No.632834

真・リリカルなのは 第十一章 機動六課設立編 第二十三話 変わらない想い

ohatiyoさん

今回で地球編は終わります

2013-10-31 18:06:02 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:712   閲覧ユーザー数:698

ロストロギアの封印に成功し、任務成功となる 六課

 

本来なら今すぐにでも帰るべきだろうが、フォアード達は魔力切れで疲労しているため、今日はアリサの家で泊まることとなった

 

そして、エリオやスバルのお腹が鳴り、晩ご飯タイムとなる

 

スバル「これ、とっても美味しいよ!! ティア!!」

 

ティアナ「はいはい、それ聞いたの45回目だから」

 

レイン「ミッドの飯も旨いけど、地球の飯もやるな!!」

 

アマル「…………………………………………………」

 

キャロ「美味しいね エリオ君」

 

エリオ「そうだね キャロ」

 

はやて「まだまだあるから、どんどん食ってや!」

 

はやて達、隊長格が料理を振る舞う

 

最初は遠慮していたフォアード達だが、一口食べてみると、あまりの美味しさに箸が止まらなくなる

 

レイン「よ~し シェリム、お前の好きな肉だぜ!」

 

レインは、懐からシェリムを出して、肉を食べさせる

 

ティアナ「肉が好きって………………贅沢なペンギンね」

 

レイン「上品なんだよ!」

 

アリサ「ん? そのペンギンは…………………」

 

気になるのか、レインに話しかける アリサ

 

レイン「俺の相棒、マリッジデバイスのシェリムだ!!」

 

シェリム「ぺ~ン」

 

アリサ「やっぱり、マリッジデバイスなのね」

 

スバル「え? アリサさんはマリッジデバイスを知っているのですか?」

 

アリサ「ええ、私も持ってるからね」

 

アリサの右肩に乗っている 左近

 

ティアナ「そのキツネがですか?」

 

アリサ「そうよ、名前は左近」

 

左近「コ~ン」

 

レイン「うぉぉぉ!!! シェリム以外のマリッジデバイスなんて初めて見たぜ!!!」

 

興奮する レイン

 

アリサ「それは私もよ」

 

なのは達の所には恭也と忍夫妻が来ていた

 

恭也「久しぶりだな なのは」

 

なのは「そうだね お兄ちゃん」

 

忍「元気にやってる? すずか」

 

すずかと忍も久しぶりの再会である

 

すずか「うん、それよりも出産おめでとう!」

 

忍「ありがと、私と恭也の愛娘よ」

 

忍の腕には、赤ちゃんが抱かれていた

 

なのは「うわ~ とっても可愛いですね」

 

忍「雫って言うのよ」

 

なのは<すずかちゃん>

 

なのははすずかに念話で話しかける

 

すずか<うん、わかってる>

 

なのは<この子、リンカーコアが正常に動いてる>

 

すずか<もしかしたら、魔導師になるかもしれないね>

 

雫「う~~」

 

恭也「忍に似て、とても美人だ」

 

忍「褒めても何も出ないわよ」

 

なのは「アレ? 口の中が甘ったるい」

 

すずか「奇遇だね、私もだよ」

 

恭也「さて、俺は少し席を外すよ」

 

そう言って、何所かに行く 恭也

 

なのは「それにしても、本当に可愛いね~」

 

忍「抱いてみる?」

 

なのは「いいんですか?」

 

忍「ちょっとだけね」

 

なのは「ありがとうございます!」

 

なのはは、雫を抱きかかえる

 

すずか「どう? なのはちゃん」

 

なのは「うん、命の重みが伝わってくるよ」

 

すずか「そっか」<出来れば、魔導師なってほしくっはないかな>

 

なのは「すずかちゃんも抱いてごらんよ」<どうして?>

 

すずか「いいかな? お姉ちゃん」<やっぱり危険だからね>

 

忍「ええ、いいわよ すずか」

 

危険な道である魔導師にはなってほしくないと思う すずか

 

それを聞いて、何も答えられなくなる なのは

 

みなと離れ、1人で木にもたれかかっている カイト

 

恭也「こんな所で何をしている?」

 

そして、カイトに話し掛ける 恭也

 

恭也「みんなと一緒に飯を食わないのか?」

 

カイト「俺は1日に1食しか食わん」

 

カイトは朝食しか食べない生活をしているのだ

 

