No.613048

恋姫 華陀紀行60

Peruさん

本作品は華陀への転生ものです。
【注意事項】
素人の書きなぐりです。
はっきり言って自己満足なだけのものです。
一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。

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2013-08-27 15:17:15 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:1803   閲覧ユーザー数:1682

 

 

 嫌な光景を見ました。

 

 

 やっぱり賊は賊ですね。

 

 

 これが噂に聞く酒池肉林ってやつでしょうか?

 

 

 明らかに男女比が合っていませんが・・・。

 

 

 家の裏手の陰になった部分に、家の中が見える隙間があるんですが、そこに今は潜んでいる状況です。

 

 

 その場で、気配察知をしてみるに、村中に見張りを結構な数配置しています。

 

 

 奪ってきたばかりで警戒が高いのか、それとも通常から高いのか・・・。

 

 

 ちょっと人数が多いんですよね・・・。

 

 

 最初三十人くらいだと思ったら、一気に倍以上です。

 

 

 せめて、五十人くらいだったら疲れる位だからいいんですが、流石に百人超えは・・・。

 

 

 でも、やはり放っておくのもどうかと思うしなあ・・・。

 

 

 しかし、今突入しても、あれだけ密集に近いとあの場のに居る者を皆殺しでいかないと無理だろうし・・・。

 

 

 すぐに他がわんさか来るだろうし・・・。

 

 

 悩みどころです。

 

 

 

 

 大分覗くための隙間を大きく広げることが出来ました。

 

 

 なんか、これって覗きは覗きなんですが、AV観賞?してるような気分です・・・。

 

 

 ちょっとした虚しさと怒りがわいてきました。

 

 

 盗賊の頭はあいつですね。

 

 

 一人だけ二人とかうらやまけしからん!

 

 

 しかも、かなり酔っているようです。

 

 

 どんだけ飲んだんだ?

 

 

 いや・・・女性が抱かれたくないから飲ませてるのかも?・・・にしては既に目が虚ろで死んでるような・・・。

 

 

 絶望して無気力ってやつですね。

 

 

 言われたことだけやってるロボットみたいになってます。

 

 

 ほぼ全女性がそんな感じですね・・・。

 

 

 流石に精神を戻す治療はしたことないなあ・・・。

 

 

 どうやら、今日連れてこられた子は猿ぐつわを噛まされ簀巻きにして端に転がされてます。

 

 

 なぜ、わざわざ連れてきたんでしょう?

 

 

 しかも、犯されてないってことは男?ですよね?髪も短いし・・・というかボロボロのままですね。

 

 

 まあ、無理矢理首を持たれて、この光景を見させられると言うのはなかなかヘビーな体験と言うことで・・・生き残っても精神的にきついんじゃないかなあ。

 

 

 女性の肉親かなにかなのかな?

 

 

 賊のやることはよくわからんです。

 

 

 少年よ強く生きろ・・・なんとかなるまで・・・。

 

 

 

 

 とうとうやっちまいましたよ。

 

 

 殺しちゃいましたよ。

 

 

 なんか皆殺しに近いです・・・。

 

 

 酒の臭いに混じって血臭が漂ってきます。

 

 

 ・・・・・・・・・。

 

 

 死んでるのは女性達ですね。

 

 

 何を思ったのか、賊の頭がいきなり近くにいた二人をヤりながら殺してしまいました。

 

 

 首を締めていたんで気絶したのかと思ったんですが、全く気が通ってません。

 

 

 しかも、悪いことにそれを周りも真似しだし、ほぼ全員瀕死もしくは死んでいます。

 

 

 それに動かなくなった死体に、八つ当たりで斬りつけていました。

 

 

 ここでの生き残りは、あそこの少年だけですね・・・。

 

 

 ・・・・・・・・・

 

 

 聞こえた話を聞く限り、どうやらどこかの豪族の子供のようです。

 

 

 人質にして、更に物資を要求しているのだとか・・・。

 

 

 どこからこんなに物資を手に入れたのかと思いましたが、身代金みたいなものなんですね。

 

 

 戻ってきたときに持ってきた物量を考えれば、かなりの豪族に違いありません。

 

 

 と言うか討伐隊が組まれてもおかしくないです。

 

 

 女については、また拐えば言いとか言ってるから、また被害が増えるんでしょうね。

 

 

 ここが一体どこなのかが全く分かりませんが・・・。

 

 

 そろそろ見張り以外は寝たみたいですね。

 

 

 いい具合に雪が降ってきましたね。

 

 

 ・・・・・・・・・。

 

 

 お仕事の時間です。

 

 


 
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