No.628408 真・リリカルなのは 第十一章 機動六課設立編 第十一話 現れた新型ohatiyoさん 2013-10-15 14:56:42 投稿 / 全1ページ 総閲覧数:546 閲覧ユーザー数:541 |
カイト達が古の森の中を彷徨っている頃、付近で待機していたフェイトに連絡が届く
フェイト「どうかしたの?」
はやて「カイト君の読みが当たったわ、古の森付近の町にガジェット接近中や!!」
フェイト「わかった、なのはやカイトに連絡を!」
はやて「いや、それが無理なんや」
なのはと連絡が取れない はやて
恐らく古の森の奥深くに居るからだろう
フェイト「どうして?」
はやて「わからへん、なのはちゃんには繋がらへんのや。カイト君は現場に急行中や…………………とにかく接近中のガジェットは、フェイトちゃん達ライトニングに任せることになるわ」
フェイト「了解」
はやて「シグナム、フェイトちゃんのサポートしたってや」
シグナム「承知しています」
はやて「ほな、任せるわ」
はやては通信を切る
キャロ「フェイトさん! 来ました!!!」
ガジェットⅠ型が大量に出現した
シグナム「チッ 数が多すぎる」
見た所、100機は居るだろう
フェイト「だけど、近くにロストロギアがあるのは間違いなさそうだね」
シグナム「だろうな」
フェイト「取り合えず、今は戦うしかないね」
シグナム「そのようだ!!」
シグナムとフェイトはガジェットに突っ込む
~はやて視点~
はやて「ユーノ君」
はやては、ユーノに連絡する
ユーノ「はやてかい?」
はやて「忙しいのは知ってるけど、ちょい頼んでいいか?」
ユーノ「何だい?」
はやて「古の森について調べてほしいねんけど」
ユーノ「……………どうしてだい?」
ユーノの顔が少し曇る
はやて「近くにガジェットが沢山出て来てるんや、間違いなくロストロギアがあるはずやねん……………………けど」
ユーノ「ロストロギア反応が消えた?」
はやて「え? 何でわかったん?」
ユーノ「………………はやて、出来ればあそこには近付かない方がいい」
はやて「え? 何で?」
ユーノ「あの場所はアレが1つ、封印されている場所だよ」
はやて「アレ?」
ユーノ「忌まわしきロストロギアと言えばわかるかな?」
はやて「っ!!! ああ、わかったわ」
忌まわしきロストロギア
それは嘗て、なのは達を苦しめた最低最悪のロストロギア
21個だったものが、1つに戻り、再び21個に分かれた
21個全てを一緒の所に封印しておくのではなくて、バラバラに違う場所に封印しておくこととなった
その内の1つが古の森にあると言うのだ
はやて「何であそこに?」
ユーノ「古の森については、僕も詳しく知っているわけじゃない………………1つだけ言えるのは、魔力感知や念話が使えなくなるということだ。ロストロギア反応ですら消せてしまう」
はやて「原因はわからんわけか」
ユーノ「ああ、それともう1つ」
はやて「何や?」
ユーノ「そこには守護者がいる」
はやて「守護者?」
ユーノ「ハヌマーンという、戦闘ゴリラがね」
はやて「……………それって強いん?」
ユーノ「なのはや君でも少しは苦戦するかもね」
はやて「ほんなら、大丈夫やろ。はのはちゃんだけじゃなく、カイト君が居るし……………ゴリラ1匹ぐらい」
ユーノ「残念だけど、ハヌマーンは20匹居るよ」
はやて「…………アカン、それは不味いわ」
ユーノ「だからこそ、アレの封印場所に相応しいと思ったんだ…………………誰も奪うことは出来ないと思って」
はやて「じゃあ、ガジェットはアレを狙って?」
ユーノ「それはわからない…………………済まない、対して力になれないね」
はやて「いや、そんなことないで。ほんなら私も現場に急行するわ」
ユーノ「気を付けて」
はやて「リイン!!!行くで!!」
はやてはリインを引き連れて、現場へと急行する
~VSガジェット~
フェイト「ハーケンセイバー!!!!」
シグナム「紫電一閃!!!!」
フェイトとシグナムがガジェットを次々と落して行く
ガジェットを一撃で一機以上落すのは流石だろう
エリオ「サンダーブレイド!!!!」
エリオも負けじとガジェットを倒していく
しかし、AMFに苦戦を強いられている
それでも、2、3撃でガジェット一機を落している
エリオ(僕だって戦える!! フェイトさんの役に立つんだ!! キャロを守るんだ!!)
