No.656632

Element fairy 第11話

雷光夢幻さん

お待たせしましたーって読者いるのかな?

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2014-01-22 01:51:15 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:235   閲覧ユーザー数:230

氷牙が入院して数日後の学校での出来事

 

「恋背さん、飛山君はお元気ですか?」

突然私に話しかけてきたのはかつて私を酷くいじめていた女グループのリーダーである

「元気も何も行って見たらわかるんじゃないの」

私は今非常に苛立っている、何故ならかつてのことを無かった事にするような女なのだから

しかも嫌なことにこいつを引き取っている仮の両親は父は政治家母は看護師なので普通は、

しつけが厳しいはずなのにその2人は仮とはいえ初めての子供なのだから甘やかしているのは

こいつを見たらわかる私はこういう奴が大っ嫌いなのだ私の両親は戦闘で死んだ

それをこいつは笑い話のように学校中に言いふらしたおかげで私はいじめにあいいつも、氷牙に助けてもらっていた

でも、氷牙が皆の前で

「親同士が仲良かったんだし一緒に暮らさないか?萌香の家は奴らに燃やされて無くなってるから代わりに俺の家に来いよお前は料理が上手なんだからさ」

この言葉を聞いた時周りは驚いていたが私自身は、嬉しかった

そして私と氷牙は一緒に暮らし始めた。

と、私が思い出にひたっているとまたあいつが話しかけてきた

「そんなこというけどさ〜、あの病院家族しか面会できないじゃんだからあんたに聞いてんのよ」

確かに氷牙の入院してる羽山病院は家族しか面会させてもらえない、それは隼人お兄ちゃんがまだ医院長になった時の話だ。

突然ナイフを持った男が病院に入って来たらしく、その時その男の上司だった男が刺されたとのことだ、幸い、命に別状は無かったみたいなので大事にはならなかったらしいその日を境に羽山病院は家族しか面会出来ないようになったのだ。

するとあの女が、また何か言ってきた

「恋背さんはあそこの医院長とお知り合いなのだからなんとかお話しして私だけでも合わせてもらえないかしら?」

いらっときた確かに私は隼人お兄ちゃんとは知り合いだそれはともかく、クラスのみんなではなくこの女だけと言ってきた普通はクラス皆で行くなら私もいらっとはこない、

けど、この女は自分さえ氷牙に会えればいいと思っている、それに追い打ちをかけるようにあの女は言い放った

「クラスみんなで行くと迷惑になりそうだから私が代表で行こうかなと思うのですよ、そして上手くいけば彼と恋人同士に〜」

プチッ

その時私の中で何かが切れるような音がして気づいたら口が動いていた

「ふざけないで!」

その言葉に皆驚いているけどそれでも私は続ける

「クラスみんなで行くと迷惑になるからあんた1人で行くって?ふざけるのも大概にしなさいよ!あなたはこのクラスのみんながどれだけ氷牙を心配しているのがわからないよ!?代表で行くならあんた以外でもいいじゃない!あんたはただ、自分の下心のためだけに言っただけでしょうが!現に氷牙と恋人になれるって言ってるけどねお金とか外見とかには氷牙は興味ない!氷牙は人を好きになる時はその人の性格を見て選んできた!だから、私は氷牙を好きになったのよ!」

言ってしまった私は怒ると言わなくていいことまで言ってしまうそう言って私は教室を飛び出してあるところに向かった

 

「ん?萌香じゃないかどうしたんだ?」

そう、私が向かったのは聡子お姉ちゃんがいる保健室だ。

そして私はさっきまでのことを全て聡子お姉ちゃんに話した

そしたら、お姉ちゃんは私を抱きしめてくれた、そして一言

「無理しなくていいんだよ、泣きたい時は泣な、よく頑張ったね、こんなにも目尻に涙を浮かべちゃって」

聡子お姉ちゃんの言葉で私は気が付いた、さっきからやけに視界が霞むと思っていたら、そうか私は泣いてたのか。

「うぅ、うわぁぁぁぁぁん!」

そして私は大きな声を出して泣き出してしまった

そしてしばらくして、私は落ち着いてきたので聡子お姉ちゃんから離れた

そして私は聡子お姉ちゃんに氷牙の事が好きだと話した好きになった理由も全てを話した

すると聡子お姉ちゃんは

「その気持ちは自分から言ってはいけないよ女はね好きな男を振り向かして告白させなきゃいけないよ

自分から告白しちゃったらつまらないだろ?」

聡子お姉ちゃんが意外な事を言って驚いたのと同時に嬉しかった、この人は私のことを応援してくれてるって思うととても嬉しかったそして、お姉ちゃんはもう一言私に言った

「今日はもう早退して早く氷牙のとこに行ってやんな先生たちには私から言っておいてあげるからさ荷物は後で届けるから今からお行き」

そう言ってくれたので私は直ちに下駄箱に向かい氷牙のいる羽山病院へと走った

おまけ

萌香が走り去った後のひとりぼっちの保健室

「やれやれ、まさか、相思相愛とはねこりゃー今後が楽しみだ」

保健室で1人呟いているのは黒河聡子であった

彼女はすでに隼人から氷牙の気持ちを聞いていたのでとても喜んでいて

その後隼人にすぐさま電話して今日あったことを伝えた

まさかの萌香さんが切れてしまいましたね〜さてさて今後はどうなることやら

次回は萌香と氷牙が気持ちを伝え合いますさてどうなることやら念の為コーヒーの用意をどうぞ


 
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