No.60597

おっぱいコンプレックス~もしも六軒島に18人の戦人がいたら?~

うみねこベアバトカオスギャグ作品
心行くまで、うみねこのカオスの湯におつかれください。
Lvはカオス、状況はカオス、そしてキャラクターもカオスです。

2009-02-27 21:30:30 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:4444   閲覧ユーザー数:4148

「戦人ぁぁあ、早くこれを着ろと言っておるだろ!」

「いやだぁあああ!!!ガラスのスクール水着なんて嫌だぁあああ!!」

……この二人は何イチャ付いてるんでしょうか?

ベアトリーチェと戦人は今日も元気に追いかけっこです、青春気取りですか、コノヤロー。

「んなわけないだろうがぁああああ!!!」

「誰と話しておるのだぁぁああ!!いい加減諦めてこれを着ろよぉおおお!」

「ちょっ!待て!いや待てって言ってる…って、アーッ!!」

 

『おっぱいコンプレックス~もしも六軒島に18人の戦人がいたら?~』

 

「もう、こんな生活嫌だぁああああ!!」

と言いながら、屋敷を出る戦人。……家出でしょうか?まったくぅ、ツンデレさん☆

「あっ、コラ待て!!ったく次はメイド服だと言うのに…」

と、言いながらベアトは戦人を探すと、何やら騒がしい声が聞こえた。

見ると煉獄の七姉妹が何やら慌ててるご様子だ

「ん?どうしたのだ・・・?」

というと長女のルシファーが、ベアトに敬礼しながら報告する。

「じ、実は…、人造人間BATTLERの一部が暴走してしまいまして、それで姉妹総出で探索中でございますっ!」

説明しよう、人造人間BATTLERとは、ベアトが作った人造人間で戦人に似せた物である。

様々の性格の戦人に囲まれたい、ベアトの欲望が実現したものだ。ちなみに、人数は100人程いる…、あんた馬鹿か…?

「な、何人暴走したんだ!」

「18人であります、表にまとめますと…。

 【無能7 中身幼少期1 反抗期3 おっぱいソムリエ2 カオス専用1 おっぱい狂戦士1 ブイやねん1 ブイやねんマークⅡ1】

 でございます」

と、すかさずベルフェゴールがまとめを口にする。

「うむ、解かった…、後、本物の戦人が逃げ出した。どうせ島外には出れない…、人造人間BATTLERを壊してでも、本物を連れ戻せ!」

「かしこまりました。」

 

 

「…妾は家に戦人が帰ってくるかもしれんから、家で待っておこう、ついでにチョコを用意して帰ってきた本物をチョコかけよう、そうしよう」

 

 

 

これを通称『他力本願』と言う。

「クシュン…!誰かに悪口言われた気がする。」

 

 

 

「待ちなさい!戦人君っ!」

「嫌だぁあああ!!!お家に帰るんだぁああ!!!ママぁぁぁぁああああああああああ!!!!」

「アスモ!それは中身幼少期よ!本物を捕まえなさい!」

「じゃあね、ルシファー姉様、偽者は、持ち帰って食べても良い~?」

「だからっ、本物を捕まえなさい!」

「って言う事は本物を捕まえたら、持ち帰って食べて良いの?」

「もう解かったわよ!煮るなり焼くなり、好きしなさい!」

 

「「「「「「はーいっ!!キャハハハ!!!」」」」」」

 

 

「なに、やってるの?ベルフェ姉様」

「あぁ、、中々偽者も本物も俊敏な動きをしているからな…、杭モードだと、本物と偽者を区別できなくて、本物を殺しかねない」

「で、これは?」

「戦人の恥ずかしい写真を仕掛けて置いたら、何時かひっかかると思ってな」

「じゃあ、私は、おっぱいブリンを餌に罠を仕掛けちゃお!」

「アスモ、ずるーい!私は縁寿様の写真仕掛けるぅうう!」

「バナナはおやつに入りますかー?」

「ベルゼ、今はそれ関係ないだろ。」

「バナナは、確か農家の子が沢山もってきちゃうから、おやつなんじゃないの?」

「マモンー、何所の国の話ー?」

「フィリピン?」

「うーん、とりあえず、バナナも仕掛けておこう!」

「って言うか、揺さぶれそうな物全部仕掛けましょっ!」

 

