No.630474

IS 2体の魔神皇帝

HIBIKIさん

あぁ~ストーリーが進まない・・・それに何故かおふざけになる・・・
今回は水曜どうでしょうのネタが入ってます。楯無は今回も扱い悪いです。

2013-10-22 20:43:09 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:1351   閲覧ユーザー数:1321

楯無の不法侵入から数日後、文化祭についての話し合いが行なわれた。

出し物を何にするか話し合われた結果、簡単なドラマを作って上映する事になった。

ストーリーは一夏が考える事になった。さらには監督も努めることに。

 

一夏「言っとくけど俺の場合怖い物になると思うぞ」

 

清香「いいんじゃ無い?」

 

箒「一番印象に残ったクラスには学食のデザートフリーパスが出るらしい」

 

一夏(・・・魔神のほほんが出現するんじゃないか?)

 

この後休日を利用して撮影に望むことになった。

そして話し合いのあった日の放課後・・・

 

一夏「さて、脚本は書いてあるし・・・撮影器具もある。後は小道具か」

 

一夏が必要物を確認していると本音がやって来た。

 

本音「ねぇねぇオリム~、一寸生徒会室に来て欲しいんだ」

 

一夏「さてと・・・小道具は鷹月たちに頼むか」

 

本音「オリム~!無視しないで」

 

一夏「何だ魔神のほほん」

 

本音「魔神じゃないもん」

 

本音は一夏の事をポカポカ殴るが一夏には全く効いていない。

 

一夏「忙しいんだけど」

 

本音「魔神じゃないもん~!」

 

一夏「此処に特製の水飴が」

 

本音「ちょ~だい!」

 

本音を水飴で大人しくさせると一夏はまた楯無が来ると面倒なので生徒会室へと足を運んだ。

途中で本音が追いかけてきて文句を言ったが一夏は聞く耳持たずだった。

 

一夏「ちわ~。三河屋で~す」

 

生徒会室のドアをふざけた発言をしながら蹴り開ける。

しかし楯無は居らず替わりに呆けた顔をした先輩らしい生徒が居るだけだった。

 

一夏「リボンの色が違うから先輩でいいのか?」

 

本音「そうだよ~。因みに私のお姉ちゃん」

 

???「布仏虚です」

 

一夏「あ、そすか。で用事ってなんすか?」

 

虚は苦笑いしながらドアの後ろを指差す。一夏が見てみると楯無がギャグ漫画のように薄っぺらになっていた。

 

一夏「何してんだこの痴女・・・いや青ゲンゴロウでいいか」

 

青ゲンゴロウ「一夏君・・・君ね・・・」

 

おっと間違えた。青ゲンゴロウじゃねぇ楯無だった。

 

楯無(間違えないでよ!)←知らんわBy作者

 

一夏「用があるって聞いてきたがそうでもなさそうだな。帰るわ」

 

楯無は慌てて一夏の足にしがみつくが場所が悪かった。階段の途中だったからだ。

バランスを崩すが一夏はコートを変形させて自分だけバランスを取り楯無はしがみ付いていた

腕を放してしまい階段をまっさかさまに転げ落ちてしまった。

 

一夏「どんくさ・・・」

 

本音「ありゃりゃ~痛そうだ~」

 

虚「お嬢様・・・ハァ~」

 

一夏は呆れ、本音は相変わらずマイペース。虚は呆れ半分心配半分と言った感じだ。

しかし転げ落ちた割りに怪我が無いので大して心配していない3人。

 

楯無「いった~・・・」

 

一夏「大した事ないみたいだから帰りますわ」

 

虚「ご足労おかけしました」

 

本音「オリム~水飴頂戴~♪」

 

楯無「一夏君10分でいいから私の話聞いて~(泣)」

 

一夏「水飴はもう無いぞ。10分だけだぞ」

 

楯無は何度もありがとうと言い、本音は甘い物~とポカポカパンチを一夏にする。

一夏は溜め息をつき楯無の話を聞き、本音には甘い物を強請られ続けた。

 

