episode230 絆の力
「改めて見ると、凄い」
インフィニット・ゼロが放つオーラにハルファスは圧倒される。
「これがお兄様達が遺した希望の光と・・・・絆の力」
「・・・・」
「・・・・」
「・・・・」
海に着水したネェル・アーガマのブリッジで、束とアーロンはその光景に驚きを隠せれなかった。
「はっくんたちが・・・・一つに・・・・」
「・・・・」
「それに、これほど膨大なエネルギーを放っているなんて・・・・」
束はパネルに目をやると、そこには測定不能の文字が浮かんでいる。
(絆の力、か)
アーロンは内心で呟く。
「兄さん・・・・」
ネェル・アーガマの甲板から、颯はインフィニット・ゼロを見つめる。
「あいつら、本当にとんでもない事をやってのけたな」
後ろで輝春は腕を組んで苦笑いを浮かべる。
「全くだ」
隣でクラリッサもインフィニット・ゼロを見る。
「・・・・」
一夏達と一つになった隼人はレイを見下す。
『何が起きたかと思えば、一つになっただけか。そんなこけおどしが俺に通じるか!』
レイは両肩と背中のクリスタルを赤く発光させて赤黒いスパークを起こし、エネルギーを充填する。
『例えお前達が一つになろうが、この俺には絶対に勝てない!』
口から膨大な熱線を吐き出し、インフィニット・ゼロを飲み込む。
「「っ!」」
ハルファスとフェニックスは少し驚くも、すぐに安堵の空気に変わる。
『っ!?』
熱線を吐き終えたレイは目を見開いて驚く。
熱線に飲み込まれた隼人は、傷一つ負う事無く、そこに浮いていた。
『馬鹿な!?こんな事が――――』
と、言い終える前に隼人は目に見えない速さで飛び出し、次の瞬間にはレイの背後に立つ。
『っ!?』
するとレイの胴体に大きな切り傷が入り、衝撃が後で襲う。
『隼人さん!ここはわたくしが!』
『頼む』
と、インフィニット・ゼロが後ろに振り返ると機体が発光し、全身が青を基調に黒や白などのカラーリングに変化すると両肩に見覚えのある非固定ユニットが出現し、右手に巨大なライフルを展開して持つ。
『フェイズシフト!!「ブルー・ティアーズ!」』
セシリアは背中のウイングを展開すると勢いよく飛び出し、手にしているスターライトMK-Ⅲを構えて引き金を引き、高出力レーザーを放ってレイの背中に照射する。
『ぐぅ!』
レイはとっさに尻尾を振るうもセシリアは素早く飛び退いて避けるとすぐにスターライトMK-Ⅲを構えてレイの左足に照射すると、それによってレイは足を後ろにずらす。
続けてレイの後ろに回り込んでスターライトMK-Ⅲを放ってレイの右足の後ろに直撃させ、それでレイは足を前にずらす。
煩わしいかのように両肩の突起物より赤黒いスパークを放つも、セシリアはスパークを宙返りするようにしてかわす。
セシリアはすぐに非固定ユニットよりビット『ブルー・ティアーズ』を射出し、レイの全方位より高出力レーザーを照射して右腕や左腕に照射させて動かす。
『さぁ!踊りなさい!』
次々とスターライトMK-Ⅲとビットを照射してレイの身体の各所に照射すると、ダメージによりレイはまるで踊るかのように手足を動かす。
『このわたくし!セシリア・オルコットと、ブルー・ティアーズが奏でる|狂想曲《ワルツ》で!!』
セシリアは後ろ腰のミサイルビットを展開して放ち、レイの頭に命中させて爆発し、直後にスターライトMk-Ⅲとビットを一斉射し、最初に隼人が傷つけた箇所に集中させて直撃させる。
『調子に乗るなぁぁぁぁぁ!!』
レイは口より熱線を吐き出すが、セシリアはビットを戻すと同時に|瞬間加速《イグニッション・ブースト》を掛けて飛び上がって熱線をかわす。