恩人であるフェイトの役に立ちたい
家族であるキャロを守りたい
その強い意志がエリオを奮起させる
シグナム「ほう、エリオの奴め、中々出来るようになったではないか」
シグナムも感心するほどの成長ぶりだ
キャロ「竜使役!! 来たれ! 我が竜!! 純白の翼を用いて、大空を舞え!」
ミッドの魔法陣から竜が召喚され、キャロの支配下に置かれる
キャロ「顕現せよ!! フリードリヒ!!」
フリードリヒ「ギャガァァァァァァ!!!!!!!!!」
キャロ「行くよ、フリード! 業火の息吹! ブラストフレア!!!」
キャロが技名を叫ぶと、フリードは巨大な火の玉を吐きだし、ガジェットを一掃する
しかし、この技は莫大な魔力を消費し、且つキャロ自身の魔力量が少ない為、今の所は一発しか打てない
キャロ(思ったより、魔力消費が激しい)
キャロの急激な魔力量低下により、フリードは子竜の姿になってしまう
エリオ「キャロ、下がって!」
キャロ「う、うん」
エリオは、キャロを庇うように前に出ていく
フェイト「エリオ…………………前に出過ぎだよ」
そんなエリオを心配する フェイト
シグナム「む? AMFが濃くなった…………………来るか! Ⅲ型!」
Ⅰ型よりも遥かに戦闘力があるⅢ型の登場………………と思われたが、
シグナム「これは!!」
フェイト「新型!!!」
現れたガジェットは、見た目はⅢ型によく似ている
しかし、Ⅲ型よりも大きく、2つの長いワイヤーの先にはチェーンソーが装備されている
さらに2つの砲台を抱えている
Ⅲ型よりも戦闘に特化しているようだ
差し詰めⅣ型とでも言うべきか
フェイト「エリオ!! キャロ!! 下がって!!」
エリオとキャロでは危険と悟り、2人を下がらせる
フェイト「バルディッシュ!!!」
バルディッシュ【カートリッジロード!!】
フェイト「ブラストル・ジェットセイバー!!!!」
鎌状態のバルディッシュから成る魔力刃を巨大化させ、ガジェットを切り裂く
ガキィィィィィィィン
しかし、ガジェットはチェーンソーで、フェイトの斬撃を受け止める
フェイト「切り裂く!!!!!」
ザシュッ
無理やり押し切り、チェーンソーを1つ切断する
ガジェット「!!!!!!!!!!!!!!!!」
触手を出し、フェイトを捕まえようとする
シグナム「飛竜一閃!!!!!」
連結刃が、触手を切り裂いていく
ガジェット「!!!!!!!!!!!!」
シグナムに向けて、魔力砲が放たれる
シグナム「舐めるな!!」
レヴァンティン【カートリッジロード】
シグナム「飛竜一閃・轟龍!!!」
紫色の砲撃魔法を放ち、ガジェットの魔力砲をかっ消す
そのまま、シグナムの技はガジェットを包み込む
シグナム「やったか?」
フェイト「…………………………………………」
シグナムの大技が直撃したのだ
Ⅲ型なら破壊出来ている
しかし、今回のガジェットは新型
性能は未知数
ガジェット「!!!!!!!!」
残念だが、ガジェットは破壊出来ていなかった
とはいっても無傷ではなく、半壊状態だが………………
ガジェット「!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガジェットは最後の足掻きだと言わんばかりに、触手を伸ばす
フェイト「ハーケンセイバー!」
しかし、フェイトが止めを刺す
シグナム「やったな、テスタロッサ」
フェイト「うん」
それにしても、もう新型が現れるなんて…………………
3カ月前にはⅢ型を新型と呼んでいたのに…………………
Ⅲ型は最早、新型では無い
続々と新型が生まれるガジェット
フェイト(一体誰が………………)
誰がガジェットを創っているんだ……………………
ガジェットを操る影
それはまだ、誰にも知られてはいない
この小説では、子竜状態をフリード、大竜状態をフリードリヒとして扱います
名称と言うよりかは、「」の前に書く名前の時ですね
さて、オリジナルのガジェットを考えてみました
まぁ微妙ですね
ですが、新型がⅣ型だけとは限りませんよ
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