■ハーフソウル、フェイタルルーラーで描かれている架空世界、アドナ大陸に関しての設定です。
人物設定と代行者の設定は含まれていません。かなり大雑把です。
人間…平均寿命80歳前後。短命種であるが、その分繁殖力が高い。西アドナ大陸の大半を占める。雑食。
精霊人…平均寿命300~400年前後。人間の約4倍の寿命を誇る。繁殖力は低い。人間との間に子供が生まれることもある。
急激に個体数を減らしている事もあって、人間にとっては物珍しい存在。美しい少女は奴隷市場で高値で取引される事もある。
菜食が多い。
半精霊人…平均年齢150年前後。人間と精霊人の間に生まれた亜種。精霊人よりも絶対数が少なく、雑種として差別を受けることも多い。
獣人…平均寿命120年前後。一見人間と似ているが、獣の耳と尾を有する。すでに滅亡したと思われていたが、近年ごく少数が生存していると確認されている。
東アドナ大陸に分布し独自の文化をもつ。ウルヴァヌスの血月による影響が大きく、幼体は凶暴化するものもいる。
肉食が多い。
有角族…平均寿命100歳前後。人間に似ているが、頭部に一本ないし二本の角を有する。東アドナ大陸に生息していたが、迫害により西アドナ大陸へ大部分が渡る。
西アドナでは角が万能薬だとされて虐殺に遭った。現在は絶滅。東アドナでは鬼と呼ばれる一族。
四王国設定
ネリア…フラスニエル王の統治する小国。緑が豊富な穀倉地帯。名馬の産地としても知られる。
王位継承は男系の男子が相続。男系男子が途絶えた場合は先王に最も近縁の男子が相続。
アレリア…エリエル女王の統治する小国。大陸の西側に位置する。水源が豊富。ガラス細工が有名。
王位継承は直系長子が相続。
ダルダン…ギゲル王の統治する国。大陸の北側に位置する。硝石や鉱物資源が豊富で山地が多い。鉄加工品や火薬、銀の加工品が有名。
王位継承は十年に一度の御前試合と投票で決定。ギゲルは三十年連続で王位に就いている。
レニレウス…カミオ王の統治する国。大陸の東に位置する。商業で栄える。ダルダンとの国境付近にある鉱山を長年争っている。
王位継承は正妃の生んだ男子に限定。正妃が男子を出産しなかった場合と正妃と男子が共に死亡した場合のみ、新しく正妃が選出される。
正妃は侯爵五家から選出され、半ば持ち回りとなっている。先代正妃はエレディア家、先々代正妃はユーグレオル家から選出された。
三公爵設定(ハーフソウル以降)
アレリア…水の都として名高い名所。観光、水資源、ガラス細工が有名。三公爵の中では皇妃選出率が最も高い。
美男美女がよく生まれる。
ダルダン…荒野に砂塵が吹き荒れる地。鉱物資源が豊富。近年は光鉱石の産出で潤っている。筆頭将軍の選出率が高い。
レニレウス…海の玄関。帝国領となった時に奴隷売買を禁止されたが、公爵の目が届かないところで密輸入をしている模様。
帝都ではクルゴスによって禁止された賭博場や娼館も密かに有する。お金大好き。クルゴスの正体を知っているが手を出せずにいる。
銀盤を取り返す事がレニレウス家の悲願。
弑神の剣…創世神アドナが枝を削って精霊人を創造した時に使用したとされる刃。神器と言われるもののひとつ。柄は幾度も作り変えられたが、刃は錆びる事も無い。
価値を知らない人間たちの間で取引され、エレナスの父へと渡った際に、両親が殺害されエレナスへと渡った。
エレナスがノアを伴って帰郷する際にカミオから渡され、その後数百年間、屋敷の納戸で眠っていた。ハーフソウルでマルファスが深淵を倒すために持ち出す。
神器…創世の時分、神々が自分のために製作したとされる。その正確な数は最古の代行者であるマルファスも知り得ていない。四つの王器よりも上位に位置する。