楯無「何とか簪ちゃんと仲直りしたいよ~」

 

一夏「知らんわこの青ゲンゴロウ」

 

本音「甘い物~」

 

一夏「無いわ!この魔神のほほんが」

 

虚「大変ですね」

 

一夏は助けろよと思ったが虚は仕事を済ませたいのかすいませんと手を合わせている。

溜め息をつきながらも一夏は楯無の愚痴を聞き、本音に甘い物を強請られ続けてストレスが溜まった。

特に楯無の愚痴は10分だけと言っておきながら20分も話され続けた。

途中で切れてドロップキックでも食らわせてやろうかと思ったが虚に止められたので我慢した。

その後楯無には時間をオーバーした事に土下座までされたので一夏は許した。

一応頭の中では『Gimme Gimme Gimme』に合わせて楯無を殴り続けたが。

本音はコバンザメのようにくっ付き続け食堂で箒と清香に剥がされるまで甘い物を強請り続けた。

 

一夏「もう魔神のほほんで良いだろ」

 

本音「魔神じゃないもん!」

 

箒、清香「魔神で良い」

 

一夏「ん」

 

一夏が差し出した太鼓焼きを頬張る本音だが・・・

 

本音「すっぱい~!」

 

梅ジャムを中に入れた太鼓焼きだった。

 

一夏「明日こそ訓練しないと・・・」

 

一応後で本音には赤福をあげた一夏だった。

翌日の放課後、一夏、箒はアリーナで模擬戦を行なった。

 

一夏「トルネードクラッシャー!」

 

箒「ターボスマッシャーパンチ!」

 

互いのロケットパンチは均衡したが弾け飛び元に戻る。

一夏はブレストリガーを構えた。箒には手持ちの近接、中距離武器が無い。

そのままブレストリガーの引き金を引く一夏。狙いはとても正確だが箒は何とか回避した。

 

一夏「そらそらそらそらそら!」

 

箒「クッ」

 

模擬戦とはいえ一夏は手加減はしても手を抜くわけではない。←矛盾してるかな・・・

 

箒「また腕を上げたな一夏」

 

一夏「箒も回避が上手くなっている」

 

清香はピットで模擬戦の映像を見ている。

 

清香「ハァ~。私も参加したかったなぁ~」

 

何時の間にバトルマニアになり始めていたのか模擬戦が好きになっている清香。

どこぞのピンクポニテ侍みたいになるなよ・・・

 

一夏「そら!」

 

一夏は今度は牙斬刀に武器を変えて斬りかかる。しかし箒も白歯取りで受け止めた。

 

箒「ギガントミサイル!」

 

一夏「ぐぉ!?」

 

手持ちの武器で無い分こういうときには使い勝手の良いギガントミサイルだった。

一夏は吹っ飛ばされた時に牙斬刀から手を離してしまった。

箒はそれを見逃さず、画斬刀を手に取った。一夏はブレストリガーを大斧に変形させて迎えうつ。

箒は受け止められた後一端後ろに下がり、画斬刀の柄を伸ばし、薙刀にした。

 

箒「・・・」

 

一夏「・・・」

 

その時試合終了のブザーが鳴った。

 

清香『二人ともお疲れ様。そろそろアリーナが閉まるから行こう』

 

一夏「解った」

 

箒「直ぐに行く」

 

箒は一夏に牙斬刀を返してピットに向う。一夏も牙斬刀を仕舞うと箒に続いてピットに向った。

ピットにはいつの間にか束も居た。どうやら途中から模擬戦を見ていたらしい。

 

束「やぁやぁお二人さん。カイザー達の調子は如何?」

 

一夏「良い感じです」

 

箒「前まであったタイムラグも無くなりつつあります」

 

清香「そういえば整備も比較的楽になる様改修してるとか言ってましたね」

 

