No.667485

銀の槍、蒼褪める

ある日、銀の槍は息子の変化に気付く。その初めてみせる変化に、彼の顔は蒼褪めるのであった。

2014-03-02 20:55:15 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:677   閲覧ユーザー数:668

「……む、帰ったか銀月」

「ああ、ただいま、父さん」

 

 帰ってきた銀月に、庭で槍を振るっている将志は声をかける。

 それに対して、銀月も返事をする。

 

「……夕食は居るか?」

「大丈夫だよ。霊夢のところで食べてきたから」

「……どうせお前が作っているのだろう?」

「あはは、さすが父さん。俺のこと良く分かっているな」

 

 将志の問いかけに、銀月は笑ってそう返す。

 それを聞いて、将志はフッとため息をついた。

 

「……ふむ。今日はもう休むが良い。明日もまた早いのだろう?」

「そうだな。今日はもう寝るよ。おやすみ、父さん」

「……ああ、おやすみ」

 

 挨拶をすると、銀月は自室へと戻っていく。

 将志はそれを見送ると、自分も木造の本殿の中へと入っていく。

 

「…………」

「あれ、どうしたの将志くん? 顔が真っ青だよ?」

 

 中に入ると、牛乳瓶を片手に持った愛梨が声を掛けてきた。

 どうやら風呂上りのようであり、ペイントが施された頬は赤く上気している。

 一方、その声が示すとおり将志の顔からは血の気が引いており、見事なまでに蒼ざめていた。

 

「……愛梨、銀月以外の全員を集めてくれ。少し相談がある」

「え、どうしたの?」

「……いいから早く」

「う、うん……」

 

 深刻な表情の将志に促され、愛梨は主だった面々を集めていく。

 しばらくすると、銀月以外の住人が広間に集まっていた。

 

「どうしたんだ、兄ちゃん? いきなり集めてよ」

「何かあったんですの?」

 

 突然の召集に、一同は首をかしげる。

 そんな面々に、将志は質問を投げかけた。

 

「……銀月の口調が変わっているのだが、何があったか知らないか?」

「口調……でござるか?」

「……自分のことを『僕』と呼んでいたのが『俺』に変わっている上、子供っぽさが無くなっているのだ」

 

 将志は銀月の口調の変化を端的に告げた。

 それを聞いて、愛梨達はめいめいに考え込んだ。

 

「それはまた急に変わったね……何かあったのかな?」

「誰かの真似でもしてるんではないんですの? 例えば、お兄様の真似とか」

「……それは無いだろう。何故なら銀月ならば声色まで真似できるはずだからな。声そのものには変化は無かった」

「もしかしてグレた? よし、それならおしおきとして頭からバリバリ食べ、」

「だらぁ!!」

「おうふっ!?」

 

 とんでもないことを言い始めたルーミアに、アグナが心臓を打ち抜くコークスクリューパンチを叩き込んだ。

 ルーミアが崩れ落ちると同時に、将志の前方の空間が裂けて人影が飛び出してきた。

 

「ちょ、ちょっと将志!!」

「……ん? いきなりどうした、紫?」

「銀月の口調がガラッと変わっているのよ!!」

 

 スキマから飛び出してきた人物、紫は血相を変えて将志にそう詰め寄る。

 どうやら、彼女も銀月の変化を感じて飛び込んできたようであった。

 将志はそれを受けて紫の方を向いた。

 

「……今その話をしているのだが……」

「その前に、ちょっと待つでござる。銀月殿は今寝室にいるはずではござらぬか?」

 

 涼がそう呟いた瞬間、一同の視線が一斉に紫の方を向く。

 その視線には紫に対する懐疑の念が込められていた。

 

「……確かにそうだ。寝室に入り込んだのか、紫?」

「だって、銀月はいつどうなるか分からない子なのよ? こまめに様子を見てあげないといけないじゃないの」

「……それで、本音はなんですの?」

「それが本音よ?」

「だったら、何も寝室に直接行く必要はねえんじゃねえの?」

「案外、自分の子供みたいな感覚で会いに来てたりして♪」

「……そんなこと無いわよ?」

 

 にこやかに笑いながら紡がれた愛梨の言葉に、紫は一瞬言葉を詰まらせる。

 それに対して、将志は軽くジト眼を送った。

 

「……おい。今の間は何だ、今の間は?」

「……何よ、良いじゃないの。日頃の疲れを癒してくれる子に会うくらい」

「わはは~、それじゃあ子供というよりペットに構いに行く飼い主ね~♪」

 

 不貞腐れた様子で話す紫に、ルーミアが心底楽しそうにそう言った。

 それを聴いた瞬間、涼の表情が若干軽蔑するような表情に変わる。

 

