No.651984

魔法少女リリカルなのは Extreme(エクストリーム) 第七十二話

Blazさん

一つの区切りから十年。
今、成長した者達と新たな者達による新たな戦いが始まる。
そして、彼らは再び進化していく。

Strikers編 イメージソング

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2014-01-05 16:29:32 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:1765   閲覧ユーザー数:1641

Strikers編 第七十二話 「我等竜ヲ纏イシ戦士ナリ」

 

 

 

 

 

ミッドチルダ、西部・・・

 

ミッドの市街地の西部のある場所に数台のトラックが止まっていた。其処から、大量の荷物が降ろされて其処に建てられていた建物に運ばれていったのだ。

運ばれる物は機材や資材、そして中にはバイクなども入れられ、慌しい雰囲気だったのだ。

しかし、慌しくも明るい会話で作業は淡々と済んでいったのだ。

 

零人「ふぅ・・・・司令室はこんな感じかね。」

 

零人も自身の部屋や司令室を整理し、資料などをデスクなどに入れていったのだ。すると、大人姿のソルナが零人の部屋に入ってきたのだ。

 

ソルナ「零人、こっちは大体終わったわ。後は開発室と医療室、そしてガレージなどよ。」

 

零人「ってことは、隊員の私物とかは全員の部屋に?」

 

ソルナ「ええ。後、「あそこ」も整備できてるわ。」

 

零人「・・・よし。なら、俺はガレージの手伝いに・・・」

 

ソルナ「駄目よ。企業者の受領証と物資などの確認。人員の確認等々・・・貴方は貴方でやる事があるわ。」

 

零人「うっ・・・・・イキナリ補佐官っぷりを発揮してんなおい・・・」

 

イクス『まぁ、私はソルナが零人の補佐と言うのには納得していますよ。』

 

零人「・・・お前もかよイクス・・・・」

 

零人はそう言って自分の首にぶら下がっている蒼い十字架のネックレスのイクスに向かってそういったのだ。イクスは元はレイジングハートと同様に球体のデバイスだったが、どうやらジェネシスでの戦いの後でその形が気に入ったらしく、現在はこの形になっていたのだ。そして、話し方も人に似てきて、今では零人を名前で呼ぶほどである。

 

 

 

 

 

 

 

そして、外ではマサキがタブレットを使って入ってくる物資の確認をしていた。どうやら物資の搬入は順調らしく、テンポ良くタブレットをペンでタッチしていたのだ。

 

マサキ「生物の食料に野菜。機材はデバイス調整層が完了か。」

 

『はぁ・・・こうずーっと仕事をしているってのは疲れるなー・・・マサキーまだかー?』

 

マサキ「黙れカグラ。お前は何もしていないだろ。」

 

マサキはそう言って自身の腕輪に話しかけたのだ。この腕輪こそ、彼のデバイス「カグラ」である。口調はこうだが、カグラはハッキングなどが得意で口上手なのが長所のデバイスだ。

 

カグラ『んな事ねーぜ。ちゃーんとお前をお空の上から覗いているんだからな。』

 

マサキ「・・・・・全く・・・」

 

そう言っているとその現場にトタトタと一人の女性が走ってきたのだ。しかし、途中でコケてしまい。それをマサキとカグラが呆然と見ていたのだった。

 

「あたたたたた・・・・」

 

マサキ「・・・貴方は・・・・」

 

カグラ『えっと・・・時空管理局医局部署所属の・・「ライフ・クロイツ」さんですね。』

 

ライフ「あ、はい!えっと・・・貴方は確か・・あ!マサキ一佐でしたね!」

 

マサキ「ええ。しかし、医療チームの到着は十一時と聞いていたが・・・」

 

カグラ『ちなみに現在、九時。ハハーン・・もしかしてうっかりさんかなー?そんな女性は・・まして女医さんは俺とリョウの好み「(マ)黙れ。」・・・ちぇっ・・・』

 

ライフ「えっ・・・!?あ・・・ホントですー・・・すみませんですー・・・」

 

ライフは自身ば身に着けていた腕時計で時刻を確認すると、マサキに向かって謝ったのだ。だが、マサキというより零人達にとっては別にどうとでもなかったのでマサキはライフに返事をしたのだ。

 

マサキ「気にするな。だが、今戻ったら時間が掛かる。だから、先に自分の持ち場を見てくるといい。」

 

ライフ「えっ・・いいんですか?」

 

カグラ『ああ。多分、もう片付けとはは終わっていると思うしー・・ついでに俺の診断も・・・』

 

 

 

 

 

 

霊太「美女の女医さんが来ていると聞いてー!!!」ズザザザザザ!!

