No.652619 ハンニバルでリリ狩るマジ狩るポーとテトさん 2014-01-07 18:56:21 投稿 / 全1ページ 総閲覧数:2173 閲覧ユーザー数:2113 |
時空管理局、ジュエルシード事件、通称P・T事件参考資料。
第97管理外世界``地球``、ここにスクライア一族が発掘したと言われる願いを叶えるといわれる魔力結晶体ジュエルシード、そこに21個全てが落下してしまう。
そこで我々時空管理局は地元の民間協力者と共に全てのジュエルシードの回収を行った。
そこで現れたのが本事件で我々が保護したプレシア・テスタロッサの作り出した人造魔導士、プロジェクトF.A.T.Eにより創り出されたプレシア・テスタロッサの実子、アリシア・テスタロッサもクローン、フェイト・テスタロッサ。
そしてもう1つ、今事件で最大の謎の現地生物。
その姿は二足歩行の翼を持った一匹の竜、黒炎を自在に操り、人間のような格闘技を使い非常に知能が高い竜がジュエルシードを一つ飲み込み転送魔法の様な物でその場を去ってしまった。
今回、現地の民間協力者の証言でもあのような生物はいないと言う。
また、その場にいた執務官クロノ・ハラオウンの証言では現地の民間人が苦しみだした瞬間あの黒竜に変身したと言われている。
我々時空管理局は新種の病原体が人間をあのような姿にしたと推測している。
続けて我々管理局はこの世界の現地調査を続けていく事を最高評議会が決定していった。
時空管理局次元艦アースラ管制官エイミィ・エミリッタによるジュエルシード事件に関する事件レポートより抜粋。
朧サイド
ヴォルケンズに蒐集を任せて俺ははやてちゃんと一緒に病院へ検診から帰る途中。
順調に回復したといってもやはり生死の境目を越えようとしていたわけだし通院を言い渡されてはやてちゃんの足と一緒にこうしてここにいると言う訳だが。
「はやてちゃん、どうだった?」
紫色の髪をした小さな女の子と金髪の小さな女の子が長いリムジンに乗ってやって来た。
その長いリムジンを目にした俺は呆然とした。
「え、何これ? 長いんですけど。長いリムジンから小さな女の子が二人も出てきたんですけど?」
「ちょっと、あんた寝てる時は静かなのに起き出すと煩いのね」
「何だこのガキンチョ、摩り下ろすぞ?」
俺が金髪のガキンチョに近づくとツーっと生暖かい液体が首から流れ落ちる。
触ると俺の首から流れるのは赤い液体、血だった。
「おやおや、乱暴なお方ですね」
金髪のガキンチョのすぐそばに立っていた燕尾服を着た老人が立っていた。
キランと老人の指先からいくつも光り輝く。
「あんた、それって」
「チッチッ、余計な事は喋るなよ小僧?」
えーーーーー、何この執事!?
鋼糸っ!
鋼糸を使うのこの執事がいるってどこのゴミ処理屋だよ!
「ヤ、ヤボー・・・・」
「どうかしたんですか朧さん?」
俺が命の危機を感じ汗を流しながら下から顔をのぞかせる紫の小さな女の子.
「なんでもないよって何で俺の名前知ってるの?」
「はやてちゃんがいつも朧さんのことを話してくれていたので、あ、私月村すずかって言いますよろしくお願いします」
「ふん、私はアリサよ。それにしてもなんだか乱暴な奴ねあんた?」
「ああん?」
「おい、坊主?」
「ほい、ごめんなさい!」
横に立っている執事に脅させられ俺はつい変な風に返事をしてしまった。
「全く、こんな奴がはやての家にいるなんて危なくない?」
「俺は人畜無害な男だから大丈夫だよっだ」
「何よコイツ!」
そして俺ははやてちゃんのついでという事で一緒にアリサの家へ向かって行った。
「ほえ、なんだお前の家って金持ちか?」
「別に私のパパが社長なだけよ」
俺が屋敷を観察していると執事が俺を呼びつける。
「あなた様はこちらのお部屋へ」
「そうだよな、全く。俺は何処へ連れて行かれるんだ?」
執事に案内されるのは一つの客間。
特に何か仕掛けているわけでもない、何かガスが充満されているわけでもない。
「おい、何のつもりだ?」
「イエイエ、別にただお嬢様からは貴方様を歓迎しろということしか」
「なるほど、根っからの執事って事か」
「そういうことでございましょうか」
執事に紅茶を注がれながら俺が待っていると。
『朧君今何処にいますか?』
シャマルさんと念話が繋がる。
『別に、こっちはアリサって子の家で茶を貰ってるだけですけど何かあったのですか?』
『ちょっと厄介な事になってね、あの二人がデバイスを新調した上に管理局の増援が来ているの』
その言葉を聞き俺が椅子から立ち上がる。
「おや、どうかなさいましたか?」
「わりい、急用思い出したんではやてちゃんを送って行って貰いませんかね?」
「ええ、勿論です。大切なお嬢様のお友達ですから」
「ありがとうございます!」
俺ははやてちゃんを置いてシャマルさんたちの下へ走り出した。