恭也「そんなんで倒れないか?」

 

カイト「体の出来が違う」

 

恭也「やれやれ、随分と尖がるんだな?」

 

カイト「…………………………………………………」

 

恭也「1人尖がっても、得るものは無いぞ?」

 

カイト「さっきから、何が言いたい?」

 

恭也を睨み付ける カイト

 

恭也「別に…………ただ、なのはを傷つけたら許さんと、忠告しにきただけだ」

 

カイト「……………………………………………………」

 

恭也「子どもの頃に、いざこざがあったのは なのはから聞いている。それは水に流そう。お前には恩義がある」

 

なのはがアンノーンに落された時、彼女の心を救ったのが、外でもないカイトだった

 

恭也「でも、お前はもう大人だ。考えて行動できるだろう? だから、なのはを傷つけた時は…………」

 

カイトと恭也は、お互いに睨みあう

 

恭也「俺がお前を斬る」

 

カイト「フン、貴様如きがか?」

 

恭也「俺は魔導師じゃないが、少しは戦える………………気合いと根性で、お前を泣かす。そして、なのはに謝らせる」

 

恭也の目は本気だった

 

恭也「あの子は、俺達が思ってた以上に心が脆い……………だから、傷つけるなよ? あの子の心を」

 

カイト「……………………………………………………………」

 

恭也「何時までも尖がっていると、必ず なのはとぶつかることになるだろう」

 

カイトは黙って恭也の話を聞く

 

恭也「それを言いに来ただけだ」

 

そう言って、立ち去って行く 恭也

 

カイト「……………………下らん」

 

カイトの呟きは、誰にも聞こえない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~翌日~

 

留守番をしている シグナム達にお土産を買うため、翠屋に来ていた なのはとカイト

 

カイトは無理やり なのはに引っ張られてきた

 

カイト「…………………………………………………」

 

何故 俺があんなバカに付き添わなければならんのだ………………

 

なのはは、両親と話している

 

美由紀「君も大変だね~」

 

カイトに話しかける 美由紀

 

カイト「誰だ? 貴様は」

 

美由紀「なのはの姉の美由紀だよ!! 病院で一回会ったでしょ!!!」

 

カイトは、美由紀の顔を見つめる

 

カイト「知らんな」

 

美由紀「なん…………………………だと!?」

 

物覚えがいい方であるカイトにですら覚えて貰えていなかった

 

カイト「貴様のような地味な女など、いちいち覚えていられるか」

 

美由紀「orz」

 

カイトの残酷な言葉に心を砕かれた 美由紀

 

なのは「お待たせ~」

 

なのはは漸く戻ってくる

 

後ろには士郎と桃子も居る

 

士郎「やぁ そう言えば君にはお礼を言ってなかったね」

 

桃子「本当にありがとうございます…………………あなたのお陰で。家族の絆を守ることが出来ました」

 

頭を下げる夫婦

 

カイト「フン」

 

カイトは、さっさと去ろうとする

 

士郎「魔法はとても危険な力だと、私たちは考えています」

 

士郎の言葉を聞き、立ち止まる カイト

 

士郎「なので、出来る限りでいい……………なのはを守ってやってくれませんか?」

 

カイト「断る」

 

カイトは即答する

 

カイト「高町はもう守られる側ではない、守る側だ……………何時までもガキ扱いするな」

 

桃子「それでも、なのはは私たちの娘です…………………いくら歳を重ねようとも、私たちの子どもなんです」

 

士郎「君なら、きっと なのはを助けてくれると信じてるよ」

 

カイト「チッ」

 

胸糞悪い!

 

カイトは、速足で立ち去る

 

なのは「カイト君、照れなくてもいいのに~」

 

なのはもカイトを追う

 

こうして、地球での任務は終りを迎えた

 

六課メンバーは、ミッドに帰還し、それぞれの仕事をこなす

 

新しい戦いが、すぐそこまで迫っているとは知らずに……………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~?~

 

ある遺跡で謎のロストロギアを発見、分析する クアットロ

 

クアットロ「へぇ~ これは面白いロストロギアね」

 

六課の奴らに使ってみましょうか

 

クアットロ「クククハハハハハハハ!!!!!!!!!!!!!!!」

 

何かを企む クアットロ

 

彼女の持つロストロギアとは?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回、クアットロの発見したロストロギアの所為で、六課に大変な事が…………

 

 

 


 
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