No.629342

IS 2体の魔神皇帝

HIBIKIさん

今回は余りストーリーが進んでいない上短いです。

2013-10-18 23:32:33 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:1393   閲覧ユーザー数:1361

一夏達3人が部屋に入ろうとすると何故か鍵が開いている。

 

一夏「箒、姉貴呼んで来てくれ」

 

箒「解った」

 

清香「もしかして生徒会長とか居たりしないよね?」

 

一夏、箒(ありえるな)

 

箒が千冬を呼んできた。一夏が訳を説明すると溜め息をついて待っているように言い、

二人の部屋のドアを開けた。すると・・・

 

楯無「お帰りなさい。お風呂にする?ご飯にする?それともわt・・・」

 

裸エプロンっぽく見せたスク水の上からエプロンを羽織っている楯無が居た。

楯無は千冬が入ってきたのに驚いて固まっている。一夏達3人は溜め息をついている。

 

一夏「痴女だな。ツイッターに投稿しよ」

 

箒「ハァ~・・・大丈夫なのかこの学園」

 

清香「ラウラが居なくてよかった~。この人と居たらラウラが痴女になっちゃうよ」

 

一夏はアイフォンで楯無の姿を撮影しツイッターに投稿している。

箒と清香は如何すれば楯無がラウラに近づかないか話し合っている。千冬は怒りでプルプルと震えている。

 

一夏「竹刀と刀どっちにする?」

 

千冬「牙斬刀を貸してくれ」

 

一夏「わかった」

 

一夏が牙斬刀を千冬に渡すと箒は投げ縄で楯無を縛ろうとしたが逃げられた。

千冬は鬼の様な形相で逃げた楯無を追いかけて行き、楯無は泣きながら逃げて行った。

 

一夏「・・・」←千冬の怒りにあっけにとられている

 

箒「一夏、ご飯を作ってくれ」

 

清香「お腹減った~」

 

一夏「・・・ん?あ、解った」

 

一夏は部屋に入ると夕食を作り始めた。すると・・・

 

本音「ん~?良い匂い~」

 

布仏本音が現れた。どうやら料理の匂いに誘われてきたようだ。

 

清香「本音?如何したの?」

 

本音「ご飯まだなの~」

 

一夏「まだって・・・食堂行かないのか?」

 

本音「こっちがいいの~」

 

一夏「いや行けよ食堂」

 

箒「別に良いだろう。本音食べていけ」

 

本音「ありがと~」

 

本音は卓袱台を箒達と囲む。現在18:30・・・

一夏はまだ調理をしているがもう直ぐできるようだ。少しすると千冬が戻って来た。

 

千冬「楯無には逃げられたが勝手に寮の部屋を変更しようとした罰は与えてやる。

   寮長の権限は一応生徒会長以上だからな」

 

一夏「姉貴も食っていくか?結構多めに作ったから」

 

千冬「頼む。ん?布仏に相川もいたのか」

 

清香、本音「居ましたよ」

 

千冬「スマンスマン」

 

箒「この荷物は如何します?」

 

千冬「私が預かる」

 

箒「じゃぁドアの近くに置いておきますね」

 

5分後に夕飯が出来た。メニューは白米、味噌汁(大根)、肉じゃが、漬物

そして一夏は自分用にさらにコロッケと豚カツにベーコンとキャベツの炒め物を大量に用意している。

 

「「「「「いただきます」」」」」

 

千冬「ん、美味い」

 

一夏「ガツガツガツ・・・」

 

箒「炒め物もらうぞ」

 

一夏「おう」

 

清香「美味しい♪」

 

本音「ホントだね~♪」

 

千冬(料理上手なのは母さんそっくりだな・・・)

 

一夏「お前等も食うか?」

 

清香「食べる!炒め物頂戴!」

 

本音「私はいいよ~。之だけ食べればお腹一杯~♪」

 

一夏「そんな事言って菓子食ってると太るぞ」

 

本音「大丈夫~。頭使えば太らないから~♪」

 

何処ぞのアルファベット探偵みたいな事をいい本音は食べ終えた後食器を片付け、

一夏に「美味しかったよ~。また食べさせてね~」と言って部屋を出て行った。

 

清香「本音って本当にマイペースね。ングング・・・あ、これ塩使ってないんだね」

 