海鳴の町を走っていると巨大なドーム状に結界が広がっており管理局の魔導士であろう人間が結界を破壊しようとしていた。
『シャマルさん、今結界の傍まで来ました』
『こっちでも確認が取れたわ、早速転送するわね』
俺の足元に三角形の魔方陣が開きだす。
そのまま腕を上げ手首に付いている真竜に言う。
「真竜、いけるな?」
『質疑に答えます。答えはYES、私は貴方の為の神機です』
真竜が言うと俺はあの時と同じように黒一色に染まり背中に翼を生し手に神機を握り結界内に転送される。
転送されると姐さんは金髪の少女とあの青いボディスーツを着た女の子。
ヴィータが白い女の子と戦っていた。
「貴方は確かあの時の方ですね?」
声が聞こえ振り返るとそこには緑色の髪をポニーテールにし青い槍を持った一人の女性が立っていた。
「どこの誰ですか? 別に俺はデリヘルを頼んだつもりはないけど?」
「全く、そんなはしたない趣向を行き成り口にするなんて」
俺に一瞬呆れながら手に持つ槍を俺に向けだす。
どうやらこの女性はどこかで俺を監視しているのか、また、俺とどこかで会ったのかは定かではないが手に獲物を持っている時点で俺への敵対心を抱いているのは分かると自然と真竜に力が込められていく。
「そんな人があの守護騎士が付いてくるなんてよっぽど人望が厚いのね?」
「別に、俺とあいつ等とで目的が同じなだけだ」
その言葉を聞いた女性は鳩に豆鉄砲でも喰らった様な顔をしキョトンとする。
「貴方が闇の書の主でないの?」
「あーっと、そうだなそう言っておけば良かった」
しまった、俺がこいつ等の主って言えばはやてちゃんから管理局を避けれたのに何を口走ってしまってるんだ俺は!
『マスター、仕方ありません。ここは口封じに彼女を喋れなくしましょう』
「なるほど、人口頭脳が付いているのねそのデバイスには?」
「まぁ口うるさい奴ですよ」
俺も同じように神機を構える。
「それにしてもバリアジャケット、着なくていいのですか?」
「問題ないわ、貴方の攻撃を受けないければいいだけよ!」
地面を蹴り飛ばし女性が俺に突き出す。
そのまま一本の神機のシールドを開き神機に付いている触手を切り離し地面に突き刺し防御する。
「随分と乱暴にデバイスを扱うのね?」
「問題ねえよ、コイツは廃スペックだからな!」
残った神機をそのまま女性に振り下ろす、だけど。
「はぁ!」
「何!?」
細い真竜の刀身を突き出しそのまま俺は後ろに仰け反る、どんな器量を持ってんだこのアマ!? この器量、下手したら姐さんと同等。
油断したらこのアマの持つ槍で胸をグサリってやられそうだな。
「こなクソ! コイツでも喰らっとけ!」
地面に突き刺していた神機を引き抜きそのまま投げ出す。
「何っ!?」
『マスター、私は投擲武器ではありません!!』
うるせえ、こんだけ近かったら形態変化してる内にやられるわ!
「ディランダル!」
女性が自分のデバイスを口にすると青い結界を作り出し結界に真竜が突き刺さる。
「真竜モード2!」
「何、まだ何か隠してるの?」
突き刺さったままの真竜の刃から小さな刃がいくつも現れ刃が回転を始める。
「このままあんたを結界ごと切ってやるよ!」
「させないわ、ディランダル。エターナルコフィン!」
槍の先に青い粒子が集まり突き刺さった真竜に放たれると刃から徐々に氷付いていった。
「なんだよ、姐さんの炎といい、あんたの氷といい、魔法って何でもありだな!」
ゴトンと言う音を地面に鳴らしながら神機の刃が回転するのをやめる。
「それにしても興味深いですね」
「ああ、なにがだ?」
「貴方の先ほどの身体能力、そしてその体内にあるジュエルシードの膨大な魔力を耐えれる強靭な肉体。本当に人間ですか?」
「ジュエルシードって言うのが何か知らないが至って普通の人間のつもりだ」
俺の発言に驚きながら再び目を鋭くして槍を構える。
「そう、そこら辺もゆっくり話を聞きたいわね」
「デートの約束は出来ても権力のお世話にはなりたくないな」
「子持ちをデートに誘えるのかしら?」
「またまた、子持って行ってもまだ幼いでしょ?」
「いいえ、今年で十四よ」
「え?」
14の子持ちって嘘だろ?
だってどう見ても新妻でしょ?
『みんな聞こえる? 結界がもうすぐ破壊されそうなの、だから結界内に閃光弾を放つわ』
シャマルさんから連絡が入った瞬間、俺の足元に魔方陣が敷かれる。
「悪いけど出てきて早々帰らせてもらいますね」
「待ちなさい!」
その瞬間、結界内で眩しい光が放たれそのまま結界から脱出していった。
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皆さん、ハンニバルというキャラクターをご存知ですか?
特攻野朗Aチームという映画のリーダーの様になりたいと願ったら俺はトンでもない化け物になれるようになってしまいした