見た目にはただの骨董品にしか見えないが、人ならざる者から見るとその価値が理解できる。暗闇で青白く発光する。
材質は金属に見えるが、どんな金属よりも硬質。神器は神器でのみ破壊出来る。
四王国の成り立ち…マルファスが代行者となって五百年ほど後、四人の代行者が揃った。彼らはそれぞれの王器を人間の王に与え、王国の守護者となる事で新たなる神として君臨しようとした。それを止めるためにマルファスはダルダン王国の祖に剣を与え、均衡を図ろうとした。
だが思うように神の力を得られず、失望した三人の代行者はいずこともなく去った。
結果四王国は人間だけの国となり、以後五百年もの間、戦い続ける事となった。
暦設定
1月→ザクロ石の月
2月→紫水晶の月
3月→藍玉の月
4月→金剛石の月
5月→ヒスイの月
6月→月長石の月
7月→紅玉の月
8月→カンラン石の月
9月→蒼玉の月
10月→蛋白石の月
11月→黄玉石の月
12月→瑠璃の月
クルゴスの式鬼…東アドナの神々を模したものだといわれている。東アドナ出身者のみが使役する。
三鬼祇
アマテラス…白い翼を持つ美女の姿をしている。
ツクヨミ…金色の弓を携えた髪の長い優男の姿をしている。
タケハヤ…ぼろぼろの黒衣を纏い、荒縄を帯にしている。赤髪は後頭部でひっつめ、目は燃え盛る炎のようである。腕や脚は太く、戦槌のようだ。
ハーフソウル以降
マガツヒ…ハーフソウルで登場。朽ちた屍を思わせる巨体。顔には白い布を垂らしている。四肢を太い鎖で繋がれている。
ミカボシ…ハーフソウルで登場。明けの明星とも呼ばれる。黒い翼に黒い髪を持ち、額に星の冠を戴いている。星冠の輝きでその顔は見えない。杖拵えの七星杖刀を武器にしている。
金属設定
聖銀…白銀の鉱物。歴史が古い。現在では少量しか産出が無い。主に装飾品や小物が作られる。
弱い魔なら祓うこともできるため、護符にも使われる。深淵の侵食を遅らせる『封具』は聖銀からのみ造られる。
魔銀…黒銀の鉱物。隕鉄とも呼ばれる。比較的歴史が浅く、加工技術が確立されている。聖銀よりは多少流通量が多い。
一部の銀貨にも使用される。東アドナで産出されている銀は魔銀。
鉄・銅・鉛・真鍮…一般的な金属。生活用品は大体これ。
金…金貨や調度、装飾品などに使用される。産出が少なく、単価が高いために王族貴族などが好む。
名前設定
人名は、個人名・母方の父姓・父方の父姓で構成されている。王族や貴族は父方の父姓の後に位階名を持つ。
私生児は父方の父姓が無いために白眼視されやすい。
封具と術具
封具…特定の魂(神)を封じるための道具。主に聖銀製の装具が使用される。
術具…強力な術を行使するための触媒。人は簡単な術ですら術符(触媒)を必要とするが、代行者は触媒を必要としない。
ただ代行者であっても神級の魂を召喚するには、術具といわれる触媒を必要とする。
沈黙の黒太子…『深淵の大帝』『闇の皇子』などの二つ名で呼ばれる邪神。
創世神話の中で唯一意識体で存在し、身体をもたない。意識体であるために、人々の意識の集合体である『心海』に潜むという。現世に干渉するために、常に生贄を要求する。
生贄に乗り移ると、その身体は徐々に黒い髪、黒い肌、血のような赤い眼になる。
創世神アドナが目覚める『審判の日』に彼女とともに目覚め、一度降臨すると全てを破壊しつくすまで止まらないといわれている。
古代禁術『従属』によってのみ、制御できる。
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フェイタルルーラーとハーフソウルに関する世界観設定です。