「それじゃあ、子敬さん。呉の皆が俺をどう思ってるか知りたいんだ」

「了解、一君。私が調べた結果。こんな評価になったよ」

～北郷一刀をどう思っていますか？好きですか？～

雪蓮様…「もちろん好きよ。あんな良い男他には居ないわ。…あ～あ、私とした事が失敗しちゃったかな。

　　　　　…蓮華にあげるのを考え直そうかしら？」

　冥琳…「…雪蓮の暴走を止めるのに役立っているからな。北郷を頼りにしているぞ。…好きか。

　　　　　……子敬、何だその顔は。……まぁ…その……何だ…好きと言われれば…す…好きだ」

　祭様…「北郷は良い男になるぞ。あ奴は人を惹きつける才がある。正に大器晩成な男じゃ。

　　　　　…何？北郷が好きかだと？無論、惚れておるわ!仲間としても、女としてもな。ハッハッハ!!」

蓮華様…「い…言わなきゃダメなの？……好きよ。一刀と一緒に居ると心が凄く落ち着くの。

　　　　　一刀に巡り合わせてくれた天に感謝するわ。…も、もういいでしょ!私は失礼するわ!」

　思春…「…嫌いです。奴の甘さには虫唾が走ります。それでは失礼致します」

　　　　　(…裏を返せば人を思いやる心を誰よりも持っていると言う事だが…って、私は何を考えている!?

　　　　 　私は…別に……北郷など………)

小蓮様…「何、当たり前の事を聞いてるのよ！一刀は小蓮のものなんだから、好きに決まってるじゃない！

　　　　　…お姉ちゃんが一刀を狙ってる？…お姉ちゃんには絶～っ対、負けないんだから!!」

　　穏…「ん～。そうですね～。毎日一緒に本を読みたいと言えばわかりますよね～～。

　　　　　…ああ、本当にそうなれば、穏は幸せです～」

　明命…「はい!私は一刀様が大好きなのです!!一刀様はお優しいですし、褒めていただけると頭を撫でて

　　　　　くれます。その際私は心がポカポカして幸せなのです!なので私は一刀様が大大大好きなのです！」

　亞莎…「え…えぇ～!?か、一刀様の事ですか!?あの…その…一刀様は格好が良く、キラキラしていて、

　　　　　わ…私を気に掛けてくれて…。す…好きです。私は一刀様が大好きです!!………ｷｭｰ」

　子敬…「好きだよ～。もし一君がお金で私のものになるなら、資財を全てつぎ込んじゃうな。

　　　　　其れほどまでに私は一君が好きなんだよ！」

「以上。私が調べた結果だよ。……幸せ者だね～。このこの!」

「痛い痛いよ。子敬さん」

「お～っと。ゴメンゴメン」

「いや、謝ってもらう程の事じゃないから大丈夫だけど」

「そっか。ありがとう、一君。それにしても、これ程までの美女から、

　一君は好かれてるんだよ、嬉しいよね？ね？」

「もちろん嬉しいよ。子敬さんもありがとね」

「えへへ～。…それじゃあ私は冥琳に呼ばれてるから行くね～。

　今度は時間が合った時に呼んでよ。もちろん二人きりでね♪」

「ん、了解。仕事頑張ってね」

「うん!!行ってきます!!」

「行ってらっしゃい。…さて、俺も頑張りますか!!」