No.605521

緋弾のアリア 時空最強の英雄達 第7話 ドラキュリア

織田はバスカービルと敵対しつつも地道に日本制覇を成し遂げようとしていた
しかし、ある日、理子とアリアが何者かによってさらわれていた

2013-08-05 20:06:49 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:879   閲覧ユーザー数:876

「ん?・・・なんだこれは?」

一通の手紙に目を向ける織田信長

手紙にはこう書かれていた

 

今宵の九時に紅鳴館でお待ちしておりますわ

 

一言に近い文章が書かれていた

 

その内容に織田は内容を少々理解しつつ参加するべきか悩んでいた

その時であった、おそらく同じ手紙を受け取ったと思われるアテナが織田の部屋に訪ねてきていた

 

「織田さん、、今いいですか?」

「入ってこい、お前も手紙を受け取ったんだな」

「は、、はい、、じつはそのことでお話が、、」

密談を進める織田とアテナ

夜に備えて準備をしていた

 

その頃 京子はというと

京子は再び捕えられた姉である理子を助けるべく一人でグラディウスダガーとベレッタ二丁を持って紅鳴館に忍び込んでいた

「お、、お姉ちゃん、、どこ、、」

少し弱気になりながらも捜索する

一時間にもわたり捜索をしたが見つからないので撤退しようとしていたその時、京子はある一室から光が漏れていることに気付いた

そこで京子はその光が漏れている一室に入ったが、それはヒルダの妹であるマーラが仕掛けた罠であった

 

「お姉ちゃん、、どこなの、、」

部屋の中を模索する京子

しかし、その時であった、京子はマーラに見つかった

京子は応戦するためにベレッタ二丁を構えて応戦した

「あなたが、マーラね、、お姉ちゃんをどこに閉じ込めたの!?」

問う京子

「閉じ込めた?聞き覚えがわるいですわ、、貴方のお姉さんはヒルダお姉さまの臣下に戻りましたのよ、、貴方も臣下になりたいなら、優遇はしますわ、、、」

臣下に誘おうとする

「と、惚けないで、お姉ちゃんを返して!」

感情が高ぶりベレッタを乱射する京子

落ち着いてないせいか銃の精度が落ち全く当たらない

銃弾をよけてマーラは京子の後ろに回り込んだ

「可愛いですわ、私のペットにしたくなりました」

なにか無邪気な笑みを浮かべ京子を気絶させた

 

それから、京子が目を覚ましたのは夜八時であった

京子はマーラのベッドルームに連れ込まれて

眠らされているときに何かしらの薬を飲まされたせいか少し頭痛がしていた

 

「こ、、ここは、、」

どこかを思い出そうとする京子

京子はベッドでマーラに馬乗りにされていた

「やっと目が覚めましたわね、私の可愛い京子」

マーラは魔眼で京子を見つめ自分だけのペットにする

「誰が、ペットよ、、私は、」

抵抗しようとする

「あら、まだ逆らいますのね、、では逆らえないようにしてあげますわ」

マーラは京子にいやらしく口づけをして正気を奪った

そして京子はマーラの手に堕ちた

 

