レベル製の巨大なAT-ATです。ノンスケール表記なのですが計算すると約1/48ということが判明！プロップ研究家のキャベツ太郎氏に話したところ「劇中のAT-ATの中プロップは1/35の設定でタミヤの1/35MMが大量に使われている！てことはタミヤの1/48AFVを使えばディテールアップできるで！」。ダークサイドに誘われるがままタミヤ1/48の20mm4連装高射機関砲×２個、T-34/76、ジェリカンセット、３号突撃砲を購入しました。

脚は空洞となっている足の裏をプラ板で作り、４本の爪とプリン状のパーツを切り離し可動できるようにしました。複製して４本用意します。お尻は装甲板が一体化していますので切除して平らにし、20mm４連の防盾パーツを貼りました！胴体はダルいのでプラ板で作り直し。Illustratorで作図して紙に出力、試作し最後は0.5mmプラ板に落とし込みました。クラッシュしてる雰囲気を強調する為にハッチを開口しプラ板や流用パーツでデコレートします。ハッチ内にはショートしたようにランダム発光回路を内蔵してあります。回路は友人のどろぼうひげさんに作ってもらいました。頭部は残念な形状です。古のMPCのキットを参考にしつつプラ板で修正していきます。顎のレーザー砲は３号突撃砲、側面のブラスターは20mm4連の銃身です。

ベースはアクリル板にスタイロフォームと紙粘土で地形を作り、表面はタミヤのテクスチャーペイント。最後にAT-AT本体にも雪をかけて仕上げます。今回はスノースピーダーのワイヤーに引っ掛けられて倒れてしまったシーンです。ワイヤーはテグスを巻きました。あと展示用の演出として首の辺りから加湿器による雪煙がモクモクと出てきます。プライベート作品として製作しましたが、その後モデルグラフィックス誌２月号に作例として掲載していただきました。