No.671496 真・恋姫無双~白き牙を持つ者~ #120偽tokkeyさん 2014-03-17 01:34:21 投稿 / 全1ページ 総閲覧数:2609 閲覧ユーザー数:2412 |
~ 第120話 †劉備さんちの大移動6(妄想編)† ~
「はっはー!華雄っちまだまだやな!」
俺の目の前には仁王立ちした霞(しあ:張遼真名)がいる
その足元には悔しそうに霞を下から見上げる綾音(あやね:華雄真名)がいた
「くっ・・・兄上ごめんなさい・・・不甲斐ない妹を許し・・・て」
ガクッと効果音がつきそうな感じで力尽きる綾音
芝居なのがバレバレなので構うつもりはない、チラチラとこちらを伺ってるし
というか最後わざと攻撃食らったの分かってるぞ?
戦いの間、何かお互い話し合ってたみたいだしな
はぁ・・・とりあえず、綾音は置いといて目の前の霞に集中しよう
身体からドス黒い何かが染み出してるしな
「はぁぁぁぁぁくぅぅぅぅぅ!」
唇を三日月に曲げて嗤い、今にも飛びかかってきそうな殺意が漲る目
俺はあんな目を野生の熊とか虎で見たことあるぞ
完全に餌を見る目だな・・・何があったよ霞・・・
その圧倒される姿に俺はジリジリと下がる
霞はそれをジリジリと詰めてくる
「ウチはな~んもこわくあらへんよ~?」
「そ、それじゃ近寄ってこなくていいんじゃないかなぁ?」
「近寄らないとアカンや~ん?」
「それはどうしてかなぁ?」
「にゅふふふふ~」
「あは、あはははは」
その時俺は足元を見ずに下がってたせいでちょっと大きな石に引っかかり体勢を崩してしまう
その隙を逃すほど霞は甘くなかった
「にゃああああああああ!」
一気に間合いを詰めてくる、しかも猫科動物のように腰を低く一気に加速して
ちょ!?猫っぽいと思ってたけどそこまでか?!
あまりの速さと体勢を崩したせいで横に移動することができずに腰にとてつもない衝撃がくる
「ぐっ!?」
倒された俺は起き上がろうとするが、霞がそのまま馬乗りの体勢になっており動けない
やばい!と思って霞の顔を見ると瞳に光が点ってない感じで虚ろだ
そして、俺の胸の辺りの服を両方の手で掴み無理やり上半身だけ起こされる
見つめ合う形になっているが、とても怖いです
霞の口がパクパクと動くと同時に頭に激痛が走る
「やっと捕まえたわど阿呆!」
霞が自分も痛いだろうに頭突きを遠慮なしの全力でしてきた
目の前がチカチカするほどだ
「痛いやろう!ウチはそんくらい心配して胸が痛かったんや!」
頭突きされた所を両手で抑えてると霞が俺から降りて手を差し伸べてくる
「ん、いこか」
「え?何が?」
「え?ウチも白(はく)についていくんやけど?」
「いや、いらないんだけど」
俺の言った言葉に空気が凍りつくのが分かった
いや、霞はこのまま曹操(そうそう)軍にいてもらわないと困るんだけど
何を言ってるのこの子?と首を傾げてしまう、その際まだ倒れたフリしてる綾音と目が合うが
両手を顔の前に合わせて~南無~?何が?
目の前の霞はフルフルと震えてるどうしたもんかと思った次の瞬間
「本当に死んでまえ!」
俺の顎を正確に打ち抜いた正拳突きに意識は完全にかりとられた
次目を覚ましたときには両手両足には巨大な鉄球をつけられ
曹操達に監禁されて、そのまま俺は一部の人達だけに知られたまま時代の闇へと消えていった・・・
その後大陸がどうなったかは知らない・・・
「ちょおおおおおおおっとご主人様どうなっちゃったのよおおおお!
これは龍臣ちゃんにはお仕置きが必要ね・・・ぐふふ・・・」
人の気配がするな・・・だれ・・・だ?
「貂蝉(ちょうせん)か助けに!?」
「た~つ~お~み~ちゃ~ん・・・ぐふふふふふ
覚悟はいいわねぇ~?」
「ナニをする気だ・・・やめっ!」
「「はっ!?どこかで何かにおいましゅよ!?」」
その後、白が発見された時服がボロボロでひどく怯えていたそうな・・・
~あとがきっぽいもの~
何か妄想をしてたら、途中からおかしくなりました
最初からおかしいですね?何が一体どうして霞がこうなった?
ヤンデレモードだと思ってればこれはこれで・・・ダメですかね!?
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この物語は本編とは関係のない妄想編です
何故かこうなった。。。本編にできないので妄想編となります!