No.620263

恋姫 華陀紀行185

Peruさん

本作品は華陀への転生ものです。
【注意事項】
素人の書きなぐりです。
はっきり言って自己満足なだけのものです。
一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。

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2013-09-17 06:34:19 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:1177   閲覧ユーザー数:1085

 

 

 恋たちに食事を奢って、別れました。

 

 

 ちょっと意地悪して、音々音の分については、奢るとは言ってないと言うと、『ションボリ』してので、可哀想になり奢りました。

 

 

 そろそろ、約束の刻限です。

 

 

 月明かりのみの、暗くなってきた頃に、集合場所へと向かいました。

 

 

 ・・・ちゃんと兵は時間までに来ていたようです。

 

 

「準備はいいか?よければいくぞ」

 

 

「・・・分かりました」

 

 

 元気のないやつらです。

 

 

「遅れずに付いてこいよ。ひとりでも遅れたり、迷子になったら連帯責任だ!」

 

 

「この闇夜でそれは困難かと思われます!」

 

 

 本気で走るわけでは無いですし、馬の駆け足くらいなら、こいつら余裕でついてこれるでしょう。

 

 

「全力ではなく、駆け足程度だから安心しろ」

 

 

 こうして、俺たちは、次の町へと向かっていった。

 

 

 

 

 まさか、本当に脱落者が出るとは思いもしませんでした。

 

 

 月明かりで十分見えるのに、見失うとかありえない・・・。

 

 

 脇見ばかりしてるからですね。

 

 

 数人は頭がふらふらしてますし、眠いんでしょうか?

 

 

 こいつらは、戻るまでに鍛え直さねばならないようです。

 

 

 仕方ない、最後の休憩をとるとしましょう。

 

 

「今日はここまでだ。これより夜営の準備にはいれ。できたものから寝てよし」

 

 

 食事をしてきたんだから、馬の世話をして寝るだけですよ。

 

 

 俺の一声で、馬の世話もせずに寝るやつが現れました。

 

 

 丁度いいです。次の町で馬は売ってしまいましょう。

 

 

 今の俺の財布は、かなりのダメージを受けているので、いい機会です。

 

 

 生き残るための術を教え込みましょう。

 

 

 

 

「本当に売ってしまわれるのですか?」

 

 

「残念ながら昨日馬の世話も満足に出来ずに寝た輩がいた・・・。俺は、連帯責任だと始めに言ってあったにも関わらずだ。きっと馬はそいつにとって必要が無かったのだろう。だが安心しろ!お前たちには移動するための手足があるじゃないか!」

 

 

 なぜそんな不安そうな顔するんです?

 

 

 馬を売ったお金で、みんなに剥ぎ取り用の短剣や縄、食糧などを購入し、こちらも医療品を購入して、残りはありません。

 

 

「さて、久しぶりのショートカットだな」

 

 

「いやな予感しかしないのですが・・・」

 

 

 ただ突っ切るだけですよ。

 

 

 俺が一度は通っているので安心して行けます。

 

 

「さて、いくぞ!」

 

 

「華陀さま・・・そちらは山です。街道はこちらになります」

 

 

「こっちの方が近いからこちらにいくだけだ。お前たちへの訓練もこれには含まれる。さあいくぞ」

 

 

 みんな、諦めたような顔をしてますが、ここからが本番ですよ?

 

 


 
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