一夏「ベーコンとキャベツを炒めて軽く胡椒をかけただけだ」

 

箒「ん、ご馳走様」

 

千冬「ご馳走様」

 

箒と千冬も食べ終えた。箒勝ち冬の分の食器を洗ってくれた。

千冬は箒に礼をいい、楯無の荷物を持って寮長室へ帰って行った。

 

清香「美味しかった~。今度出来ればまた炒め物作ってよ」

 

一夏「今度な」

 

清香「私が洗っておくね。ご馳走様」

 

一夏「お、ありがとな」

 

清香は全員の皿を洗い終えると自室へ戻って行った。

一夏は明日以降楯無をどうやって料理してやろうか考えながら眠りについた。

翌日、一夏が起きてランニングでもしようとジャージに着換えてドアを開けると楯無が居た。

楯無「ど・・・ども」

 

一夏「・・・」

 

楯無「あの・・・聞いてる?」

 

一夏「・・・」

 

無言で楯無を睨む一夏。

 

楯無「あの~・・・私の荷物は?」

 

一夏「燃やした」

 

楯無「うそ~ん・・・って嘘でしょ!?」

 

一夏「あぁ嘘だ」

 

楯無「渡してくれる?」

 

一夏「今言った事が」

 

楯無「え!?」

 

楯無があっけに取られているうちに一夏は鍵を閉めて寮から出て行く。

慌てて一夏を追う楯無だがなかなか追いつかない。

 

楯無「ちょっとーーー!あれ大切な物とか入ってたのよ~!」

 

一夏「知らん」

 

箒「何してるんだ?」

 

箒も合流して一夏に事の次第を聞く。

 

箒「荷物ね。海に捨てたんじゃなかったか?」

 

一夏「俺が知るか」

 

楯無「いい加減に話してくれる?」

 

こめかみを痙攣させながら楯無は聞くが一夏と箒は全く聞いていない。

それ所か夕飯の話をしている。

 

楯無「話して!!」

 

叫ぶが二人にはまるで聞こえていないと言わんばかりの反応をされる。

そこへ千冬がやって来た。まだ牙斬刀を持っている。

 

楯無「ゲッ!?」

 

千冬「ゲッとは何だ更識。私は之を一夏に返しに来ただけだ」

 

楯無「あの私の荷物って・・・」

 

千冬「私が預かっているが?返すつもりは無いが」

 

楯無「返して下さいよ!」

 

千冬「一夏、返すぞ」

 

一夏「今度は早めに返してくれよ」

 

楯無はまた無視された。お陰で涙目だ。

 

簪「お姉ちゃん?清香と本音から聞いたよ?またやらかしたって?」

 

気がつけば後ろに簪が立っていた。しかも相当怒っている。

 

簪「それに弾に聞いたんだけど裸エプロンで押し倒したって聞イタンダケド?」

 

楯無「えっと・・・その・・・」

 

簪「次ヤッタラ更識追放ダッテオ母サンガ言ッタヨ?オ姉チャンのセイデ更識ノ面目丸潰レダッテ」

 

トドメの一言で楯無は動かなくなった。一夏も追放はやり過ぎじゃないかと簪に言ったが之が更識家の方針らしい。

楯無は崖っぷちで一寸でも何かあれば落ちていく所まで評判が落ちているらしい。

原因がハイートラップや自分勝手に色々やり過ぎる事にあるらしい。

 

一夏(いい気味だけど厳しいなオイ・・・)

 

箒(いい気味だ)

 

千冬「これからは言動に気をつけるんだな」

 

楯無「はい・・・」

 

千冬「それと反省文を400枚以上書いて明日までに提出しろ。荷物はまだ私が預かる」

 

楯無はもう言葉を返す気力も無いのか頷くだけだった。

一夏は流石に可哀そうにもなったが、昨日の事や弾のやられた事を考えると腹が立ってきたので

気にしない事にした。

 

箒「一夏ご飯食べに行くぞ」

 

一夏「ん?あぁ・・・」

 

この後楯無は数日の間、頭の中が真っ白になって余り動けなかっのであった。

しかも簪は一夏と弾に楯無が謝罪を入れても口を聞かず、話しかけてもそこに何もいないと

言わんばかりの反応をされて暫く負のオーラを漂わせているのであった。


 
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