「……うげ、紫殿にそんな趣味が……」

「違うわよ!! そんなアブノーマルな趣味はしてないわよ!!」

「なるほど、つまり逆光源氏を狙ってますのね。恐ろしい女ですこと」

「キャハハ☆ だとするとギルくんも危ないかもね♪」

 

 慌てて涼の発言を否定する紫に、六花と愛梨がくすくす笑いながら追い討ちをかける。

 

「……貴女達、覚えてらっしゃい」

 

 それを、紫は恨めしげに見つめるのだった。

 

「それは置いといてよぉ、とにかく銀月がどうかしちまった訳だろ? 紫、どんな印象だったんだ?」

 

 そんな一行を尻目にアグナが話を始める。

 すると紫はサッと思考を切り替え、銀月の様子を思い出した。

 

「そうね……口調が変わった以外は対して変化は無いわね。少なくとも、何か嫌なことがあったと言うわけでは無さそうよ?」

「誰かの口調を真似たとかは無いんですの? お兄様とか」

「ん~……それも無いわね。確かに将志に似せてはいるんだけど、将志や人狼の長みたいに小難しい口調じゃないし、アグナや人狼の子ほど乱暴な口調でもないし……きっと自分なりに考えてあの口調になったんだと思うわ」

「……だとするならば、いったい何故突然口調を変えたりしたのだろうか……アグナ、分かるか?」

 

 考え込む将志は、アグナにそう問いかけた。

 すると、アグナはキョトンとした表情を浮かべた。

 

「え、何で俺に振るんだよ、兄ちゃん?」

「……いや、一番今の銀月の口調に近いのがお前だったからな。何か分かるかと思ってな」

「……流石にそんなことはわかんねえよ。俺は最初っからこんな口調だったしな」

「……ふむ、やはり明日銀月に直接聞いてみることにしようか」

 

 そう結論付けると、一同はいったん解散することにしたのだった。

 

 

 

 

 

 翌朝、霊夢の朝食を作りに博麗神社へと向かう銀月に将志が話しかける。

 

「……銀月。なにやら口調が変わっているが、何かあったのか?」

「あはははは……何でもないよ、父さん。それじゃ、行ってくる!」

 

 銀月は乾いた笑みを浮かべると、逃げるように飛び出していった。

 

 

 

 

 

「……というわけで、銀月は話してくれなかったわけだが……」

 

 将志は深刻な表情で周囲にそう話す。その声は沈んでおり、不安がにじみ出ていた。

 やはり、子供に起きた変化の原因がわからないことは相当な不安材料のようであった。

 それを聞いて、愛梨が考え込むように唇に人差し指を当てる。

 

「う~ん……何か言いづらい事でもあるのかな?」

「とは言っても、あの銀月が非行に走るとは考えにくいと思いますわよ?」

「え~、分からないわよ? 子供って意外と親の知らないところで色々やっているものじゃない? ほら、現にみんなに隠れて修行してるじゃない」

「それを言われりゃつれえな……確かに俺達も銀月の行動を全部見てるわけじゃねえもんな……」

 

 ルーミアの発言にアグナも苦い表情を浮かべる。

 何故なら、銀月が人の目から隠れて色々やっていることは周知の事実なのである。つまり、その中で銀月が何をやっているかは、誰にも分からないのだ。

 その一方で、楽観的な表情を浮かべて涼が喋りだした。

 

「とは言うでござるが、それならば普通は全く尻尾を掴ませない様にするのが普通ではござらぬか? 疚しい事が無いからこそ、今のように口調が変わったのだと拙者は思うでござるよ」

「……ふむ、ルーミアの言うことも分かるが、涼の意見にも一理ある。さて、この場合どう考えるべきだろうか?」

「やっぱり、直接本人に聞くのが一番じゃない?」

 

 将志の言葉に、ルーミアがそう口にする。

 それを聞いて、将志はその方を向く。

 

「……確かにそうだが……どうやって聞きだすつもりだ? 俺が訊いても話してはくれなかったのだぞ?」

「簡単よ、言わなければ指を一本一本かじって、」

「アホかぁ!!」

「あふんっ!?」

 

 アグナの黄金のかかとがルーミアの頭頂部に突き刺さる。

 倒れ臥すルーミアに、六花が呆れ口調で話しかけた。

 

「拷問はダメですわよ、ルーミア。もうちょっと平和的な方法を考えるべきですわ」

「ねえ、一つ思ったんだけどさ、他の誰かが原因を知ってたりしないかな? 本人が喋りたく無いんだったら、他の人に聞けばいいと思うんだけどどうかな♪」

 

 愛梨は周囲に対してそう提案する。

 しかし、それに対してアグナが疑問の声を上げた。

 

「そりゃそうだけどよ、誰に訊きゃ良いんだ?」

「そこなんだよね……その誰に訊けば良いかが分かんないんだよね~……」

 

 アグナの質問に、愛梨はため息をつきながらそう呟いて黙り込んだ。

 

