No.610361

ハイスクールD×D BWK

劉邦柾棟さん

どうも、今晩は柾棟です。

連日の猛暑で、ダウン寸前です。

それでは、ハイスクールD×Dの二次創作

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2013-08-19 20:13:43 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:6866   閲覧ユーザー数:6704

第0章 俺、知りました。 part1

 

 

一誠side

 

 

はい、どうも皆さん。

 

 

こんにちは~、『兵藤一誠(憑依)』ですよ~。

 

 

あ、(憑依)は『兵藤一誠』に「憑依」している……という意味です。

 

 

えっ? そんなの判っている?

 

 

ハッハッハ! 一応、判らない人が居るかもと思ったので、説明させて頂きました。

 

 

判ってる人は気にしないで下さいね~。

 

 

まあ、それは置いといて……前回の話の続きをしましょう。

 

 

 

 

 

 

俺は、現在……悩んでいる。

 

 

その原因は今から数分前の事だ。

 

 

~数分前~

 

 

一誠「あ……あのさ、父さん、母さん。 俺は何で「此処」に……『病院』に居るの?」

 

 

俺は、抱き合っている一誠の両親にどうして病院にいるのかを聞いた。

 

 

幾ら『ハイスクールD×D』の「原作」を知っているとは言え、俺が「一誠」に憑依しているって事は何かしらの「原作」とのズレが生じている可能性がある。

 

 

万が一、この体の持ち主である「兵藤一誠」が「不治の病」だか「心臓病」等を患っている何て事になったら……確実に「原作」云々の話では済まなくなる。

 

 

リアスの眷属になれば「悪魔の駒≪イービル・ピース≫」や「悪魔」の『医療技術』で治るだろうが、その頃まで……この体が無事でいてくれるか何て判らないし保証も無い。

 

 

出来れば、「不治の病」とか「心臓病」とか何てのは勘弁だけどな~。

 

 

っと、考えつつ……俺は一誠の両親の返答を待った。

 

 

 

一誠父「一誠……お前、覚えて無いのか?」

 

 

「信じられない」という表情で、俺に「覚えて無いのか?」っと言う「一誠父」

 

 

えっ? 何、その返し? ( ゚д゚)

 

 

一誠母「……一誠(´;ω;`)」

 

 

両手で口元を抑えながら、「一誠」っと言いながら涙を流す「一誠母」

 

 

えっ? ちょっ……ちょっと、やめてよ! 物凄い、不安になるじゃねえかwwwwww!?

 

 

一誠父「……無理もないな。 突然の出来事だったからな」

 

 

左手の中指で「クイッ」と眼鏡を掛け直してながら、「一誠父」は顔を俯かせる。

 

 

オイ~~!  勿体付けるな! 不安になるだろう!? Σ(゚д゚lll)

 

 

一誠母「……そうね、お父さん。 突然だった物ね」

 

 

「一誠父」の言葉に同意する「一誠母」

 

 

やめてよ~! もう、やめてよ~!? もう、一誠のライフはゼロよ~!? これ以上、勿体付けて不安にさせないでwwwww!?(゜´Д`゜)

 

 

二人の遣り取りを見ながら、俺は心の中で叫びまくっていた。

 

 

一誠母「一誠……よく聞いてね? 貴方はね……」

 

 

遂に、キタ━(゚∀゚)━!

 

 

一誠母「貴方は……」

 

 

いや、もういいから! 早く言えって!?(# ゚Д゚)

 

 

 

 

 

一誠母「貴方は……『熱中症』になったのよ」

 

 

・・・・・・・・・・・はい?

 

 

・・・・・・ね・・・・・・・何だって?

 

 

一誠「熱中……症?」

 

 

少し、間を空けながらも聞き返す。

 

 

一誠母「……ええ、『熱中症』よ」

 

 

一誠「・・・・・・・・・・・」

 

 

一誠父「一誠、父さん達は本当にビックリしたんだぞ? お前が家の庭で遊んで居る時に急に倒れたから、急いで「救急車」を呼んで『此処』に連れて来たんだ」

 

 

一誠「・・・・・・・・・・・・・」

 

 

一誠母「最近じゃ、「大人」だけじゃなく……子供や高齢の人達も『熱中症』になるって「ニュース」で言っていたからね~。 気を付けないとって思っていたんだけど……まさか、自分の子供がそうなるだなんて夢にも思って無かったわ」

 

 

目を瞑り、左手を左頬に当てながらそう呟く一誠母。

 

 

一誠「・・・・・・・・・・・・」

 

 

一誠父「まあ、お医者様の話では「何とも無い」そうだから安心はしていたんだが……それでも、な?」

 

 

頭を「ガシガシ」と掻きながら、一誠母の方を見る一誠父。

 

 

一誠母「ええ、大事な一人息子ですもの……「大丈夫ですよ」って、言われても不安にもなるわ」

 

 

苦笑気味に、一誠父の方を見る一誠母。

 

 

一誠「・・・・・・・・・・・・」

 

 

一誠父「まあ、何はともあれ……一誠が無事に目を覚ましてくれて良かったな母さん」

 

 

一誠母「ええ、本当に良かったわ」

 

 

良い雰囲気で、纏まって行く一誠父と一誠母であった。

 

 

約一名を除いて・・・・・・・。

 

 

あ、何だろう……今なら余裕で「禁手化≪バランス・ブレイク≫」に至れる気がして来た。

 

 

主に、目の前に居る……『アホ共』を屠れる程に・・・・・・。

 

 

一誠父「あ、そうだ母さん。 一誠も無事に起きた事だし、何か買って来よう。 一誠も水分を補給しないと行けないだろうしな」

 

 

一誠母「そうね、お父さん。 一誠が目を覚ましたのを知って慌てて来ちゃったから、一度お医者様の所に戻らないと行けないわね」

 

 

一誠父「そうだな。 一誠、父さん達は一度担当の先生の所に戻って話をして来るから、無理なんてしないでちゃんと大人しくして待っているんだぞ?」

 

 

一誠母「先生との話が終わったら、売店で飲み物や食べ物を買って来てあげるから良い子にしていなさい」

 

 

黙り込んでいる俺の事を特に気にもせず、そう言って病室を後にする一誠の両親だった。

 

 

こっそりと、二人が離れて行ったのを確認した俺は・・・・・・・

 

 

一誠「何なんだよ! あの二人はよwwwwwwwwww!? (# ゚Д゚)」

 

 

窓を開けて大声で、叫ぶのだった。

 

 

 

一誠side 終了

 

 

 

 

 

part2へ、続く。


 
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