一気に下まで駆け抜けます。
途中で建物が見えますが無視です。
どうも、証が無いと次の工程に進めないらしいので、先ずはその入手からでしょう。
視界さえ良ければこんな山すぐに下りれます!
・・・・・・・・・。
取り敢えずゲット出来ました。
無くしたら最初からだそうです・・・。
布製の紐を貰いました。
これを、相手にも見える位置にしておくそうです。
見習いからなんですね・・・。
しかし、掃除や洗濯など・・・どこでも最初はこんなものなのかな?
数ヵ月で見習いから低徒に上がりました。
これでも早い方だそうです。
普通だったら数年はざらだとか・・・。
体力にものをいわせて頑張った甲斐がありました。
急な余剰分も率先してやりましたし、それらが評価されたようです。
見てる人は見てるんですよ。
今は、見習いでやっていたことにプラスして、学問が加わりました。
大体が知っている知識ですね。
紙や竹管はなく、全て口伝なのが辛いところです。
見本の植物は、押し花みたいになってるものばかりですし、一応地面に描いてくれていますが、絵心無いですね。
大体の人がここまで教わったら旅立っていくそうです。
それにしても、この教導師・・・。
なぜ描き終わった後にポージングするんです?
やってやったぜ!みたいな感じですか?
年を越えてしまいましたが、何とか中徒まで来ました。
やはり、事前に知っているのと知らないのでは雲泥の差ですね。
証は色が茶の腕輪に代わりました。
しかし、今考えていることはそんなことではなく・・・。
「ここに来て本当によかったんだろうか・・・」
周りを見回してみると、ムキムキな人たちがほとんどです。
健全な魂は健全な肉体からとかなんとか・・・下の教導師が言っていましたが・・・。
いや・・・もう、俺の身体は健康体ですよ?バリバリですよ?それなら魂も健全でよくないですか?
ここでやっていけるのかが、かなり不安です・・・。
なんか、あちらこちらで、ポージングしたまま動かない人が多いです・・・。
聞いたところ、今は自然そのものに感謝する時間だそうです。
感謝にポージングは必要無いでしょう・・・。
とても嫌な予感がします・・・。
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本作品は華陀への転生ものです。
【注意事項】
素人の書きなぐりです。
はっきり言って自己満足なだけのものです。
一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。
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