No.612528

真・恋姫なのは?第二十四話

アサシンさん

闇に染められし夜天の涙を

苦しみを、悲しみを・・・・今

氷騎士が凍り尽くす

2013-08-25 22:50:45 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:3200   閲覧ユーザー数:2483

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海鳴のとある病院上空にて二人の人物が向き合っている

 

 

 

一人は八神はやてを取り込んだ、闇に染められし夜天の魔導書が融合騎。リィンフォースⅠ(アインス)

 

 

一人はかつて闇の書に命を奪われ、仲間の為に命を差し出した管理局の英雄 クライド・ハラオウン・北郷

 

 

 

ついにこの二人が出会うべくして巡り会った

 

 

 

 

 

 

クライド『漸く御対面だな、夜天の融合騎よ?』

 

 

リィンフォース「・・・・お前は、主の友ではないか。何故このような場に居る?それにその喋り方は?」

 

 

クライド『是、我は主の友であり、主はやてとお主を助けるために。言葉使いは我の存在を管理局に知られぬ為にだ』

 

クライド『故に、今の我の事はK(ケイ)と』

 

 

リィンフォース「そうだったのかK・・・・だが私は助からない、私に出来る事は主に安らかな眠りを与えて差し上げる事しか」

 

 

クライド『その様な結末を我は望まぬ!』

 

クライド『言ったであろう?我等守護騎士は、汝と主はやてを救うと』

 

 

リィンフォース「だが、私には呪いが・・・」

 

 

クライド『そのような事は百も承知!』

 

クライド『その呪いを我が凍らせる!もう泣かせぬ!もう悲しませぬ!もう苦しませぬ!』

 

クライド『我が今・・・否』

 

 

クライド「僕が今そこに行くから待ってて?必ず君達を救い出すから」

 

 

リィンフォース「クライド・・・・・お前は・・・・・」

 

 

 

 

クライド『バルスブルグ教会司教、聖天十字騎士団副団長、極東本部副長にして』

 

クライド『夜天を護りし守護騎士が末席、凍土の氷騎士。クライド・ハラオウン・北郷』

 

クライド『我が魔導と騎士の誇りに賭けて。汝を救い出す』

 

 

 

 

 

リィンフォース「ならばやって見せろ。私を止めて、主と私を救って見せろ」

 

クライド『元よりそのつもりだ』

 

 

 

リィンフォースは拳を構え

 

クライドは一刀に使用許可を貰ったデバイスの起動式を唱える

 

 

 

クライド『この身は凍土から生まれた

 

     この心臓も、体も、血も

 

     全ては氷の国で生まれたモノだ

 

     だが・・・この心と魂は私の物だった

 

     この想いは私の物だ

 

     たとえ国が亡ぼうと。たとえ世界が凍りつこうと

 

     私の心と魂は凍らない

 

     この願いを叶えるまで、この誓いを果たすまで、この約束を守るその日まで

 

     氷騎士は凍えない

 

     砕けぬ魂此処に有り!

 

     来たれ!凍てつく凍土の騎士が槍。グラーシア!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     グラーシア<stand by ready? set up!>

 

 

 

 

 

 

雫を象った蒼い宝石が輝き

 

ネックレスのチェーンから離れ、クライドの真正面まで行きながら輝きを増す

 

輝きながら時計の針のように回転しながら、本来の姿を晒す

 

クロノが持つデュランダルと瓜二つの姿を持つ

 

氷騎士の槍。グラーシア

 

 

クライドは回転するグラーシアを右手で横に振り抜くように掴み取り

 

リィンフォースにその矛先を向ける

 

 

 

 

クライド『さて、始めようか?我が闇に飲まれるか』

 

クライド『我が汝を凍らせるか!?』

 

 

 

 

ついに始まる

 

 

闇と氷の

 

 

祝福の風と氷騎士の戦いが

 

 

 

 

 

 

 

 

クライドとリィンフォースが戦闘開始と共に睨み合っている頃

 

 

守護騎士の面々は管理局の魔導師達

 

