No.608047

貴方と人生を共に 最終新章 ~unofficial history kazuto~君の元へ帰る為 7話

貼ります。

今回は愛紗です・・・髪の毛に少し違和感があると思いますが・・・

2013-08-12 19:29:49 投稿 / 全14ページ    総閲覧数:1922   閲覧ユーザー数:1771

 

 

海上

 

月音「ねぇ~周瑜さ、何か考えてたよね。」

 

一刀「ああ、俺の推測が正しければ、味方に付けて天下を狙うって所だろうね。(さすがは冥琳。)」

 

翠星石「あのメガネ!いけ好かない奴です・・・腹黒いですっ。」

 

月音「(自分が言うな。)」

 

翠星石「何ですか?」

 

月音「べっつに~」

 

薔薇水晶「・・・一刀・・・何考えてる?」

 

一刀「ああ、もう直ぐ黄巾の乱が起きるなってさ。」

 

月音「そっか~もう直ぐ半年経つんだよね~」

 

一刀「ああ、見積もって後1ヶ月半ってとこかな。」

 

月音「元気かな~」

 

 

時は遡り

 

各地に居る他のメンバーも見てみよう。

 

桃香が愛紗達と旅立つ前の話・・・

 

桃花村

 

桃香「そうだったんですか・・・」

 

鈴々「お兄ちゃん達が来てなかったらどうなってたか分からないのだ。」

 

愛紗「そうだな・・・人でない者達も混ざっていたしな。」

 

星「一刀殿達が居なければ間違いなく全員空の彼方だろうな。」

 

ガタッ

 

桃香「一刀さんと会ったんですか!」

 

愛紗「え、ええ・・・」

 

桃香「何処に居るんですか!」

 

星「お主、知り合いみたいだが・・・何処であるじ・・・一刀殿を?」

 

桃香「はい、倒れていた所を助けて、しばらくは家に居たんですけど・・・大事な宝剣が奪われて、

 

取り返す為に旅に出たっきり戻って来ないんです・・・私も色々探そうとしましたけど、

 

怖くて・・・でも、桃花村の劉備さんの事を聞いて・・・」

 

星「なるほどな・・・一刀殿は大事な人と・・・」

 

桃香「はい!宝剣よりも・・・凄く大事な人です・・・」

 

星「(主もつくづく罪なお方だ。)」

 

翠「(言い切ったぜ・・・愛紗もこれぐらい可愛げがあればな・・・)」

 

愛紗「なっなるほどな・・・(何だこの感情は・・・胸がヤキモキする・・・)」

 

紫苑「それで、どうして宝剣を奪われたのですか?」

 

桃香「はい、私は母と一刀さんと月音ちゃんとで筵を織り生活してきました。

 

そしてある日・・・」

 

説明中・・・

 

愛紗「なっなかなか豪快な母上だな。」

 

桃香「私はいつか溺れ死ぬと思って・・・そんな時私と同じ名前の人が桃花村で義勇兵を牽いていると

 

風の噂で聞いて・・・」

 

朱里「なるほど・・・それで宝剣を奪って自分に成りすましたって事ですね・・・」

 

桃香「宝剣と一刀さんを連れて帰って来ないと・・・」

 

翠「なるほどな・・・しかしてもあの偽物野郎!許せないぜ!」

 

星「一刀殿なら大丈夫でしょうな・・・我らは宝剣を探す事を優先にするべきだろ。」

 

紫苑「(私も会ってみたいわ・・・)」

 

桃香「知ってるんですか!一刀さんの居場所!」

 

星「知ってるも何も、たいざ・・・いや、何でも無い。(危ない危ない・・・言う所だった。)

 

愛紗「・・・星、お主何か知ってるな。」

 

星「はっはは何を言う!何も知らぬぞ!」

 

愛紗「メンマの壺を・・・」

 

星は真剣な表情で睨んだ。

 

星「お主達が知った所で何も出来ん!大人しくしておれ!」

 

鈴々「・・・珍しく星が怖いのだ・・・」

 

星「信じてやる事だな・・・お主達の力では無理だ・・・

 

規模が大き過ぎる・・・無論私もな。」

 

桃香「いえ、私はあの人を信じてますから・・・」

 

紫苑「そっそれより、宝剣の事なんだけど・・・何か情報は無いの?」

 

朱里「そう言えば、先ほど耳にしたんですけど・・・幽州の公孫賛さんが宝剣を拾ったとか・・・

 