 

すると、何処から聞きつけたのか霊太が滑り込みでその場に現れたのだ。それを見たライフは唖然とし、マサキは呆れていたのだ。

 

マサキ「リョウ、お前の担当はガレージと開発室だろ。そっちは・・・」

 

霊太「そっちはロウさんに任せた。」

 

ゼクス『押し付けたの間違いだろ。』

 

マサキ「・・・またか。」

 

ライフ「えっと・・・一佐、その人はもしかして・・・・」

 

 

霊太「始めましてクロイツ曹長。俺の名は霊太。不知火霊太だ。どうてす?これから二人でドライブでも・・・」

 

ゼクス『典型的な口説きだな。』

 

ライフ「えっ!?えっと・・その・・・・」

 

マサキ「クロイツ曹長。そいつの言葉は真に受けないほうがいい。今し方、コイツはココに配属される女性隊員に順に声を掛けていると聞いたのでな。」

 

霊太「ゲッ・・・・」

 

ゼクス『ちなみに君で十七人目だ。』

 

ライフ「あ、じゃあお断りでー・・・」

 

 

 

 

 

 

その後、霊太が其処でorzになっていたのは明白である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

再び建物内では、零人が隊員のリストを見ていたりと忙しかったが、ソルナが再び零人に声を掛けたのだ。

 

ソルナ「零人、お客よ。」

 

零人「客?こんな日にか?」

 

ソルナ「まぁ・・客って言っても彼女達よ。」

 

ソルナがそう言うと後ろには二人の女性と少女が居たのだ。二人共、髪の色は銀色で共にロングだが、女性の方は眼鏡を掛けており、少女はすこし見栄を張った姿勢だったのだ。

 

零人「ああ。お前等か!」

 

少女「お前等か、じゃないぞ零人!私達の聖域は何処だ!?」

 

女性「はぁ・・ゴメンなさいね、零人。この子、早く仕事場を見たいって言って駄々をこねてたから・・・」

 

零人「・・・はぁ・・しゃーねー。多分、今ロウさん達も居るはずだ。会って来いよ、ナル、ルカ。」

 

ルカ「当然だ!待ってろー!私の聖域ー!!」

 

ナル「アハハハハ・・・・って待ってルカー!!」

 

 

ソルナ「相変わらずの仕事馬鹿ね、ルカは。」

 

零人「だな。ちっとは姉貴を見習えって言ってはいるらしいが・・・」

 

 

零人とソルナが去って行った二人について話しているとマサキから通信が入り、零人はディスプレイを展開したのだ。

 

マサキ『零人。今開いてるか?』

 

零人「? どうした?」

 

マサキ『今し方、医療チームの主治のライフ・クロイツ曹長が到着した。』

 

零人「・・・まだ九時半だぞ?」

 

マサキ『ああ。どうやら慌てて時間を間違えたらしい。だから、先に医療室に行かせたが、良いか?』

 

零人「・・・まぁ後は治療薬を入れるだけだから大丈夫な筈だ。・・・・・アイツの性格でも。」

 

マサキ『・・・?』

 

零人「念のためにソルナを向かわせる。」

 

マサキ『・・・・了解した。』

 

 

 

 

 

医療室・・・

 

医療室では機材の配置と整理などが殆ど終わっており、大量の薬品などが箱詰めされていた。其処にライフが入って来て、見渡すと目を輝かせて歓喜したのだ。

 

ライフ「わぁー!ここが私の仕事場ですねー!」

 

ソルナ「そう。ここでなら新薬の製作とかも出来るようにしているから、殆ど貴方の城と言っても過言じゃないわ。」

 

その後ろにはソルナが立っており、ライフは彼女の顔を見るとペコっと頭を下げたのだった。

 

ライフ「ありがとうございます、ソルナ一佐。後、零人さんにもお礼を言いたいのですが・・・・・」

 

ソルナ「ああ。彼ならまだ司令室に・・・」

 

 

 

 

 

零人「呼んだか?」

 

ソルナ「・・・・貴方仕事は?」

 

零人「大体終わった。」

 

気付けば零人はソルナの後ろに立っており、ライフは少し驚き、ソルナは気付いて零人に質問したのだ。そしてライフは我に返ると零人に対して礼を言ったのだ。

 

ライフ「あ、そうでした。零人さん、この度は色々とありがとうございますー」

 

零人「ん?ああ。その事か。どうだったよ?」

 

ライフ「はいーお陰で色々と勉強になりましたー」

 

イクス『それは何よりですね。』

 

 