主に高町、フェイト、クロノとクロノに捕まったリーゼ姉妹にリンディに今回の事件と。主にKことクライドが用意した詳細データを元に説明と説得を行っていた

 

もちろん守護騎士が知っているのは闇の書と夜天の書の事

 

はやてと自分達の事

 

Kの事など管理局に知られても大丈夫な部分だけだが

 

 

それだけでも彼等にとっては衝撃的だった

 

ただのプログラムだと思っていた者達にはしっかりと感情と自我を持っていた事実に

 

闇の書が夜天の書であることを知っていた事等

 

 

それを知った者の反応は・・・・まぁ予想できるものばっかりなので省略しよう

 

 

 

 

シグナム「これが我々が知りうる情報と真実だ」

 

 

ザフィーラ「これより友の加勢に行く、異存は認めん」

 

 

クロノ「まて!」

 

 

ヴィータ「んだよ?コッチは急いでんだぞ?」

 

 

クロノ「君達が行って大丈夫なのか?君達闇のsy」

 

 

ヴィータ「そんな穢れた名前で呼ぶな!?あれは夜天の書だ!!」

 

 

クロノ「すまない、っで。君達が夜天の魔導書の管理人格と戦って取り込まれる恐れがある」

 

クロノ「よって、この場は僕達、時空管理局が預かる。君達は蒐集されない様何処かに避難してくれ」

 

 

ヴィータ「はぁ~?!」

 

ヴィータ「おいシャマル?ここに頭が残念な空気読めないバカが居るぞ。治してやれよ」

 

 

シャマル「ごめんそれ無理♪」

 

 

ヴィータ「だよな~?」

 

 

クロノ「おい?お前達、どういう意味だ(#△#?)」

 

 

シャマル「どういう事って」

 

 

ヴィータ「そのまんまの意味だよ」

 

 

クロノ「な・ん・だ・とぅ~!!?」

 

 

フェイト「落ち着いてクロノ!」

 

フェイト「それでシグナム、どういう事なの?」

 

 

シグナム「そこの執務官が行った事だ」

 

シグナム「まず私達が取り込まれる危険性に関してだが。すでに主はやてが夜天の書に巣食う闇から切り離してくださり、我等は人と成った。故に私たちが蒐集される危険性は残るが。私達が取り込まれる危険は無くなった」

 

 

クロノ「だからその蒐集される恐れがあるから君たちは後ろに下がって・・・・」

 

 

 

なのは「クロノ君は黙ってて!」

 

フェイト「クロノは黙ってて!」

 

アルフ「クロノは黙ってて!」

 

ユーノ「クロノ黙ってて!」

 

エイミィ「クロノ君は黙ってて!」

 

リンディ「クロノは黙ってなさい!」

 

リーゼ姉妹「「クロすけは黙ってろ!!」」

 

 

 

 

 

クロノ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・好きでKYなんじゃ無いやいっ」

 

 

 

皆から迫害を受ける

 

 

クロノ執務官がいじけた

 

 

クロノ執行官は隅でいじける

 

 

 

 

 

 

フェイト「愚兄は静かにしました。続きを話してください」

 

 

シグナム「あっ・・・・ああ(言わなければ殺られる!?)」

 

シグナム「クロノ執務官が言ったように蒐集される恐れについても問題は無い」

 

シグナム「我等は今日この日に向けて今戦っているKに鍛えて貰った。その実力はお前達がよく知っている筈だぞ、テスタロッサ」

 

 

フェイト「だとしても今回は私達も手をかs」

 

 

シグナム「そして最後に、お前達が居ては足手まといだ」

 

シグナム「お前達の中でギリギリに戦えるとしても、そこの白いのとテスタロッサぐらいだ」なのは「白いのじゃないの!なのはなの~!!」

 

 

フェイト「なのはと私は魔力と戦闘力でAAAランクはあります!それでも足りませんか!?」

 

 

シグナム「足りない」即答

 

シグナム「私達はKとの特訓で魔力戦闘力共にS+までは底上げしても。勝つのが難しい相手だ」

 