ひょっとしたら、劉備さんの宝剣かもしれませんね・・・他に手がかりもありませんし・・・」

 

愛紗「公孫賛殿なら話せば返してくれるだろ。」

 

桃香「伯珪ちゃんか~(一刀さん・・・信じてますから。)」

 

こうして、翠、紫苑を残し宝剣探しの旅へと出発したのだった。

 

 

ユーリ、蒼星石の場合

 

賊頭「くそ!何なんだ!あいつら!たった二人で!」

 

賊頭は裏道から逃げようとした時。

 

蒼星石「もう逃がさないよ・・・レンピカ!」

 

ピカーンッ

 

賊頭「くそ・・・」

 

蒼星石「貴方は罪もない人達を殺めた・・・だから罪を償わなければいけない。」

 

ユーリ「朝廷からお前らの斬首と言う命を受けたからよ・・・地獄見て来いよ。」

 

ザシュザシュッ

 

その後、二人は残りの賊を討伐していった。

 

蒼星石「マスター、お疲れ様です・・・最近賊が増えてませんか?」

 

ユーリ「漢王朝が腐敗してっからな・・・まあ、今はこれが精一杯だ。

 

俺達が守れる範囲は守んぞ。」

 

蒼星石「はい!」

 

 

 

おばあちゃん「ありがとうねぇ~」

 

蒼星石「いえ、僕達はただ苦しめていた人達を討伐しただけです。

 

これからも長生きして下さいね。」

 

おばあちゃん「・・・これを持っていき。」

 

おばあちゃんは野菜を蒼星石に渡した。

 

蒼星石「だっためだよ、おばあさん達の食べる物が無くなっちゃう。」

 

おばあちゃん「良いのよ・・・一から畑を作るから。」

 

ユーリ「頂いとけ、それを食って人々の優しさ、有り難みを知ると良い。

 

次への活力が沸くはずだ。」

 

蒼星石「はい。」

 

 

洛陽

 

董卓「お疲れ様です。」

 

詠「ご苦労様、これが今回の報酬よ。」

 

詠は報酬を渡すが・・・

 

ユーリ「いつもより多くないか?」

 

詠「名が売れて、流通が良くなったのよ。それなりの対価だと思うけど?」

 

ユーリ「ありがたく使わせてもらう。」

 

董卓「そう言えば、ご主人様は今?」

 

ユーリ「どうだろうな・・・」

 

蒼星石「確か長江に行くって言ってました。」

 

詠「あいつの事だからまた厄介事に巻き込まれてるんじゃないの?」

 

・・・・・・・・

 

一同『ああ~。』

 

董卓「へぅ~」

 

 

なのは、梨花、花澄、???の場合

 

こちらではなのはがある出会いをしていた。

 

なのは「ディバインバスター!」

 

ドドドドドーーーーーンッ

 

賊頭「くそ!化け物が!」

 

たたたたた・・・

 

なのは「あ!こらー!」

 

「master」

 

なのは「うん!アクセルシューター!shoot!」

 

賊頭「ぐわっ」

 

バタンッ

 

なのは「これでここら辺の盗賊は居なくなったね・・・取り敢えずこの洞窟の中に入ってみようか。」

 

「yes」

 

梨花「なのは、これは通信符です。」

 

なのは「ありがとう、行こ!レイジングハート」

 

 

洞窟の中

 

なのは「迷路みたい・・・」

 

「master」

 

なのは「え?・・・牢屋?」

 

レイズングハートとなのはが見つけた牢屋には女性達が捕らわれていた。

 

男達の慰み者になったであろう人達も・・・

 

なのは「酷い・・・」

 

なのはは符をデコに貼った。

 

なのは「梨花さん、牢に閉じ込められている女性達を発見しました・・・」

 

梨花「女性達は大丈夫なのですか?」

 

なのは「それが・・・酷い人達もいて・・・」

 

梨花「分かったわ、月と数人の雇った子達を向かわせるわ。」

 

なのは達は人探しの仕事をしながら、近くの賊を討伐していた。

 

梨花「目的の子は居た?」

 

なのは「はい、無事です。」

 

助けた人達は自分の村に帰る者も居れば、身よりもない者達も居る。

 

そうした人達は梨花の発案で村を作って生活していた。

 

村の中では一番安全な所と言えるだろう。(ご都合結界的な)

 

その後、月達とフォウ流をした。

 

女の子「怖かったよ・・・うう・・・」

 