すると、今度は扉から眼鏡を掛けたスカル1が入ってきたのだ。どうやら彼女の方も仕事が一通り終わったらしいのだ。

 

スカル1「隊長。こっちは終わりましたよ。」

 

零人「解った。ってかお前眼鏡なんて付けていたか?」

 

スカル1「伊達ですよ。それに、ガンナーは目が命ですから。」

 

零人「・・・なるほどね。んじゃあそろそろ全員を食堂に。第一回集会を始めるぜ。」

 

スカル1「了解ッと。んじゃ先に行ってますぜ。」

 

スカル1はそう言って部屋を後にした。そして、その後に零人達もその場を後にして食堂に集まったたのだ。其処には多くの隊員達が集まり、スカル小隊やナルとルカ、そして霊太達も集まっていたのだ。

 

 

ソルナ「全員集合したわね。じゃあ今から集会を始めるわ。と言っても部隊新設の挨拶ぐらいよ。」

 

ソルナがそう言うと零人が前に出て「んんっ」と息を整えたのだ。そして、静かに第一声を吐いたのだ。

 

零人「改めて。この部隊の司令官の岡本零人だ。今回片っ苦しいのは無しで普通に言うぜ。

俺達の部隊の目的は対特殊生物「アインスト」の対策と管理局の部隊では対処できない事件などを解決すること。これが大きな二つの目的だ。そんな訳だから当然俺だって前線に立つ。だから・・・他の皆は後ろを・・・ココを頼む。

 

 

 

んじゃあ各部署の責任者を紹介するぜ。

 

 

 

まずは技術開発班。

責任者は・・・ルカ・エイプリル。補佐官にナル・エイプリル。」

 

ルカ「フフン!」

 

ナル「はぁ・・・兎も角、技術開発班の皆さん、よろしくお願いします。」

 

ルカは零人のから紹介されると、手を腰に当ててえらそうなポーズをしていた。ソレを見たナルは溜め息を吐きつつも、班のメンバーに向かい、敬礼したのだ。それを見て班の面々は「大丈夫か、ウチの責任者・・・・?」と心配度MAXだったのだ。

 

 

零人「・・・続いて、医療班。責任者はライフ・クロイツ。ココはメンバーは少ないので彼女だけだが、皆フォローは頼むぜ。」

 

ライフ「えーっと。と言うことで責任者となりました、ライフ・クロイツですぅ。よろしくお願いしますねー」

 

ライフはそう言ってポワポワとした雰囲気で挨拶し、それを見ていたほかの隊員は顔をにやけていたのだった。ちなみに霊太もだと言うのはお察しを。

 

霊太「フムフム・・・グフフフフ・・・・」

 

 

 

零人「んで最後に。オペレーターチーム。ココは責任者はウチの副指令兼オレの補佐官のソルナだ。」

 

マサキ「・・・大丈夫なのか?」

 

ソルナ「意外とね。改めて、オペレーターチーム責任者のソルナよ。よろしく。」

 

零人「後、フォワードは既に紹介はしていると思うから略だ。んじゃ最後に質問などは?」

 

ルカ「はいっ!」

 

零人「ホイ、チビ助。」

 

ルカ「誰がチビ助だ!!ったく・・・食堂って今日から使えるのか?」

 

すると、ルカの質問に隊員達はざわめき始めたのだ。だが、そのざわめきは心配ではなく、期待のざわめきだった。

 

零人「ん?普通に使えるが?」

 

そして、その言葉に隊員達が「よっしゃあああああああ!!」と叫んだのは五秒後の事だった。

 

零人「んじゃそれ以外無いな。じゃあ解散!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃の六課では・・・

 

はやて「え、また新しい部隊が出来た?」

 

リィン「はいです。えっと場所はココの真反対の場所です。」

 

はやて「・・・・一度見てみる価値はあるか・・・」

 

はやてはリィンから零人の部隊が新設されたことを聞きつけ、偵察してみようと言うことにしたのだ。すると、タイミングよくなのはが報告書を持って入ってきたのだ。

 

なのは「はやてちゃん、報告書だよ。」

 

はやて「あ、どうもなのはちゃん。」

 

なのは「何か、リィンと話していたけど・・・何かあったの?」

 

はやて「ん?ああ・・どうやらうち等と同じく新しい部隊が出来たらしくってなぁ・・其処でイッチョ偵察をと・・・」

 

なのは「ふーん・・・私も行ってみよっかな?」

 

はやて「せやな。ならフェイトちゃん達にも声掛けといて。」

 

なのは「・・うん、解った。」

 

そして、なのははフェイトと副隊長のシグナムとヴィータの五人でその隊舎に向かったのだ。

 