シグナム「あれの魔力と戦闘能力は最高でSSランクはある。お前達では到底太刀打ち出来ん」

 

 

 

 

 

この一言にその場に居る管理局側は何も言えなくなった

 

嘱託魔導師にしてアースラの最大戦力である高町なのは、フェイト・テスタロッサは。いままで勝てなかった者達でも底上げした自分達よりも強く

 

あのKと呼ばれる少年?と戦っている物が自分達が勝てなかったこの人達よりも強いのだ

 

これで足手まとい宣言が出ては何も出来ない・・・やってはイケない

 

本当に彼等の邪魔になってしまうから・・・・・

 

 

思考の海に潜り、己が無力に打ちひしがれる中

 

 

彼等は飛び立つ。戦友と親友を助ける為に

 

 

 

 

ヴォルケンズが戦いに向かっている中で

 

 

 

なのは「にゃから、にゃんでみんにゃ。にゃのはのこにょ、にゃまぇでよんでくれにゃいの~?」号泣寸前の涙目

 

 

さらに無視され、クロノと一緒に隅で膝を抱えいじけました

そんな彼女にクロノは「・・・・・いらっしゃい」と一言だけ言ったとさ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな中クライドとリィンフォースは

 

{ここからはアインスでお送りします}

 

互いに魔導弾をぶつけ合っていた

 

 

 

 

クライド『雪化粧、氷の槍!』

 

 

クライドの周囲に全長2メートルの氷で出来た槍を数十本生み出し

 

アインスに目掛けて、撃ち出す

 

 

 

アインス「刃以もて、血に染めよ。穿うがて、ブラッディダガー!」

 

 

撃ち出された槍の三倍の数のダガーを生み出し撃ち出す

 

ズガガガガガガガガ・・・・パキャァ~ン・・・・!

 

クライドの槍一本に対し三本のダガーで的確に、確実に迎撃し撃ち落す

 

辺りには蒼い氷の破片と、深紅の血の破片が周りを漂い、消える

 

その光景は空から降って来た雪が、淡く溶けて逝く様に

 

 

 

互いに殺傷設定での弾幕戦を繰り広げていると

 

 

 

 

シグナム「無事か?K」

 

 

ザフィーラ「助太刀に来た」

 

 

シャマル「ケガはありませんか?」

 

 

ヴィータ「やられてねぇだろうな?」

 

 

クライド『肯定、我は無事だ』

 

クライド『だが、先ほどから一進一退。戦局は変わらなんだ』

 

クライド『手伝ってくれ、あの馬鹿者に拳骨を見舞わなければならぬ。ついでに主に目覚めて貰わなくては』

 

 

ヴィータ「はやての事はついでか?!」

 

ヴィータ「つか、はやてを殴るのか?殴るんだな?よし、Kからブッ飛ばす!」

 

 

シャマル「いいツッコミね?ヴィータちゃん」

 

 

ザフィーラ「落ち着けヴィータ、あとお前のリアクションは間違っているぞ?シャマル」

 

 

シグナム「・・・・・・そうなのか?K」ジャキン!←レヴァ剣

 

 

ザフィーラ「将も落ち着かぬか?!」

 

 

クライド『うむ、平常運転で何よりだ』

 

クライド『では逝くぞ?』

 

 

シグナム「字が違う!」

 

ヴィータ「字がちげぇ!」

 

シャマル「字が違います!」

 

ザフィーラ「字が違うぞ!」

 

 

 

うん、大丈夫だね

 

 

じゃあ行きますか。彼女達を助けるために

 

 

 

クライド『行くぞ?皆の者。我等夜天を守護騎士。五柱が揃えば、不可能などない!』

 

 

シグナム「恐れるモノなど何もない!」

 

ヴィータ「はやてを助ける為にブッ飛ばす!」

 

シャマル「ケガしても治療するからね?」

 

ザフィーラ「守護獣が使命、果たして見せる」

 

 

クライド『さぁ。始めよう』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さてと、少しばかりシリアス?な状況のハズの今

 

 

僕からちょっと読者の皆さんに問題だよ

 

 

・・・どうしてこんな事になったの?