すぐにスターライトMK-Ⅲを構えると同時にビットを切り離し、高出力レーザーを一斉射するも、レイは前かがみになってレーザーをかわす。
『ハッ!!どこを見て――――』
しかしその直後にレーザーは大きく迂回し、そのままレイの背中へと一直線に向かい、直撃して背中のクリスタルを破壊する。
『甘いですわ!』
セシリアは続けて一斉射し、胴体の傷に直撃させる。
『|偏向射撃《フレキシブル》・・・・!!くっ!!』
レイは口から熱線を吐くが、セシリアは横に飛んでかわす。
『セシリア!僕に代わって!』
『分かりましたわ!』
と、インフィニット・ゼロが発光すると機体色がネイビーカラーに変化すると、左腕にシールドが展開される。
『フェイズシフト!!「ラファール・リヴァイブ|C《カスタム》Ⅲ」!!』
シャルロットは両手にアサルトライフルとアサルトカノンを展開し、勢いよく飛び出すとレイの周りを飛び回りながらライフルとカノンを乱射する。
レイの全身に弾丸が直撃していき、煩わしいように左腕を横に振るうも、シャルロットはスラスターを噴射してかわすと同時に|高速切替《ラピッドスイッチ》を行い、ライフルとカノンからサブマシンガンに切り替えると同時にサブマシンガンより雨の如く弾丸を放つ。
『その程度じゃこの僕は捕まえられないよ!』
シャルロットは瞬間加速を掛けて一気にレイの顔の目の前まで接近し、至近距離でサブマシンガンを放つ。
『ぐぅぅっ!!』
レイはすぐに口を大きく開けてシャルロットを飲み込もうとするも、シャルロットは高速切替でサブマシンガンからグレネードランチャーを両手に展開し、レイの口の中へとグレネードを連続で放って放り込むと一気に後退する。
『っ!?』
口を閉じた途端口の中でグレネードが爆発して口より煙が出てくる。
『はぁぁぁぁぁぁ!!!』
シャルロットは後退から一気に前進して左腕のシールドよりパイルバンカー『リボルバーステーク』を展開し、勢いよく突き出してレイの鼻先に突き刺すと連続でシリンダー内の炸薬を爆発させて計六回杭を叩き込む。
直後に足をレイの鼻先に当ててそのまま踏み込み、杭を引き抜くと同時に両手にミサイルランチャーを展開して担ぐとミサイルを一斉発射し、顔に全て命中させて爆発させる。
『シャルロット!次は任せろ!』
『了解!』
と、インフィニット・ゼロが発光するとカラーリングが黒を基調に赤や金色が各所に配置させたカラーリングに変化すると、レールカノンとワイヤーブレードが搭載された非固定ユニットが展開される。
『フェイズシフト!!「シュヴァレツェア・レーゲン!!」』
煙が晴れるとレイは怒りの咆哮を上げ、広範囲に両肩の突起物より赤黒いスパークを放つも、ラウラは身体を細かく動かしてスパークをかわすとレールカノンを放って右の突起物に命中させる。
レイは右腕を勢いよく突き出すもラウラは横に飛んで腕をかわすとレールカノンをレイの頭に向けて放つと左側の非固定ユニットよりワイヤーブレードを射出してレイの右腕に突き刺す。
『鬱陶しい!!』
勢いよく右腕を引くが、それに続くかのようにワイヤーブレードを突き刺したラウラも腕に続く。
『っ!』
とてつもないGがラウラを襲うも、スラスターを噴射するとそのまま振り子運動の様に扇を描いて飛んでレイの後ろに回り込むと同時にワイヤーブレードを切り離す。
そのままレールカノンを連続でレイの首の後ろへと放ち、次々と直撃して爆発を起こす。
『調子に乗るなぁぁぁぁぁぁ!!』
レイは後ろに振り向き際に右腕を突き出してくる。
『っ!?』
しかし右腕はラウラの目の前で止められる。