 

 

 

其処はかなり整備された場所で六課同様にシュミレーターが完備され、ガレージなどもあり新品の部隊と言う感じがあったのだ。たが、何処か不自然さと六課の隊舎の類似を感じさせる所だった。

 

シグナム「流石に、我々と同じく新設部隊ですね。」

 

はやて「せやな・・けどこの感じ・・・まさかやけど・・・・」

 

ヴィータ「・・・・?」

 

フェイト「はやて?」

 

 

 

 

 

はやて「まさか・・・・ここの地下に秘密のドックとかが・・・・」←素です。

 

なのは「えっと・・・それは流石にないと思うけど・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そうだな。流石にそんなモンまではウチには無いぜ。」

 

 

 

 

 

フェイト「えっ・・・・・」

 

ヴィータ「そ・・・その声って・・・・・」

 

なのは「まさか・・・・・・・」

 

その声がした方向に顔を向けると其処には零人達が居たのだ。それを見たなのは達は声を失ったのだ。十年近くも何処にも居なかった者が其処に居たのだから。

 

 

フェイト「れい・・・・と?」

 

零人「おうよ。久しぶりだな、お前等。」

 

はやて「零人兄ぃ・・・今まで何処に・・・・・」

 

 

 

しかし、その時だった。

 

 

 

突如、シグナムがデバイスの剣を抜き、零人に対して襲い掛かってきたのだ。

それをソルナが足を使って地面に叩きつけ、動きを封じさせたのだった。

 

シグナム「っ!!」

 

ソルナ「随分と・・・物騒な挨拶ね、シグナム。」

 

ヴィータ「ってお前ソルナか?!」

 

なのは「えっ!?ソルナちゃんって確かヴィータちゃんと同じぐらいの身長だった筈じゃ・・・」

 

ソルナ「私だって力の成長ぐらいするわ。お陰でこういう姿になれたって事よ。」

 

シグナム「くっ・・・・・!」

 

ソルナ「それに・・・相も変わらずの忠誠心ね。」

 

ソルナはそう言いシグナムを見つめていた。その目は冷ややかでシグナムの目は怒りの目だったのだ。其処をはやてが手を叩き、全員の目を自分に注目させたのだった。

 

はやて「シグナム、其処までや。これ以上するってんなら・・・一旦隊舎に戻り。」

 

シグナム「で・・・ですが・・・・・」

 

はやて「それとも何か?出番の欲しさに「(な)はやてちゃん?」・・・ごめんなさい。」

 

なのは「全く・・・でも、零人君。何時から・・・戻っていたの?」

 

零人「つい数日前に。んで色々と用意をして部隊を作ったわけだ。」

 

ソルナ「ちなみに、評価試験は貴方たちと同日だった筈よ。」

 

はやて「同日・・・・・まさか・・零人兄ぃの部隊って・・・・」

 

零人「・・・・んじゃ改めてだ。」

 

零人はそう言うと姿勢を正し、息を整えた。そして、淡々と自己紹介を始めたのだ。

 

 

 

 

零人「時空管理局所属、「特務七課」司令の岡本零人。階級は三佐。以後よろしくな。」

 

はやて「さ・・三佐!?」

 

なのは「三佐って・・・」

 

フェイト「ゲンヤさんと同じ階級って事・・・・・」

 

マサキ「まぁタダでさえコッチの階級は他の部隊とは違うからな。色々と驚く場がズレて困る。」

 

ヴィータ「あっマサキ。ってことは・・・・・」

 

霊太「そうよ。オレもだ。」

 

そして、後ろからマサキと霊太が現れ、話しに割って入ったのだ。彼等の制服は他の隊とは違い、黒を基調しとたカラーでロングの上着を着ており、左腕の所には龍が「7」の数字を持っているような感じのエンブレムが張られていたのだ。

 

はやて「正にうち等と対を成す部隊って事・・・か。」

 

零人「そうなっちまうな。まぁ安心しろ。基本お前等を敵対する気は無いからさ。」

 

なのは「・・・・・・。」

 

 

 

 

 

スカル1「あ、隊長ー!」

 

零人「おう、お前等も来たか。」

 

すると、隊舎からスカル小隊の面々も出てきて、零人を見つけると寄って来た。はやて達は彼女達を見て零人に質問したのだ。

 

はやて「ん?あの子等は?」

 

霊太「うちのフォワード陣だ。」

 

スカル3「あり、お客さんか?」

 

スカル4「うわ・・タイミング悪かったですか?」

 

零人「気にすんな。」

 

ソルナ「丁度いいわ。彼等の自己紹介をさせましょ。」

 