 

 

 

 

 

 

 

 

シャマル「シャマル・the・クッキング!食べて欲しいの♪レインボーパン!!」

 

 

シグナム「腸(はらわた)を!!」

 

レヴァンティン<シュランゲバイセン!>※連結刃

 

 

ヴィータ「ぶちまけろ!!」

 

グラーフ・アイゼン<フランメ・シュラーク!>※炎を纏った攻撃

 

 

 

アインス「キャァアアアアアアア!!!?」スタコラサッサ~♪

 

 

 

クライド『・・・・・なぁザフィーラ』

 

ザフィーラ「・・・・・何だK?」

 

クライド『何故こうなった?』

 

ザフィーラ「・・・・・わからない」

 

クライド『・・・・・さっきまでのシリアスは何処に家出した?』

 

 

 

 

 

ホントにこの外史は如何してこう真面に話が進まない事があるんだろ?

 

 

読者の皆も気になっているだろうから。現実逃避と書いて説明と読む行為をしよっか?

 

 

始まりは本当に些細な事だったよ

 

 

あの後。守護騎士の皆で波状攻撃を仕掛けて大きな魔法は発動させない様に戦っていた中

 

 

海鳴の浜辺まで移動し

 

 

僕がアインスと砂浜で肉弾戦をしていたら

 

 

 

ズルッ・・・・・ポヨン♪

 

 

・・・モミモミ♪

 

 

アインス「あんっ//ぅん~////」もにゅもにゅ♪

 

 

クライド『・・・・あっ』

 

 

 

シグナム「・・・・・三枚に下ろす!」ギュピーン!!?

 

ヴィータ「・・・・・ぶっ潰す!」ギュピーン!!?

 

シャマル「・・・・・毒殺です(ぼそっ)」ギュピーン!!?

 

 

 

 

っと言う事があったんだ。その後がまぁ上のような状況になってしまって

 

 

そろそろ現実に戻りまs・・・・・・・・あれ?

 

 

 

 

シャマル「三位一体!」

 

シグナム「守護騎士女性陣限定奥義!」

 

ヴィータ「恋する乙女の」

 

 

三人「「「嫉妬のデストロイヤー!!!」」」

 

 

 

シャマルがアインスのリンカーコアを曝し出し。動けなくした所に

 

シグナムのレヴァンティンの切っ先を真下に居るアインスに向け。柄頭をさらに上に居るヴィータに向けて

 

そのヴィータはラスボスであるナハトヴァールに使う予定のギガントシュラークで

 

シグナムのレヴァ剣を釘のようにし、曝されているアインスのリンカーコア目掛け

 

 

その質量保存の法則を真っ向から無視した鉄の伯爵を

 

 

振り下ろす!

 

 

 

 

 

世界を揺らした轟音と、視界を真っ白にするほどの閃光が、僕達を襲った

 

静寂が訪れて目を開いて周りを見てみると

 

病院から少し離れた所にある海辺で戦っていたのだが・・・・・・海?

 

僕は目を疑った、目の前に広がるのは。露わになった海底と地平線まで広がる『砂』

 

 

そして巨大なクレータの中心には煙を上げながらダウンしたアインスが

 

 

その上空でこの惨劇を巻き起こした三人は

 

アインスを見下ろしながら唇を動かした

 

遠くてよく聞こえなかったが

 

表情と唇の動きからして。おそらくこう言ったのだろう

 

 

 

 

シャマル『殺り過ぎました』

シグナム『殺り過ぎた』

ヴィータ『殺り過ぎちまった』

 

 

 

・・・・本当に殺り過ぎだよbyクライド

 

・・・・本当に殺り過ぎだbyザフィーラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・つづく?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あとがき

 

 

 

どうもアサシンです

 

 

 

最後の方が大変な事に(汗▽汗?!)

 

はたして、はやてとアインスは生きているのか?!

 

 

では次回予告を

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回 真・恋姫なのは?第二十五話

 

       氷空に鳴り響く、終焉を呼ぶ鐘の音

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ではでは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

再来~~~


 

 
 
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