「やっぱり、私が銀月の指を」

「テメェは銀月を食いたいだけだろぉ!!」

「うわらばっ!!」

 

 立ち上がって発言するルーミアの顎を、アグナのサマーソルトキックが捉える。

 ルーミアは真上に打ち上げられ、頭から床に落下した。

 その光景を尻目に、将志が口を開いた。

 

「……その尋ねる相手だが、心当たりがまるで無いわけではないぞ」

「え、誰ですの?」

「……銀月の研修先……アルバート達が何か知っているかも知れん。子育てとしても向こうが先輩だ、ついでに助言なども聞けるかも知れん」

「あ、そっか♪ そういうことなら僕も聴きに行こうかな♪」

「……ふむ、そうと決まれば銀月が戻り次第向かうとしよう」

 

 

 

 

 

 そしてその日の夜。

 

「なに? お前の息子の口調が変わった理由が知りたいだと?」

「たったそれだけのことでわざわざここまで来たわけ?」

 

 銀髪の青年の質問に、スーツ姿の初老の男は呆けた表情を浮かべ、その横では薄紫色のアラビアンドレス姿の褐色の肌の女性が唖然としていた。

 将志達は銀月のことについて相談するために人狼の里に出向いていたのだ。

 

「うん、そうなんだ♪」

「……急に変わったものだからな、何か起きたのではないかと……」

「何しろあの子は訳ありだから」

 

 人狼と魔人の夫婦の質問に、三者三様の答えを返す。

 すると、将志は自分の隣に立つ紫色のドレス姿の女性を見やった。

 

「……で、何故紫まで居るのだ?」

「理由なら今言ったじゃない。あの子は訳ありなのよ? ふとした弾みにあの日の再現なんてことになったら大変よ?」

「……だから、この前も言っただろう。それでわざわざお前が出てきては俺が預かる意味がなくなると。それに、紫が動くと飛んだ大事の様に見えてしまうだろうが」

「だって大事ですもの。銀月の能力が分からない以上は余計に。銀月の能力が『全てを滅ぼす程度の能力』だったらどうするつもりかしら?」

「……それならば、あの場に負傷者など出るはずがないだろう」

「ええい、言い争いなら他所でやれ貴様ら。そんな大事が起こっていたならとうの昔に貴様らのところに駆け込んで居る。全く、血相を変えて飛び込んできたから何かと思えば、子供の口調が変わった理由が知りたいとは……」

 

 不毛な言い争いを続ける続ける二人に、アルバートは少々苛立ちながらそう声をかける。

 その横で、ジニが呆れ果てたように深々とため息をついている。

 

「本当にね……子供の口調が変わるくらい良くあることじゃないの。うちのギルだって、いつの間にか口調が変わってたぐらいの認識だったわよ?」

「……そういうものなのか?」

「そういうものだ。大体、お前達は自分の領地に居る子供と話したりしないのか? 銀の霊峰の麓の集落にも妖怪の子が居るはずだろう?」

「……うちの市井の警邏は全て部下に任せていたからな……」

「きゃはは……そんな変化に気付くほど関わってはなかったもんね……」

「私も男の子の成長を見るのは初めてね。子供といえば巫女の相手ぐらいしかしてないし」

 

 アルバートの質問に、問いかけられた三人は気まずそうにそう答えた。

 それを聞いて、アルバートはため息をつきながら首を横に振った。

 

「……やれやれ。とにかく、お前の息子の口調が変わったことは別に大した事ではない。理由もギルから聞き及んで入るが、それも些細なことだ」

「……その理由とやらを是非とも聞かせてくれないか?」

「僕も聞きたいな♪ 銀月くんが何を気にしてああなったのか気になるしね♪」

 

 将志達はアルバートに銀月の口調が変わった理由を聞き出そうとする。

 それに対して、ジニはその理由を思い出して微笑ましい表情を浮かべた。

 

「ふふっ、結構可愛い理由よ?」

「……もったいぶってないで早く教えてちょうだい」

「何でも、年下の人間の子に話し方が子供っぽいと言われてショックを受けたらしいのだ。それが原因で周りが口調を変えるように勧めたみたいでな」

 

 アルバートから理由を聞いて、一同はぽかーんとした表情を浮かべた。

 

「……それだけか?」

「ああ、そうだが?」

「な~んだ……そんなことだったのか♪」

 

 想像していたよりもずっと些細な理由に、全員気の抜けた表情を浮かべる。

 そんな三人に、ジニが何かを思いついたように頷いた。

 

「ああ、それからお互いの平和のためにここで理由を聞いた事は秘密よ? 銀月くん、結構気にしてたみたいだから」

「……ああ、分かっている」

「うむ……しかし、お前意外と子煩悩だな、将志?」

 

