世界に束姉さんとISが知れ渡った日
二人が戻ると共に俺達は直ぐに行動を起こした
まず篠ノ之家は一足先に『極東武蔵』の住人になる事になった
篠ノ之神社の神主である箒と束の父親である篠ノ之柳韻(りゅういん)さんはそのまま極東にある篠ノ之神社で神主を続けてもらうことになる
本国(日本)にある神社は親戚の人に管理してもらうことになっているそうだ
荷造りを既に終えて・・・・・別れの時間が来た
箒「ぐすっ・・・・かずとぉ~」
一刀「大丈夫だって、また会えるから・・・・ね?」
箒「ひくっ・・・・ほんとう?」
一刀「ああ」
一刀「・・・・・でも」
箒「・・・でも?」
一刀「お前の笑った顔みてサヨナラしたいな」
箒「!!・・・・(ゴシゴシゴシ)これでいいか?」ニコッ・・・・
一刀「・・・・ああ。上出来だ」
泣きじゃくっていた箒は精一杯の笑顔を俺に向けてくれた
再会の約束にって二人で指切りもして
極東に行くために束姉さんの人参ロケット拡張型に篠ノ之家が乗っていく
千冬姉さんも師事していた柳韻さんとの別れの言葉を交わしている
俺と箒は先ほど別れを済ました
そして束姉さん、柳韻さんが乗り込んで最後に箒が振りかえって最後の言葉を交わした
「また会おう」って
小さい少女が俺のお願いで笑顔をくれたんだ。これくらいのご褒美は与えるべきだよな?
一刀「箒!」
箒「?・・・なんだかずt・・・・・!/////」
俺は振り返った箒の唇に、俺の唇を重ね合わせた
ほんの数秒だけ重ねた唇を離すと、人参ロケットは扉を閉めて上空へと飛んで行った
その日から世界は瞬く間に変わっていった
世界中の国々から研究員が派遣され、篠ノ之束博士の元に集い。ISの基礎知識を叩き込まれ
各国は即座に中学生から大学生、成人になったばかりの若い者達を集めIS適性検査を実施
将来ISを扱えるように速くて小学生高学年、遅くても中学生から教材に加えるべく準備が進められた
IS学園は高校生を集う事になっている、そのため。入学以前から基礎知識を身に付ける為だ
無論、日本もその例に漏れず世界中でも最もISを所持し、学生の人数もダントツだ
そんな歴史が変わる流の中に居る俺達の日常は表向きは平穏の一文字だった
それでも少しは変わったことがあるんだ
千冬姉さんが『極東武蔵』と『日本』の国家代表に成ったのだ
極東は極一部。束姉さんや各部署筆頭の推薦で国に所属していながら『極東武蔵』にも名前を連ねる事が出来る
無論、非公式だけど俺は『極東武蔵』に所属している。箒も勿論『極東武蔵』に属している
そして俺のクラスに今日、転校生がやって来た
・・・つづく?
あとがき
どうもアサシンです
少々無理やり感が残る短めな話になりました・・・・・・がっ!
一刀が最後の最後でやりやがりましたデス(!▽#♪)
そして箒が居なくなった教室にセカンドがやってきます
次回 真・恋姫IS 第七話
セカンド幼馴染みはツインテール
ではでは
再来~~~
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ISと篠ノ之束の存在が全世界に知られる事と成った日
少年と少女に別れが訪れる