なのは「もう安心だよ・・・月さん、私とレイジングハートはこのまま奥へ向かいます。」

 

月「はい、よろしくお願いします。」

 

数名の女性兵士(村の子達が志願した。)が付き添いでさらに奥へ。

 

女性兵士は(ご都合的アイテムを持っています。)

 

給金は、ユーリ、なのは達が稼いだお金で賄っている状況です。(結構貯金があったりあったり・・・)

 

ちなみに、ユーリ君は村の女性にモテモテ・・・らしい。

 

 

洞窟のさらに奥

 

兵士「なのは様、これは・・・」

 

なのは「見ない方が良いよ・・・」

 

そこには数人の女性の死体が捨てられていた。

 

兵士「可哀想に・・・」

 

なのは「うん・・・許せない。」

 

そして、さらに奥に進むと

 

兵士「村の人達から奪った金品でしょうか・・・」

 

なのは「そうだろうね・・・あれ?」

 

なのはは見た事のあるカバンを見つけた。

 

なのは「これって・・・確か薔薇水晶ちゃんが入ってたカバンだよね・・・」

 

なのはは周りを見ると・・・壁に字が掘ってあった。

 

なのは「まきますか・・・まきませんか・・・?・・・まきます。」

 

何て事を・・・

 

ピカーンッ

 

なのは「えっ?」

 

ガチャッ

 

そこには小さな人形が入っていた。

 

なのは「可愛い・・・確か・・・あった」

 

なのはは・・・ああ・・・巻いちゃった。

 

ピカーンッ

 

雛苺「ふぁ~・・・だ~れ?」

 

なのは「私は高町なのはって言うの・・・貴方は?」

 

雛苺「雛苺って言うの・・・なのははひなのミーディアムさん?」

 

なのは「ミーディアム?」

 

雛苺「うん!ひなと遊んで~」

 

なのはは雛苺を抱き上げた。

 

なのは「うん、後で遊ぼうね~」

 

雛苺「やくそくだよ?」

 

なのは「うん、約束。」

 

兵士「なのは様、金品全て運び終わりました。」

 

なのは「うん、じゃあ雛苺ちゃん行こうか。」

 

雛苺「うん!」

 

兵士「(にっ人形が喋った・・・可愛い~)」

 

雛苺「なのは~はい。」

 

雛苺はなのはに指輪を渡した。

 

なのは「これは?」

 

雛苺「ひなのミーディアムさんになって。」

 

雛苺は無理やり嵌めさせ、指輪をなのはの唇に持っていった。

 

ピカーンッ

 

なのは「熱っ!」

 

雛苺「あったかい~・・・なのはすき~」

 

ぎゅっ

 

なのは「何か分からないけど・・・まあ、いっか。」

 

兵士「では行きましょう。」

 

なのは「うん。」

 

だが、此処にも、もう一人ミーディアムが誕生しようとしていた。

 

 

洞窟外

 

兵士「月様、彼女達が体を洗い終わった様です。

 

月「ならこのまま戻ります、数名の兵士は彼女達を梨花さんの所まで護衛して下さい。」

 

兵士「月様、荷物の収容終わりました。」

 

月「なら荷物は先に泰山の村に送って下さい。」

 

兵士「はっ!」

 

月は周りを見渡して、何も無い事を確認すると・・・

 

荷物からあのカバンが落ちた。

 

ボトッ

 

月「あれ?全部運び終わったはずじゃ・・・これって・・・何処かで・・・」

 

カバンに貼ってあった紙には・・・まあ、いつものあれが書いてあった。

 

月「これで良いのかな?」

 

まきます○ 

 

まきません

 

ガチャッ

 

月「なっ何?」

 

ゴチーンッ

 

カバンが勢い良く開いた為に月はオデコにダイレクトアタックを食らった。

 

月「へぅ~@@@@@」

 

パタンッ

 

 

しばらくして・・・

 

なのは「月さん!月さん!」

 

ペチペチッ

 

月「・・・へぅ~・・・なのはちゃん~痛いよ~」

 

なのは「あっ!ごめんなさい・・・」

 

月「ううん、ありがとうね。」ニコッ

 

なのは「(癒される~)はっ!そう言えば月さん・・・これ・・・」

 

なのははカバンの中の人形を指した。

 

月「うん・・・何処かで見たような気がしたんだけど・・・」

 

なのは「薔薇水晶さんの時なの。」

 

雛苺「あ!カナリアだ~!」

 

月「その子は?」

 

なのは「あっあはは・・・」

 

