No.621920

恋姫 華陀紀行204

Peruさん

本作品は華陀への転生ものです。
【注意事項】
素人の書きなぐりです。
はっきり言って自己満足なだけのものです。
一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。

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2013-09-23 13:27:48 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:1562   閲覧ユーザー数:1436

 

 

 長居するといけないので、董卓のところへと向かいます。

 

 

 張譲については、明日へ持ち越しのようです。

 

 

 本来なら、詠を部屋に戻すところですが、張譲が居ないので計画を変更しました。

 

 

 詠が一人のところを狙われてはたまりませんからね。

 

 

 もう少しで到着です。

 

 

 ・・・。

 

 

 二人とも寝てますね・・・。

 

 

「起こすか?」

 

 

「取り敢えず、月を起こすから、あんたは下がってて」

 

 

 俺が何かするとでも思ってるんですか?

 

 

 確かに、董卓とのハプニング率は高めですけど・・・。

 

 

 起きたときに俺見たらやっぱりビックリするんですかね?

 

 

 まあ、いらぬトラブルを起こすつもりはないので、ここは下がります。

 

 

「了解」

 

 

「月、起きて」

 

 

「・・・詠ちゃん?詠ちゃんがどうしてここに?」

 

 

「ちょっと協力者が出来たからね」

 

 

 詠がこちらを見て、董卓も気づいたようです。

 

 

 俺たち先に会いましたよね?

 

 

 忘れてたんですか?

 

 

 と言うか、劉協が起きてるんですが・・・。

 

 

 二人とも気づいてます?

 

 

 

 

「今の私たちの現状を作ったやつらを一網打尽にしたいところだけど、まずは身近なところから掃除していくわ」

 

 

 掃除って言うと、綺麗に聞こえるから不思議です。

 

 

 でも、現状を作ったのって宦官ではないんですかね?

 

 

「既に、張譲以外には手をうってあるから、明日で仕上げを行って、連合を消耗させつつ、ここに引き寄せるだけよ」

 

 

 それだけだと、董卓の扱いが変わらない気がするんですが・・・。

 

 

「最後に劉協さまに手伝ってもらえば完成。だから、月には劉協さまの説得をお願いね」

 

 

 口添えしてもらうんですね・・・。

 

 

 それでも、董卓が劉協を傀儡としてると取られませんか?

 

 

「説得ってどうすればいいの?」

 

 

「それはね」

 

 

 説得する内容を起きてる本人を前にして言うのはどうなんでしょう・・・。

 

 ひとこと言っておきますかね。

 

 

「言いにくいんだが、既に劉協さまは起きてるぞ」

 

 

「「えっ!」」

 

 

 俺の言葉を合図にして、劉協は上半身を起こしました。

 

 

「妾が原因か・・・?」

 

 

 その通りですね。うんうん。

 

 

「いえ、そのようなことはありません」

 

 

「取り繕わずともよい。あの者は妾の言葉に頷いておったぞ」

 

 

 そこで、俺に振りますか・・・。

 

 

 二人からの熱いまなざしが厳しいです。

 

 

 ちょっと本心が出て、頷いただけじゃないですか・・・。

 

 

「計画があるのであれば話すがいい」

 

 

 説得する手間が省けましたね!

 

 

 

 

 話終えたのですが、劉協は考え込んだままです。

 

 

 と言うか、この幼女は一体何歳なんでしょう?

 

 

 実は見た目だけで、本来の年齢はもっと上なんでしょうか?

 

 

 おっと、年齢の話はご法度でした。

 

 

「結論は出たか?」

 

 

「あんたは言い方を考えなさい!」

 

 

 相手が誰でも一緒なんですけどね。

 

 

「これが、俺なんで変えようにもなあ・・・」

 

 

「そなたは、豫州の州牧であったな?」

 

 

 よく、覚えてますね。州牧なんて覚えてないと思ったのに。

 

 

 俺はただの、嵌められた哀れな州牧ですよ。

 

 

「一応ね」

 

 

「そなたは、現状をなんと思っておる?」

 

 

 俺の意見聞きますか?

 

 

 これって、上司への意見って言うか、愚痴を言うことでいいんですよね?

 

 

 ぶっちゃけちゃいますよ。

 

 

「かなり不満だな。家族(葵)とは離ればなれだし、(医者として)自由に動きたいのに、(州牧になったせいで)まともに動けない。以前の大陸を自由に回っていた方が遥かによかった」

 

 

 もう探し物は無いですし、善政を敷いてくれるやつさえ上に入ればいいです。

 

 

 二人とも・・・そんなに睨んでも俺の考えは変わりませんよ。

 

 


 
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