見ればラウラは右手を前に突き出してそこからフィールドを張っていた。
『今の停止結界は、今までのものなど比べ物にならないほど格段に上がっている』
『AIC、か・・・・!』
『よく知っているじゃないか』
と、ラウラはレールカノンをレイの拳に向けると砲身が縦に展開すると前へと伸びる。
『砕け散れ!!』
叫んだ直後にレールカノンより砲弾が今まで以上の威力で放たれ、レイの右腕に入った途端に右腕が関節まで膨れ上がり、その瞬間大爆発を起こす。
『ガァァァァァァァァァッ!?!?』
レイは悲痛な咆哮を上げて左手で右腕を押さえる。
『交代・・・・お願いします、ラウラさん』
『了解した』
と、インフィニット・ゼロが発光すると全身グレーへと変わり、非固定ユニットが展開される。
『フェイズシフト・・・・・・「打鉄弐式改」・・・・!」
『こんな事、認められるものか!!』
レイは口より熱線を吐き出すも、簪は横へと飛んで熱線をかわし、非固定ユニットを展開する。
『ロックオン。フルファイア!!』
と、非固定ユニットより大量のミサイルが放たれ、全てがレイの各所へと命中していく。
『ぐぅ!?』
とてつもない量のミサイルにレイは身動きが取れなかったが、直後に両肩の突起物より赤黒いスパークを放ってミサイルを全て撃ち落す。
しかしその直後にヘヴィーハンマーを手にした簪が煙の中より出てくるとレイの顔の目の前まで迫り、ハンマーを振り被る。
『でぇぇぇい!!!』
勢いよくヘヴィーハンマーを振り下ろして頭を叩き付けると、衝撃が足まで伝わったのかニューロの甲板が大きくめり込む。
更にハンマーを振るいながら右へと飛び、レイの左肩の突起物に叩きつけて衝撃で突起物を粉砕した。
『っ!!』
レイは突起物を破壊されて、唸りを上げながら左腕を振り上げるが、簪は上へと急上昇する。
『鋼鉄・・・・・・粉砕!!』
と、ヘヴィーハンマーの頭と柄の境目が伸びると中にあるカートリッジがリロードされると、頭が発光した瞬間に膨張し、光が放たれると巨大なヘヴィーハンマーが姿を現す。
『ギガント!!クラッシュッ!!』
巨大なヘヴィーハンマーを軽々と操って振り被ると、勢いよく振り下ろしてそのままレイに叩き付ける。
『っ!?』
レイはそのままニューロに叩きつけられ、甲板にめり込まれる。
『簪!頼む!』
『はい!』
元の大きさへと戻るヘヴィーハンマーを収納すると、インフィニット・ゼロが発光して紅を基調に黒や白、金色などのカラーリングへと変化し、非固定ユニットと両脚、両腕に展開装甲、両手に『雨月』と『空裂』を展開する。
『フェイズシフト!!「紅椿」!!』
『おのれぇっ・・・・!!』
ニューロより破片を撒き散らしながらレイが怒りの咆哮を上げながら起き上がってくる。
『許さん!貴様らだけは絶対に許さんぞ!!』
レイは背中の背鰭より赤黒いスパークを発生させて箒へと放つが、全身の展開装甲を展開してエネルギーフィンを出し、素早くスパークを回避し、雨月と空裂を振るってスパークを切り裂く。
『駆けろ雨月!!空裂!!』
箒は雨月を振るって巨大な光波を放ち、空裂を振るって雨の如くエネルギー弾を放ち、次々と二つを振るって光波とエネルギー弾を雨の如くレイへと放つ。
『っ!!』
次々と直撃を受けて全身がボロボロになり始め、右肩の突起物にもダメージが入っている。
『行くぞ!!』
と、箒は雨月と空裂を横に広げると自分を支点にまるで竜巻の如く回転してレイへと向かっていく。
レイは残った右肩の突起物よりスパークを箒に向けて放つが、スパークを切り裂いて勢いよく飛び出し、箒は回転ソーのようにして右肩の突起物を切り裂いてそのまま真っ二つに切り裂いた。