 アルバートにそう言われ、将志は不意を打たれた様な表情を浮かべた。

 

「……そうか?」

「試しに訊くが、銀月が一人暮らしをしたいと言えばどうする?」

「……条件付で一人暮らしをさせるが?」

「どんな条件だ?」

「……大した事ではない。週に一度顔を出してもらうだけだ」

 

 その言葉を聞いた瞬間、夫婦は顔を見合わせた。

 

「……思ったより重症ね」

「男子でこれか……子離れ出来るのか、こいつは?」

「銀月くんが男の子で良かったわね」

「ああ。もし女子であったら恋人を連れてきたときにどうなっていたやら……」

 

 本人を目の前にして、言いたい放題言うアルバートとジニ。

 そんな二人の発言を聞いて、将志は首をかしげた。

 

「……そんなに酷いか?」

「ああ、割と酷いぞ」

「キャハハ☆ 子煩悩な将志くんはさておき、銀月くんに大した事がなくて良かった良かった♪」

「……私は前の口調の方が可愛くて好きだったけどね」

 

 笑顔を見せる愛梨に、紫がぽそっと呟く。

 それを聞いて、ジニはため息混じりに話しかけた。

 

「それ、本人の前で言っちゃダメよ? 銀月が子供っぽいって言っているのと同じだし、下手を打つと泣くわ」

「ついでに言えば、男子に可愛いというのもあまり良い顔はされんな」

「……ああ。正直、あれは言われると複雑な心境になるな。悪気がないだけに、反発しようにも出来ん」

 

 複雑な表情を浮かべながらお互いに頷きあう男二人。

 どうやら二人とも身に覚えがあるようである。

 

「そうね。一度ならいいかもしれないけど、言い過ぎると拗ねるわ」

 

 ジニは意味ありげな微笑を浮かべながらアルバートを見つめる。

 それを見て、将志はアルバートに眼を向けた。

 

「……拗ねたのか、アルバート」

「喧しい」

 

 将志の問いかけに、アルバートは不貞腐れた表情で頬を背けた。

 その行動はもはや肯定に等しいものだった。

 そんなアルバートを見て、ジニは柔らかい笑みを浮かべた。

 

「本音を言えば、拗ねたところも可愛いのだけどね」

「キャハハ☆ ごちそうさま、だよ♪ 僕も将志くんに言ってみようかな~?」

「……頼むからやめてくれ」

 

 ニコニコと笑いながらこちらを見る愛梨の言葉に、将志は苦い表情を浮かべてそう言った。

 そんな将志の横で、アルバートがポンと手を叩いた。

 

「さて、せっかく集まったことだし酒でも飲むか? この間酒蔵を改めていたらかなり上物のブランデーを見つけたのだが……」

「……ふむ、もらって行こう。愛梨はどうする?」

 

 嫌な話題から逃げるようにアルバートがそう言うと、将志もとっとと逃げたいのか即座に頷いて答えた。

 その将志の問いかけに、愛梨はにっこり笑って頷いた。

 

「僕ももらっていこうかな♪ ゆかりんは飲んで行くの?」

「私はちょっと仕事があるから遠慮しておくわ。じゃあ、私は先に失礼するわよ」

 

 紫はそう言うとスキマを開いてその中へと消えていく。

 それを確認すると、アルバートは立ち上がった。

 

「ふむ、ならばグラスは四つだな。では持ってくるとしよう」

 

 

 

 

 

 将志達が人狼の里から帰ってくると、銀月が蝋燭の明かりの下で本を読んでいた。

 親が帰宅したのを察知して、銀月は顔を上げる。

 

「あれ、父さん? 今までどこに行ってたんだ?」

「……少し話を聞きにな。まあ、他愛もない話だ」

「ふ~ん……で、酒を飲んできたと」

「……ああ」

 

 銀月はそう言いながら将志の背後を見やり、将志は背負っているものに眼をやる。

 

「ふにゃ~……将志く~ん♪」

 

 するとそこには、顔を真っ赤にして将志の背に頬ずりをしている愛梨の姿があった。

 その表情は幸せそうであり、蕩けた表情をしていた。

 

「あはは……愛梨姉さん、すっかり酔っ払ってるね」

「……ああ……」

 

 将志はそう言いながらため息をつく。

 それを見て、銀月は首をかしげた。

 

「……やけに疲れてるけど、どうかしたのかい?」

「……いや、それがな……」

「そ~れ、ペロペロペロ♪」

「っっっっっ!?」

 

 将志が銀月の質問に答えようとすると、愛梨が将志の首から耳にかけてを小さい舌で舐め回した。

 その湿っぽく生暖かい感触に、将志は背筋を震わせる。

 

「……なるほどね。ちょっと水を持ってくるよ」

「……頼む」

 

 銀月は苦笑しながら立ち上がり、水を取りに行くのだった。


 
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