さっきまで身体を縛っていた白い鎖は無く、自由に動けるようになっていた。

 

 

 

「リン、無事か?」

 

 

 

《無事だ》

 

 

 

「ここが何処か分かるか?」

 

 

 

《わからん、少なくとも地球では無いことはわかった》

 

 

 

地球ではないだと?!

 

 

 

「何処なんだここは?」

 

 

 

《ミッドチルダだ》

 

 

 

「ミッドチルダってはやてとなのはが働いている管理局がある世界か?」

 

 

 

この世界に来れたのは良かったが……………

 

 

 

「いきなり過ぎだろこれは…………」

 

 

 

《まぁ、確かにな》

 

 

 

「とりあえず、ここがどこなのかを…………………」

 

 

 

ドォォォオオン!!!!!

 

 

 

「!?、なんだ?!」

 

 

 

《リョウ、何かがこっちに向かってくる》

 

 

 

リンの警告を聞いて周りを警戒する。

 

 

 

《右だ!!!》

 

 

 

リンの声で右を見ると、空中を浮遊しているカプセルの形をしたロボットがいた。

 

 

 

「なんだ、あれは?」

 

 

 

そう呟いた瞬間、ロボットからレーザーが発射した。

俺はギリギリの所で横に飛ぶ。

 

 

 

「ッ!!!リン!!!」

 

 

 

《わかっている》

 

 

 

腰の辺りに光が集まりベルト…………ゼロドライバーが現れた。

右側にあるハンドルを引き、カードをセットする部分を展開する。

 

 

 

《ファイターとしては初めての実戦だ、大丈夫か?》

 

 

 

「あぁ、いつも通りに戦えれば問題ねぇよ」

 

 

 

右手にゼロカードを出現させ、カードをゼロドライバーにセットする。

 

 

 

「セットアップ!!!!」

 

 

 

ガチャン!!!!

 

 

 

《set up》

 

 

 

ハンドルを押し込むと、展開していた部分が元に戻り、アーマードファイターになる。

 

 

 

「さぁ、行くぜ!!!!」

 

 

 

建物から飛び出し、上空に浮遊しているロボット目掛けて飛ぶ。

 

 

 

(この状態でも空中を飛べる、空中戦は大丈夫だな)

 

 

 

レーザーが飛んでくるのを左腕に着いているアーマーがレーザーを弾く。

ロボットの目の前まで来ると右腕を振りかぶり、

 

 

 

「ウラァ!!!」

 

 

 

一気に降り下ろす。

すると右腕がロボットを貫通し、ロボットは爆発した。

後ろからレーザーが飛んでくるが回避し、蹴りを入れるとロボットは真っ二つになり爆発した。

遠くを見ると倒したロボットと同じ奴が複数飛んでいた。

 

 

 

「逃がすかよ!!!」

 

 

 

(リョウ!!!後ろだ!!!!)

 

 

 

リンの念話で後ろを振り向くと、ビルの屋上に紫の髪をした女性と青色の髪をした男がおり、後ろには二人の複数の仲間がいた。

男の方は空中を浮遊している。

 

 

 

「ファイター!!!やっぱり本当だった!!」

 

 

 

女性の方は戦う気満々だったが、男の方が手で制する。

 

 

 

「待て、ギンガはコイツら全員連れてガシェットの掃討に行け」

 

 

 

さっき戦ったロボットの名前、ガジェットって言うのか……………。

 

 

 

「ですが!!!ナカジマ一等空尉!!!ファイターが出現した事態には遂行中の任務を破棄し、排除しろと……………」

 

 

 

「ガジェットを野放しにして被害が出ていても見ていないフリをするつもりか!!!」

 

 

 

「兄さん!!!!」

 

 

 

「ファイターの相手は俺一人でする…………責任は俺一人で取る」

 

 

 

「………………わかり……ました」

 

 

 

ギンガと言われた彼女は男の命令に従い部下全員を引き連れてガシェット殲滅に向かった。

 

 

 

「さて、始めようか」

 

 

 

彼女達が離れるのを確認した男はバリアジャケットを解除した。

ん?解除した?

 

 

 

(馬鹿な…………解除したのにそのまま浮遊しているだと!!!)