スカル2「あの副指令。その人たちは・・・」

 

ソルナ「彼女達は機動六課の隊長陣と司令官よ。」

 

スカル1「なるほど。でアタシ等は自己紹介と。」

 

零人「そうだ。順番に自己紹介しな。」

 

零人がそう言うとメンバーは横一列に並んで姿勢を整え、スカル1から自己紹介を始めたのだ。そして、最初に口を開いたのはスカル1と呼ばれていた少女からだった。

 

 

 

 

レイ「私は特務七課実働部隊小隊長、「白銀レイ」と言います。階級は少尉。コールサインはスカル1以後よろしくお願いします。」

 

 

リュウガ「同じく、七課フォワードメンバーの「黒鋼リュウガ」階級は軍曹。コールサインはスカル2です。以後お見知りおきを。」

 

 

ダイゴ「えーっと・・右に同じく七課所属「金錆(きせ)ダイゴ」階級は軍曹。コールサインはスカル3ッス。以下同文です。」

 

 

ライラ「はぁ・・・全く・・・私は同所属の「ライラ・G・プラチナス」階級は曹長。コールサインはスカル4です。よろしくお願いします。」

 

 

全員の紹介を終えるとはやて達は内心驚いていたのだ。全員まだ十代半ばなのに階級が少尉と軍曹そして、曹長だからだ。それを不思議と思ったなのはは零人に質問を投げかけたのだ。

 

なのは「えっと、零人君・・・この子達の階級って・・・」

 

零人「大丈夫。ちゃんと公式の階級だ。それも・・・・・・レジアス中将のな。」

 

はやて「っ・・・・あの人のか・・・」

 

イクス『驚くことでも無いでしょう。はやて嬢。貴方のバックだってそれなりの人物の筈です。』

 

なのは「あっイクス!?」

 

イクス『はい。お久しぶりです、なのは嬢。』

 

 

 

はやて「こりゃ・・最強のライバルの登場・・・って事やな。」

 

零人「・・・そうなっちまうか?」

 

はやて「そりゃそうや。こんな凄い面子見せられて、タダで引き下がられへんって。」

 

 

レイ「アラ、これって・・・・・」

 

ライラ「もしかしなくても・・・私達火に油を注いだのかな?」

 

ヴィータ「ああ・・・多分な・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後・・・

 

零人「全く・・・はやてのヤツ・・変わってねーな。」

 

霊太「だろ?あの決断だってそうだよな。」

 

イクス『ええ。まさか、六課のフォワード対七課のフォワードで対戦をする事になるとは。はやて嬢の大胆さは変わるとこ無しですね。』

 

マサキ「・・・・それで済めばいいがな。」

 

リュウガ「意外と無理そうですよ。あの人の目、ヤル気満々でしたし。」

 

ライラ「アハハハハ・・・・何か大変な事になってるよねー・・・」

 

レイ「今までもそうだったろ?大丈夫だって、アタシ等なら。」

 

零人達はそう言って隊舎に入り、はやて達との会話で盛り上がっていた。すると、ソルナのインカムが鳴り、それに応答したのだ。

 

ソルナ「どうしたの?」

 

オペレーター『たった今、管理局のアポトル元帥から、七課出動命令が出ました。』

 

ソルナ「・・・内容は?」

 

オペレーター『はい。どうやら今から九分前に魔道式の兵器が特別研究都市から脱走。現在、都市の端にまで来ています。それを止めろと通達がありました。』

 

ソルナ「・・・だそうだけど?」

 

零人「・・・・ヤレヤレ・・しゃーねーな、七課出動用意!直ぐに行くってジジイに伝えろ!」

 

オペレーター『了解。』

 

 

 

 

零人「ってな理由でだ。俺達のファーストミッションが開始されるって事で、全員用意はいいか?」

 

レイ「何時でも。」

 

リュウガ「何処でも。」

 

ダイゴ「いけっぞー!!」

 

ライラ「同じくっ!」

 

零人「おっし!総員ハンガーに集合っ!簡単なブリーフィングをしたから行くぜ!」

 

そして、零人達は地下のハンガーに向かって歩き始めた。

ココに七課の最初の任務が始まろうとしていたのだった。

 

 

 

 

 

次回予告!!

 

零人「つーことでいよいよファーストミッションなんだが・・・」

 

レイ「隊長。これってもしかして元ネ・・・」

 

霊太「シャラーップッ!!」

 

 

ソルナ「次回「機械仕掛けの思いを乗せて」。」

 

 

 

 

 

霊太「おいおいマジかよアレ・・・」

 


 
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