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真・リリカルなのは 第九章 第二次ジュエルシード争奪編 第十三話 道化師

ohatiyoさん

マインの実力とはいかに?

2013-08-18 10:07:39 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:539   閲覧ユーザー数:529

爆撃のヘリドを倒すことに成功した なのは

 

最後に自爆で果てることとなった ヘリド

 

そんな彼の相方であるマインは、現在カイトと戦闘中だった

 

カイト「プロミネンスバレット!!!」

 

マイン「うわぁぁぁ!!!!!」

 

紅い弾丸が、マインを襲う

 

しかし、カイトの攻撃は一切当たらない

 

全て すり抜けるからだ

 

カイト「チッ」

 

どうなってやがる?

 

カイト(何らかのレアスキルというのは間違いないだろうが………………)

 

攻撃がすり抜けるなどと…………………………

 

カイト(ふざけた能力だ…………………)

 

マインの能力に若干 焦る カイト

 

マイン「うわぁ~ 相手が悪いなぁ~ 負けちゃうかもぉ~」

 

相変わらずふざけた態度を取る マイン

 

カイト「……………………………………………………………………………………」

 

魔力による攻撃が通らないのか?

 

ならば物理攻撃なら…………………………

 

ウィザード(セイバーフォーム)

 

銃口の先から刃が出現し、セイバーフォームとなる ウィザード

 

カイト「行くぞ!!」

 

どうやら接近性に切り変えるようだ

 

マイン「えぇ~ 近づかないでよぉ~」

 

マインは逃げる

 

カイト「!!!」

 

逃げるだと?

 

ウィザード(やはり物理攻撃が弱点でしょうか?)

 

カイト「いや……………………」

 

現段階では何も言えん

 

カイト「取り合えず攻撃あるのみ!!」

 

マインは意外と早く、カイトでも追いつけないでいた

 

カイト「クッ 俺が追いつけんとは…………………」

 

ウィザード(どうします?)

 

カイト「仕方あるまい………………使うか」

 

ウィザード(ウェイクアップ! Verハリケーン!)

 

急激にスピードが跳ね上がり、マインの前に出る

 

マイン「うわ!!! ボクチンより早いの!?」

 

いきなり前に現れ、立ち塞がるカイトに驚き、急停止する マイン

 

カイト「そういうことだ」

 

マイン「アレレ? 色が変わってるような?」

 

全身 真っ赤なバリアジャケットから一新

 

全身が緑に覆われた姿となる

 

カイト「これが、ハリケーンフォームだ!!」

 

マイン「わぁ~お!! 君も厨二患者だったんだね!! おめでとう!!」

 

拍手をする マイン

 

カイト(コイツ、何を言っている?)「ウィザード、武器を寄こせ」

 

ウィザード(Yes ロード)

 

ウィザードは双剣となる

 

カイト「さて、始めるか!!」

 

マインに切り掛かる カイト

 

マイン「!?」

 

速い!!

 

ボクチンじゃ躱せない!!

 

カイトは一瞬で、マインの懐に入り、双剣で切り裂く……………………しかし

 

シュンッ

 

風を斬っただけのような感覚

 

マインを斬り裂いたつもりだが、やはり攻撃はすり抜けたのだ

 

ウィザード(なんと!!)

 

カイト(やはり……………………)

 

物理攻撃もすり抜けたか…………………

 

マイン「うわ~ やられた~」

 

科白を棒読みし、その場に倒れる マイン

 

カイト(コイツ……………………何所までふざける気だ?)

 

マイン「まぁボクチンに攻撃とか、不可能だけどね」

 

いきなり立ち上がり、カイトを殴る

 

カイト「チッ」

 

マインの攻撃をしゃがんで躱し、顎を蹴り上げようとするが、

 

マイン「無理だって」

 

カイトの足は、マインの顎から頭まで貫通している

 

無論、刺さっているわけではなく、すり抜けているだけだが………………

 

カイト「チッ」

 

さて、どうしたもんか…………………………

 

一旦 距離を取る カイト

 

マイン「凄いだろ? ボクチンのレアスキルは!!」

 

カイト「…………………………………………………………………………………」

 

マイン「どんな物でも、すり抜ける………………………だから ボクチンには絶対、攻撃 出来ないのさ!!! これがボクチンの自慢のレアスキル 通り抜ける身体(シークレット・ボディー)さ!!」

 

カイト(どんな物でも通さないか………………………)

 

奴も何も触れれないなら、屑みたいな能力だが、奴は触れることが出来る

 

こちらは触れることすら出来ない………………………………

 

カイト(何らかのリスク、またはデメリットが見当たらない…………………)

 

さて、どうやって勝つか………………………………

 

マイン「因みに、ボクチンに勝つとか不可能だから♪」

 

カイト「…………………………………………………………………………………」

 

まさか、幻術の類いか?