 

 

 

すると男の腰に色は違うがゼロドライバーと同じ形をしたベルトが現れた。

 

 

 

「まさかお前は!!!」

 

 

 

「まだ自己紹介していなかったな、俺はリュウセイ・ナカジマ、時空管理局の一等空尉であり…………お前と同じファイターだ!!!」

 

 

 

男…………リュウセイはベルトにカードをセットし…………

 

 

 

「セットアップ!!!!」

 

 

 

《set up》

 

 

 

姿は少し違うが俺と同じアーマードファイターになった。

 

 

 

「……お前………名前は?」

 

 

 

「八神……………八神リョウだ」

 

 

 

「俺のことはリュウセイって呼んでくれ、じゃあリョウ……………少し相手をしてもらうぜ!!!!」

 

 

 

リュウセイはそう言うと間合いを詰め、右足の蹴りが飛んでくる。

 

 

 

「?!、チッ!!!」

 

 

 

左腕で防ぎ、右手で拳を握りリュウセイの顔を殴る。

 

 

 

「ガッ!!!!」

 

 

 

追撃を仕掛けるがあっさりと避けられ、リュウセイの拳が俺の腹を直撃する。

その後も蹴りには蹴りで返し拳なら拳で防ぎ、一撃喰らえば一撃喰らわせ、二撃喰らえば二撃喰らわせるという攻防が続いた。

 

 

 

(リョウ、奴等が此方に向かっている)

 

 

 

(奴等?ガジェットを倒しに言った奴等か?)

 

 

 

「ん?終わったか」

 

 

それをリュウセイも察知したのか動きを止めた。

 

 

 

「そろそろいいだろ、リョウ、お前を別の場所に飛ばす」

 

 

 

「何?」

 

 

 

「飛ばした後、飛ばした所に向かうからそこの近くで身を隠しておいてくれ」

 

 

 

「なぜ俺にこんなことを?」

 

 

 

「答えている時間がない、ギンガ達が戻ってくる前に飛ばさないといけないんでな」

 

 

 

リュウセイは手に四枚のカードを出現させ、ハンドルの側面にある溝に通していく。

 

 

 

《JUMP、ACCEL、INVISIBLE、SILENT……………"ESCAPE"》

 

 

 

「また後でな」

 

 

 

リュウセイの手が俺の肩に触れた瞬間、俺の体がさっきの転送魔法と同じように別の場所に飛ばされた。

 

 

 

 

 

リュウセイside

 

 

 

 

「うまくいったな」

 

 

 

アーマードファイターを解除してバリアジャケットを着ける。

 

 

 

「兄さん!!!」

 

 

 

暫くするとガジェットを掃討してきたギンガ達が戻ってきた。

ファイターとはバレていないな。

 

 

 

「ファイターは?」

 

 

 

「逃げられた、まさかもう1人来るとは思わなかった」

 

 

 

「ファイターがもう1人?!」

 

 

 

「いきなりだったからな、不意を突かれて逃げられた」

 

 

 

ファイターがもう1人現れた事を口で言ってもファイター専用のレーダーがある、それを欺く為の口実は作れた。

妹に嘘を付くのはとても心苦しいが仕方がない。

 

 

 

「二人のファイターと戦ってこれくらいで済むなんて……………」

 

 

 

「だが俺は命令違反をした、処分は俺1人で受ける」

 

 

 

「兄さん………」

 

 

 

「任務中はそう呼ぶなって………」

 

 

 

「す、すいませんナカジマ一等空尉!!!」

 

 

 

本音を言えば任務中でも兄さんと呼んでくれても良いのだが、それだと部下に示しがつかない。

 

 

 

「ナカジマ三等陸佐への報告は任せた」

 

 

 

「何処か行くんですか?」

 

 

 

「少し用事にな、これでも忙しいんだ」

 

 

 

「わかりました、では」

 

 

 

ギンガ達に後を任せ、現場を離れる。

会うかリョウに。

 

 

 

 

 

リョウside

 

 

 

「何処だよ此所は?」

 

 

 

リュウセイに飛ばされたのは、何処かの都市の路地裏だった。

此所が安全だと確認し、アーマードファイターを解いて身を隠す。

 

 

 

「リン、アイツがファイターってことは………」

 

 

 

《そういうことだろうな………》

 

 

 

「リョウ、いるか?」

 

 

 

暫くするとリュウセイが現れた。

 

 

 

「いきなりで済まないな、此方にも色々あったんだ」

 

 

 

「気にしてねぇよ、それよりも」

 

 

 

「わかってる、説明しよう、ミッドチルダでのファイターの立場を」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

変な区切り方ですいません。

もう少ししっかりしないと…………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 
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