「「「「「「「おーーーーーっ!!!」」」」」」」

 

姉妹揃って、気合が入った声が聞こえた。

 

「引っ掛かるかしら?」

「ちょっと、ベルゼ!頭の上でご飯たべないでよっ!」

「だってー、お腹すいちゃったんだもん!」

「理由になってわよー!!」

「お前達っ!静かにしろっ!」

「「「「「「サタン姉様が一番うるさいです!」」」」」」

と言われ、サタンはショボンとする。

「あ、見て!誰か来るわっ!」

と末っ子のアスモが指を指す。

 

 

 

ずがっ、ぼかっ、ぼきぃ、ばきっ、べきっ、ふぉんぐしゃ、チュド―――――ンッ!!!!!

 

 

……この七姉妹は、何時の間にトラップマスターに弟子入りしたんだろう、って言うぐらい、見事に決めた。

 

「「「「「「「やったぁああ!!!」」」」」」」

と言いながら、七姉妹が罠に仕掛けた場所に行くと。

 

すべて、偽者が捕まっていた…。

 

七姉妹はがっかりした顔をして、次の場所に行った。(もちろん、偽者は各自お持ち帰りした。)

 

 

その頃…、かの大魔女ベアトリーチェは…

「ん~、遅いなぁ」

「ぷっくっく、様子を見に行ったら、どうですか?」

「うむ、早く戦人にチョコをかけて食べたいしの、探してくる、茶の用意でもして待っておけ」

と言いながら、消えてしまった。

そんな理由で、七姉妹を出動させたのかと呆れながら、ロノウェは主が戻ってきた時用のお茶の用意に取り掛かった。

 

 

「うむ、どこに居るかの…?」

と言いながらさっき、七姉妹が罠を仕掛けた場所を探した。

 

「ん~、ここには居ない……?!これは!」

「戦人の写真ではないかぁあああああああああ!!!」

 

 

ピンポーン

 

 

                     13

 

「ウぎゃあああああああああ!!!!」

戦人の写真に触れた途端、ベアトはミノムシ状態になった。

「むきーっ!!こんな所に罠が有って気付かないなんて、一生の不覚!まぁ、よい、いつかだれかが外してくれるだろう…」

 

 

~十数刻後~

 

 

「………来ないな…、ベアト…寂しいよぅ」

 

 

その頃、本物の戦人は?

 

「うへぇ…、腹減った…、この島どうなってるんだ?外に出ようとしても何時の間にか戻ってきてるし…」

どうやら、ずっと海辺に居たそうですね。

って言うか腹減ったから、家出やめるって、アンタは小学生ですか。

「おかえりなさいませ、戦人様」

「あぁ、ロノウェ、ん良い匂いだな」

「えぇ、たった今、お茶の用意が出来たところでしてね」

「ふーん、うまそうだなぁ」

「ぷっくっく、わたしは美味しそうだと思います、………が」

「へ?最後の方が聞こえにくかったんだが」

 

「だから、戦人様が美味しそうだと思いますと」

 

「へ……、何これ…?!おれ、ノンケなんだけど」

「大丈夫でございます、優しくしますから…」

「ちょっ…、まっ、アーッ!!!」

 

 

ちなみに…、ベアトリーチェは、3日後、罠に捕まってるのを、シエスタ達が見つけたそうな。

めでたし、めでたし。

「「めでたくない!おかげで…、どんな酷い目に会ったとおもってるんだぁああ」」

私はぁ、そんな事知りませぇん☆

 

【END】


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
5
0

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択