束「今まではかなりきつかったからね。改修も大変だったけど」

 

着換え終わり夕食をとろうとすると一夏が部屋で食べないかと聞いてきた。

 

束「食べる!」

 

清香「私も!」

 

本音「私も~」

 

一夏「出たな魔神のほほん」

 

本音「魔神じゃないもん!」

 

本音が現れれば一夏はからかう様に魔神のほほんと言う様になっていた。

甘いものを食べ続けるからじゃないのか?そのくせ酸っぱい物は駄目だし。

 

一夏「で、何食いたい?」

 

束「親子丼!」

 

清香「私も!そして+この前の炒め物!」

 

本音「甘味~」

 

箒「甘いものはいい。すこし辛い物が良いな」

 

本音「う~」

 

本音はうなるが甘い物は食後といわれて諦めたのだった。

束と清香には親子丼とキャベツとベーコンの炒め物が出され、

箒、本音には一夏が韓国街で買ってきたキムチと何時も通りの白米と味噌汁、

そして焼き鮭が出された。一夏は4人に出した品全てと鰤の照り焼きを食べ始める。

 

束「うん、やっぱり美味しい♪」

 

箒「うむ・・・」

 

本音「美味し~♪」

 

食べ終えると束は一夏に用事があるから後で部屋に来て欲しいと言った。

 

一夏「用事って何だ?」

 

箒「もしかしたら機械獣の事かも知れん」

 

一夏「暫く静かだったからな。ありえるな」

 

箒「だからと言って簡単に機械獣は作れる物じゃない」

 

一夏「簡易生産型でも作ったのが確認されたか?」

 

一夏は束の居る部屋に行くと束に機械獣の事かとまず聞いた。

 

束「あれ?何で解ったの?」

 

一夏「機械獣の現れる期間がだいぶ開いてたからもしかしてと思ってさ」

 

束「うん。この画像を見て」

 

画像にはガラダK7とダブラスM2らしき機械獣が映っていたが獣と言うより完全なロボットに近い。

 

束「ドイツにこの2体が現れてISの部隊が迎撃に向かい数機のISが中破しながらも破壊に成功したって

  お爺ちゃんに頼んでそのデータを送ってもらったの」

 

データにはGRK-7、DBM-2と書かれている。

人間を素体にしていない分反応が若干鈍いが対処が早く連携も取れているとある。

またGRK-7にはマシンガンが装備されており中距離での先頭にも対応できるようになっている。

しかも装甲は合金Zと発泡金属を何層にも重ねてあり、なかなか破れないようになっている。

 

一夏「まともに対応できるのはマジンガーシリーズとその武装を装備しているIS位か・・・」

 

束「Drヘルからすればこの機械獣の生産は容易だろうから数をそろえて攻めてくるかもしれない」

 

一夏「解ったよ。箒にも伝えておく」

 

束「せめてもう一機だけでもサポート用ISを造れれば・・・」

 

一夏「鈴とセシリアのISを改造できないのか?」

 

束は少し考えて見解を言う。

 

束「セシリアちゃんのISは大丈夫だろうけど鈴ちゃんのISとなると難しいよ」

 

一夏「・・・・・・技術盗用か」

 

束「鈴ちゃんと相談してみるしか・・・後は彼女位だからね。専用機持ちは」

 

一夏「学園の機体を如何こうする訳にもいかないからなぁ・・・」

 

束「2年3年の子達は全く興味が無いというか・・・まだIS至上主義の子達ばかりで耳も貸してくれないし。

  まぁフォルテ・サファイアさんとダリル・ケイシーさんサラ・ウェルキンさんって子は理解をしてくれたけど・・・」

 

一夏「はぁ・・・ま、何とかするしかないでしょ。キチンとDrヘルの怖さを知ってもらわないと・・・」

 

一夏は部屋に戻ると箒に量産型機械獣の事を話した。

箒は最初は驚いたが何とかしないといけないなと互いに気を引き締めた。


 
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