『ガァァァァッ!!』
レイは悲痛の咆哮を上げ、左腕を箒に向けて振るうも、箒は回転を利用して上へと上がって回避し、レイの背後へと回り込むと回転をやめ、両肩の非固定ユニットの展開装甲を展開してクロスボウ状へと変形させる。
『穿て!!|穿千《うがち》!!』
穿千より膨大なエネルギーが二つ一直線に放たれるとレイの身体を貫く。
『ぐぅ!!』
レイは苦しげに唸りを上げてその場に膝を着く。
『まだだ!まだ終わりではない!!』
と、レイはニューロのファイナルGシステムを作動させ、エネルギーが身体に纏うと破損箇所が修復されていく。
『Gシステムがあれば、俺は何度でも蘇ってやる!』
レイは背中の背鰭よりエネルギーを箒に向けて放ち、とっさにエネルギーをかわす。
ほとんど修復されると、レイは両肩の再生された突起物より赤黒いスパークを起こす。
『させるか!!』
箒は続けて穿千による砲撃を行い、そのまま両肩の突起物を貫いて粉砕した。
『っ!!』
レイは後ろに振り返ると口にエネルギーを充填して熱線を吐こうとする。
『箒!』
『あぁ!』
と、インフィニット・ゼロが発光すると、白銀を基調に紺や黄色などのカラーリングに変化し、両肩にウイングスラスターの非固定ユニットが展開され、右手に『雪片零式』を展開する。
『フェイズシフト!!『白式・雪風』!!』
一夏はすぐに零式のカートリッジをリロードし、刀身を展開して鍔を横に広げ、そこから幅が広く長いエネルギー刀身を形成する。
『無駄だ!!』
レイは熱線を一夏に向けて吐き出し、一直線に一夏へと向かっていく。
『切り裂け!!零落白夜!!』
一夏は避ける事をせず、輝きが増した雪片零式を振り下ろし、熱線を真っ二つに切り裂いていく。
切り裂かれた熱線は一夏の後ろで散り散りに消滅していく。
『零落白夜だと。これほどとは・・・・』
熱線を吐き終えたレイは驚きを隠せれなかった。
『うおぉぉぉぉぉぉ!!』
一夏は勢いよく飛び出し、雪片零式を振るって巨大な光波を放つ。
レイは再度熱線を吐き、光波と衝突させて爆発を起こす。
『そいつは囮だ!』
と、一夏は瞬間加速を掛けて飛び出すとレイの懐に入り込む。
『っ!』
レイは気付くが遅く、一夏は零式を振り被り、巨大な刀身を形成して勢いよく振り下ろしてレイの両腕を切り裂く。
『がぁっ!?』
腕を切り裂かれるもとっさにGシステムで腕が再生し、すぐに後ろを向きながら尻尾を薙ぎ払うように振るう。
しかし一夏は雪片零式を振るい、尻尾を切り裂く。
『無駄だと言ったはずだ!!何度でも再生――――』
しかし切り落とされた尻尾は一向に再生しない。
『っ!?』
レイはとっさに尻尾を見ると周囲を見渡す。
するとGシステムの駆動系が全て破壊されていた。
『これは・・・・!?』
『Gシステムの駆動系は破壊したから、もう動かないよ』
と、インフィニット・ゼロが変化し、白を基調に青と金などのカラーリングに、左腕に『エクサランスカノン』を持っていた。
『くっ!!おのれぇぇぇぇ!!』
レイは熱線を吐こうとしたが、その瞬間インフィニット・ゼロが発光した瞬間に胴体に大きな溝が現れる。
『っ!?』
衝撃が後に襲ってレイは後ろに仰け反り、更に熱線が暴発して口の中で大爆発を起こす。
『チャージを与える時間があると思った?』
と、バンシィはライオット・ザンバーを回して両手で持って構える。
さっきと違って黒をメインに金色のラインなどが各所に入ったデザインになっている。
『ば、馬鹿な。こんな事が・・・・あって・・・・』