なのはは月に洞窟で有った出来事を話した。

 

月「このゼンマイ見たいなのを巻けば良いの?」

 

なのは「うん、確かそうだったの。」

 

ついさっき巻いたでしょうw by主

 

月も巻き巻き~

 

ピカーンッ

 

金糸雀「・・・う・・・ん・・・はっ!今は何時かしら!」

 

月「キャッ」

 

ドテンッ

 

月はびっくりして尻餅を着いたと同時に木に頭激突。

 

雛苺「カナリアだ~」

 

金糸雀「ここは何処かしら?」

 

月「へぅ~@@@@」

 

なのは「月さん!」

 

ゆさゆさっ

 

雛苺「カナリア~メなの!」

 

金糸雀「貴方があたしのミーディアムかしら?」

 

なのは「うん、そうだよ~この人が金糸雀さんを巻いたの。」

 

金糸雀「膳は急げかしら。」

 

金糸雀は月に無理やり・・・雛苺パターン。

 

月「へぅ~@@@@@@@」

 

金糸雀「さっさと口づけをするかしら。」

 

なのは「えっと・・・えいっ!」

 

なのはは月の唇に指輪をくっ付けた。

 

金糸雀「ああ・・・力が流れてくるかしら・・・って!大丈夫なのかしら!」

 

金糸雀も月を起こそうと揺らした。

 

月「へぅ~@@@@@@@@@」

 

ちゃんちゃん。

 

終わらせんなよ~by月音

 

こうして、北郷軍?には5体のドールが集う事になった。

 

神の悪戯か・・・それとも・・・

 

 

所変わって・・・

 

一刀達は・・・

 

月音「やって来ました陳留~」

 

一刀「(流石は華琳だ・・・呉よりも警邏が行き届いている・・・)」

 

華佗「じゃあ、俺は用事を済ませて薬草を買って来るからそれまで宿に居てくれ。

 

ここから長い旅になりそうだからな。」

 

一刀「分かった。」

 

一刀からお金を受け取り、華佗は薬草を買いに行った。

 

一刀「さて、路金もかなりあるしな・・・」

 

ある二人が目を輝かせていた。

 

一刀「・・・無駄遣いするなよ?」

 

翠星石「チビスケよりはうまく使うですっ。」

 

月音「あたしだってうまく使える!」

 

一刀「・・・」

 

薔薇水晶「・・・綺麗な物見に行きたい」

 

一刀「よし、見に行くか・・・じゃあ、宿に剣を目印に置いておくから。」

 

翠星石「・・・薔薇水晶が一番得してると感じるですっ」

 

月音「だね・・・隙有り!」

 

ピューーーッ

 

翠星石「あっ!待つですぅっ!」

 

一刀「相変わらずだな~・・・行こうか。」

 

薔薇水晶「コクッ」

 

 

雑貨屋

 

一刀「へ~色々あるんだな。」

 

薔薇水晶「・・・これ良い・・・」

 

一刀「欲しいのか?」

 

薔薇水晶「コクッ」

 

一刀「良いぞ~好きな物買ってあげるよ。」

 

一刀と薔薇水晶は買い物を終え、宿へと足を運んだ。

 

 

市場街

 

一刀「・・・お気に入りみたいだね。」

 

薔薇水晶「コクッ」

 

一刀達が歩いていると子供達が歌を歌っていた。

 

女の子「ちょうひら~り~」

 

一刀「・・・元気だな~」

 

男1「おい、張三姉妹って知ってるか?」

 

一刀「何!」

 

薔薇水晶「・・・一刀?」

 

男2「ああ、良いよな~張角ちゃん可愛いよな~」

 

一刀「・・・(と言う事は・・・太平妖術も・・・早過ぎる・・・これも奴等の策略か・・・)」

 

薔薇水晶「・・・取り敢えず宿に行く・・・」

 

一刀「あ、ああ。」

 

こうして、一刀達は宿へ戻る事にした。

 

 

 

続く・・・

 

 

次回

 

 

 

 

 

 

ラプラス「ええ、良い具合に楽しんでますよ。」

 

???「では、私は私の目的を果たすとしましょう。」

 

 

 

 

 

 

 

 

兵士「その男を渡してもらおう。」

 

一刀「理由は?」

 

兵士「曹操様の命だ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一刀「・・・退いてくれないか?」

 

春蘭「貴様は!」

 

 

 

 

次回『華琳』

 

 

 

愛紗です。

 


 
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