No.630591

恋姫外史終章・いつまでも一刀第24と2/3話

アキナスさん

一刀、悩む・・・・・・

2013-10-23 03:26:44 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:4674   閲覧ユーザー数:3634

「理想の父親とは何だろうか?」

 

「・・・・・・は?」

 

横になっている一羽を見ながらの一刀の発言に、麗羽は呆けた声を出した。

 

「いや、子供がいる以上教育方針やら何やらも考えないといかんだろ?そのうえで、俺はどういう父親でいるべきかと思ってな」

 

「まあ、分かりますけど。貴方自身はどんな父親になりたいと思ってるんですの?」

 

「うん。例えるなら、矢島金太郎、もしくはチャック・グリーンのような父親になりたいと思う」

 

「・・・・・・誰ですの?」

 

「元暴走族の世界をまたにかけたサラリーマンと、娘のために不死者の群れを突っ切って薬を探しに行ける男・・・・・・かな」

 

「全く分からないんですが・・・・・・」

 

「まあ、気にするな。とにかく、俺なりのイメージはあるが、俺の視点だけで決めてもいいのか悩んでてな。そこで、だ」

 

「?」

 

「アンケートを取ってきたんだが・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

「強い親父だな!」(猪々子)

 

「常識を弁えた優しいお父さんがいいかと・・・・・・」(斗詩)

 

「真の漢に決まっておるわ!!」(卑弥呼)

 

「・・・・・・」(無回答・思春)

 

「娘は甘やかすくらいで丁度いいんじゃないですか?」(七乃)

 

 

 

・・・・・・

 

 

 

「とまあ、様々な意見があったわけだ」

 

「三人ほど足りないのでは?」

 

「ああ、あいつらはみんな同じだったからな」

 

 

 

「お兄さんはそのままでいいと思いますよ」

 

「一刀はそのままでいいよ」

 

「そのままでよいと思うがのう」(上から風、小蓮、美羽)

 

 

 

・・・・・・

 

 

 

「以上がアンケートの結果だ。麗羽はどう思う?」

 

「・・・・・・」

 

麗羽は少し考え込んだが、

 

「そのままでいいと思いますわ。きっと親バカな教育パパになると思いますし・・・・・・」

 

「・・・・・・それでいいのかなあ?」

 

首を捻る一刀だったが、その肩にポンと手が置かれた。

 

「そんなに焦って方針を決める事はないわん。親っていうのは子供と一緒に成長していくものなのよん♪」

 

「うおっ!貂蝉!?」

 

いきなりの登場に驚く一刀。

 

「びっくりした。いつ戻ってきたんだよ・・・・・・」

 

「ついさっきよん♪ご主人様の顔を見に来たら、興味深い話をしてたからつい口出ししちゃったわん♪」

 

一刀にウインクしながら言う貂蝉。

 

「そ、そうか。しかし、確かにお前の言うとおりかもしれないな。急に変わったりしないで、こいつと一緒に、成長していくとするか・・・・・・」

 

そういいながら一刀は、一羽の頭をゆっくりと撫でるのだった・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうも、アキナスです。

 

毎度おまたせしております。

 

早く投稿するとか言って、結局変わってないんですよね・・・・・・

 

しかも短いし・・・・・・(汗)

 

さて、おまけも終わってそろそろストーリーも進みます。

 

これから何が起こるのやら・・・・・・

 

では、次回に・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

「召鬼!風刃!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 
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