No.646088

【獣機特警K-9ⅡG】女装の技術を伝授せよ!【交流】

http://www.tinami.com/view/645978 )と(http://www.tinami.com/view/646002 )がほぼ同じ時に投稿されたことに因んで。ジャッキーがタツヤ君を危ない道に引きずり込もうとしているようです(笑)。

ジャッキー:http://www.tinami.com/view/645448
タツヤ君:http://www.tinami.com/view/621878

2013-12-18 12:41:15 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:1023   閲覧ユーザー数:992

「え?地球に帰る前にやってもらいたいことがあるんですか?」

 

めでたく賽銭泥棒を捕まえ、地球に帰る準備をしていたジャッキー上野のもとに新しい仕事の依頼が来た。

当地の特殊部隊であるK-9隊の隊長が、悩んでいる隊員の殻を破る手伝いをしてほしいという依頼をよこしてきたのである。

 

一方…

 

(後輩を危険にさらすのは先輩のやることではないよな…。でも女装は…!そう言えば隊長が言っていた「会ってほしい人」って誰なんだろ?)

 

「悩んでいる隊員」、タツヤこと宮ノ陣竜矢はラミナ警察署の一室である人物を待っていた。とそこに…

 

「こんにちは。」

 

若い女性が入ってきた。黒い長髪に清楚なデザインのワンピースを身に纏った、相当な美人である。

 

「あ…。こ、こんにちは。」

 

思わぬ美人の登場にタツヤの顔がほんのり赤くなる。

 

「あなたがタツヤ君ね。今日はよろしく。では早速…。」

 

そう言うが早いか、女性は色っぽい仕草で身に纏っているものを脱ぎ始めた!

 

「あ…あ…!」

 

顔がますます赤くなるタツヤだが、その顔はすぐさま青くなる。

 

「…!」

 

一糸纏わぬ姿となったその「女性」の胸は全くの平板、おまけに股間にはタツヤにとってもおなじみの物がぶら下がっているではないか!

 

「…驚いているようですね。改めまして、僕の名前はジャッキー上野。地球連邦警察の刑事です。」

 

「女性」、ジャッキーはカツラを外しながら自己紹介するが、タツヤは顔を真っ青にしたまま口をパクパクさせている。

 

「け、刑事?」

「タツヤ君は勇気が足りなくて下級生に危険な任務をさせてしまったことを悩んでいる、と聞きました。」

「う…。」

 

その指摘は図星であった。そのせいかタツヤはようやく冷静さを取り戻す。

 

「確かにそうです。僕は…。」

「(うんうん)今日僕は君にその勇気を与えるためにここに来たんですよ。では早速服を全部脱いでこれを着てみて下さい。」

 

微笑みながらジャッキーが差し出したのは、小学生女子が身につけるような可愛いパンツとキャミソール。

 

「こ、これは女の子の下着じゃないですか!」

「そうです。いいから着てみて下さい。」

「で、でも…。」

「僕もいっしょに着てあげます。」

 

ジャッキーの言葉遣いは柔らかいものの、そこから漂う空気は有無を言わさぬものがある。タツヤは仕方なく全裸となり、差し出された女児用下着を身に纏い始めた。ジャッキーも同様に身に着けていたブラとパンティーを再び着用する。

着始めた時は屈辱的な気持ちすら感じたタツヤではあったが、パンツとキャミソールを身に纏ったらあら不思議。その気持ちが柔らかい物に変貌したのである。

 

「女の子になりきるには全ての服を女の子の物にするわけです。そうすることでより気持ちが深く女の子に近づけます。それにスカートをめくられた時その下にブリーフだのトランクスだのが見えたらまずいでしょう?」

「は、はい…。」

「次はこれです。」

 

次にジャッキーが差し出したのはタツヤの彼女であるレイナがよく身に着けている物に酷似したブラウスにスカート。

 

「これ…レイナちゃんの服みたい…。」

「着てみて下さい。」

 

まんざらではない気持ちになってきていたタツヤは今度は言われるがまま、ジャッキーと共にブラウスとスカートを身に纏い始める。

 

「そうそう。次はお化粧ですね。ファンガーだから難しいかもしれないですが…つけまつげ位はしましょうか。」

 

そう言いながらジャッキーはタツヤの顔につけまつげをつける。

 

「出来ました!さあ新しい自分とのご対面ですよ!」

 

タツヤはジャッキーの差し出した鏡を覗いた。己の女装姿は思った以上に違和感がない。

 

「なかなか可愛いですね。この僕が言うのですから間違いはありません。」

「可愛い…僕が…?」

「今後も続けろとは言いませんが…今日やったことは覚えていて損は無いと思います。それでは僕は地球に帰りますので。」

 

ジャッキーは部屋から去り、タツヤは一人部屋に残された。その心の中には確かに新しい何かが芽生えつつあった…。


 
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