口から黒煙を上げながら、レイはインフィニット・ゼロを睨む。
『お前のその侮りが、敗北へと導いたんだ』
と、インフィニット・ゼロが発光すると、最初の形態に戻る。
『お前も俺の様に仲間を大切にしたいたんだろ。だが、お前は絆を忘れてしまった』
『・・・・』
『本当の絆を忘れたお前に、俺達は負けはしない!』
インフィニット・ゼロが発光すると、金色に輝き出し、ツインアイが赤く発光して右手にマスターブレイカーが現れる。
『うるさい!!俺は負けん!負けるものかぁぁぁ!!』
レイは空気を振るわせる咆哮を上げ、全身から赤いエネルギーを放出する。
隼人は勢いよく飛び出すと、マスターブレイカーを上に突き上げ、ウイングを横に広げて方向を変えてエネルギーを身に纏い、まるで鳥の様な形になってレイへと突撃を掛ける。
レイは口に充填したエネルギーを高密度に収束させ、一直線に隼人へと熱線を吐き出す。
隼人は避けずにそのまま熱線へと突っ込み、衝突する。
熱線は隼人によって拡散され、隼人は熱線を受けながらも突き進む。
『っ!!』
レイは足を踏ん張り、更に熱線を吐き、隼人を押し返す。
『ぐぅ!!』
隼人も負けじと力を入れて突き進む。
『くそっ!!このままだと・・・・押し負ける!だが、負けてたまるか!!』
『ここまで来て、負けてなるものか!!』
『負けるわけには・・・・いきませんわ!!』
『そうだよ!!僕達が勝たないと、この世界に未来はない!!』
『そうだな!!その為に私達はここまで来たんだ!!』
『・・・・負けたく・・・・ない!!』
『やつを倒す為に犠牲になった者達の為にも!!』
『絶対に勝ちたいです!!』
『だから!!』
『私達は・・・・負けない!!』
インフィニット・ゼロは更に輝きを増し、熱線を押し返していく。
『っ!?』
レイは驚き、熱線を更に強く吐こうとするも、隼人達の進撃は止まらない。
『貫けぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!』
全員の声が一つになり、インフィニット・ゼロは熱線を一気に押し返して行く。
『ば、馬鹿な!?』
そして熱線は限界を超えて出なくなってしまう。
インフィニット・ゼロは光を纏ってレイの胴体へと突撃を掛けた。
『っ!?』
マスターブレイカーの剣先が胴体に突き刺さるも、隼人はそのまま高速回転して放出したエネルギーが螺旋状になって、剣を押し込んでいく。
『いっけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!』
そしてインフィニット・ゼロは一気にパワーを発揮させ、レイの身体を貫いた。
『グアァァァァァァァァァッ!!!!』
悲痛な咆哮を上げ、その後ろで隼人は急停止して金色の光が消える。
『か、神風・・・・ハヤトォォォォォォォッ!!!!』
レイは隼人の名前を叫びながら、光に包まれて行く。
隼人はとっさに巨大なフィールドを展開し、レイとニューロを包み込む。
その直後にレイがニューロと共に膨大なエネルギーを放ちながら大爆発するも、フィールド内に留められた。
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トラックに轢かれそうになった女の子を助けて俺はお陀仏になった・・・。・・・って!それが本来の死じゃなくて、神様のミスで!?呆れている俺に、その神様がお詫びとして他の世界に転生させてくれると言うことらしい・・・。そして俺は『インフィニットストラトス』の世界に転生し、黒獅子と呼ばれるISと共にその世界で戦うぜ!