 

いや、俺を騙せる幻術魔法は、それほどないはずだ……………………………

 

どれだけ破る為に訓練をしてきたことか……………………………………

 

カイト「ウィザード」

 

ウィザード(申し訳ありません、何も思い付きません)

 

ウィザードもマインの能力の打開策について考えているようだが、何も閃かないでいた

 

マイン「さて、そろそろボクチンの番かな?」

 

カイト「来るか!!!」

 

構える カイト

 

マイン「行くよ!!」

 

マインはカイトに接近し、殴り掛かってくる

 

カイト(こいつはレアスキル以外は大したことないな……………………)

 

マイン「食らえ!!」

 

カイト「はぁ!!!」

 

マインの攻撃に合わせて、カウンターを仕掛ける

 

しかし、すり抜ける

 

カイト「無駄か…………………」

 

ウィザード(タイミングは完璧でしたが………………………)

 

カイトは、すり抜けれるのは一定のタイミングしか無理と判断した

 

マインの攻撃が通るのだから、その時はこちらも攻撃出来ると思い、カウンターを仕掛けたが、見事に失敗した

 

マイン「だ~か~ら~ ボクチンに攻撃はで~き~な~い~の~」

 

カイト「いや…………………………」

 

必ず出来る方法があるはずだ………………………

 

はやて「ミストルティン!!!」

 

白い閃光が、マインに直撃する……………………しかし

 

はやて「すり抜けた!?」

 

ルナ「カイト!! 待たせたわね!!」

 

レティ「奴は…………………道化のマイン」

 

援軍が到来したようだ

 

マイン「アララ? もしかしてボクチン、ピンチ?」

 

レティ「随分やっかいな相手だ」

 

カイト「奴の弱点を知らんのか?」

 

(ラスヴェート)の事を調べたレティに問うが、

 

レティ「残念だけど、無いわ」

 

弱点は存在しないという回答だった

 

カイト「バカな…………………………」

 

弱点がない能力など………………………………

 

はやて「攻撃が効かん能力………………………」

 

ルナ「厄介ね」

 

2人もマインの能力の恐ろしさに気づいたようだ

 

カイト「……………………………………………………………………………………………………」

 

いや、必ずある…………………………見つけてみせるぞ

 

カイト「貴様の弱点を………………………………………」

 

マイン「だ~か~ら~ 弱点とか無いってば」

 

はやて「ブラディダガー!!!」

 

はやての攻撃が当たるが、やはり すり抜ける

 

カイト「八神!! 魔力の無駄使いをするな!!!」

 

はやて「そんな怒鳴らんでもええやん………………………」

 

拗ねる はやて

 

マイン「でも、どうしようかな~ ピンチだな~」

 

キバ「手を貸してやろうか?」

 

マインの隣りに、キバが現れた

 

マイン「ん? ガブリっちは?」

 

キバ「別行動だ、最早二人一組などと言ってられん」

 

はやて「あいつは……………………………」

 

はやては急に震えだす

 

ルナ「どうしたの? はやて」

 

嘗ての恐ろしい幻術を思い出したのだろう

 

レティ「奴は、幻術のキバ…………………………」

 

カイト「幻術使いか…………………………………」

 

八神の様子から見て、かなりの幻術を扱えるようだな

 

カイト(こいつの相手は俺しか務まらんだろうな)

 

仕方あるまい…………………………

 

カイト「そこの道化は貴様らに任せる!!! 幻術師!! 貴様の相手は俺だ!!!」

 

レティ「待て!! カイト!!! 幻術師相手に1人など無謀だ!!」

 

カイトを止めようとするが、

 

カイト「幻術使い如き、俺1人で十分だ」

 

絶対的な自信があるようだ

 

キバ「言ってくれるな……………………覚悟しろよ?」

 

カイトに殺気をぶつける キバ

 

カイト「貴様こそな……………………………場所を移すぞ!!」

 

キバ「フン」

 

2人は別の場所に移動する

 

マイン「ボクチンの相手は3人か~ 大丈夫かな~」

 

レティ「ルナ、はやて、行けるな?」

 

ルナ「ええ」

 

はやて「大丈夫です……………………………」

 

道化に勝てるか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回はカイトVS幻術のキバ

 

キバが見せる幻術を打ち破り、見事 勝利を掴めるか?

 

 

 

 

 


 
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