その頃織田は紅鳴館に到着していた

「着いたか、たしか遠山が気になることを言っていた、、影が動いたらそれがヒルダだ、、興味深いな、その言葉の答え見せてもらうぞ」

遠山の言っていたキーワードを気にしていた

それを見計らっているかのように大広間の影が蠢いた

「織田さん、、怖いです、、」

アテナは少し怖がっている

「アテナ、何を恐れている、この館の主が現れたのだぞ」

アテナに説明する織田

「貴方、、あの時の織田だよね?」

影からヒルダが現れた

「ああ、我が織田信長だが、それと、こっちの連れがアテナだ、」

「あ、、アテナです、、お初にお目にかかります、、」

少々力むアテナ

「かわいい子ね、、気に入ったわ、、織田、アテナ、案内するわお茶会の会場にね」

ヒルダは織田とアテナを案内した

お茶会の会場に案内された織田とアテナはまだ、理子姉妹とアリアが囚われていることに気付かなかった

お茶会会場にて

「ヒルダ、、貴様、、理子姉妹とアリアを攫ったな?」

さっそく感づいた織田信長

「さらったんではないわ、私のもとに戻ってきたのよ」

抵抗するヒルダ

「貴様っ!」

織田は刀を抜きヒルダを斬ろうとする

「させませんわ!」

マーラが割り込んで妖刀イカズチでガードした

「やりよるわ、、アテナ!お前はヒルダの相手をしろ!」

アテナに指示を出す織田

「は、はい!」

アテナはヒルダと応戦する

 

ギィン、ギャン、ガァン

織田の名刀とマーラの妖刀イカズチがきしみ合っていた

織田はいったん距離を開けるために片腕でスパス12を持ち発砲して距離を取った

「距離を開けたのですね、、私の得意分野ですわ!」

そういうとH&KMP7を持ち発砲して弾幕を張った

織田はそれを防ぐのが精いっぱいであった

 

アテナもヒルダの雷に苦戦して防戦一方であったがある奇策に走った

「ギリシャ武偵の女神も私の雷の前では防ぐのがやっとのようね」

逐電していた電力をすべて解放した雷を放つ

「防戦一方と思ってたんですか、、それは間違いですよ、、槍にはこんな使い方もあるんですから」

アテナはトライデントを高く投げて避雷針代わりに高く投げた

そして、ヒルダに接近戦を持ちかけたが、ヒルダに寝返った理子姉妹が防御した

「どうして、、理子さんや京子さんが、、ヒルダに、、」

「「私達姉妹のルパン一族はヒルダと同じ闇なのよ」」

声をそろえて言う姉妹 

「理子、京子、私はアリアの中にあるイロカネを取り出すから、その間、時間稼ぎ、頼んだわよ」

そういうと、ヒルダはアリアを連れて別の部屋に向かった

 

30分後

ヒルダはアリアからイロカネを7つすべて摘出し戻ってきた

その頃には織田はマーラを倒しているのはヒルダも想定していたが理子と京子が戻っていたことは想定もしていなかった

 

「理子、京子、、私たちを裏切ったのね、、裏切りは死を持って償ってもらうわ」

そういうとヒルダは指を鳴らし、指が鳴ると同時に京子と理子の耳につけられた蝙蝠のイヤリングが破裂し理子と京子の体に毒が回った

京子は毒の影響で地面に膝をついてしまうが理子は毒の影響でおかしくなりつつもヒルダに刃向っていった

 

「ぐふふふ・・・コウモリって、羽を斬るとただのモグラさんなんだよねぇー」

可愛らしい理子とは思えぬグロい言葉を織田は聞いた

その瞬間、ヒルダの羽はナイフでバッサリ斬られた

さらに理子はレミントンをヒルダに発砲し、ヒルダは倒されたのかのように見えたが

織田がヒルダをかばっていた

それを見た理子はショックのあまり気絶した

 

その後、戦いの後アテナが救急車を呼び理子、京子、マーラ、ヒルダ、アリア、織田信長は病院に緊急搬送された

 

翌日 病院にて

 

「ヒルダ、、どうしたのだ?」

織田はヒルダが来ていることに気付く

「貴方に渡すものがあるのよ」

そういうと、何かが入っている紅く塗られた桐箱を渡した

その中には、アリアのイロカネの欠片が7つあるうちの2つ入っていた

恐らくあの死闘の後に潜んでいた眷属の団体の使いの者が5つばかしイロカネを回収したのであろう

「なんだ、これは?」

この箱の中に入っている金属物質の正体を織田は知らなかった

「これは、昨日、アリアから摘出したイロカネよ」

桐箱の中身の説明をするヒルダ

「そうか、、って、、それはどういうことであるか、、貴様は眷属であり、敵のはずだ、そうあろうになぜ、、」

困惑する織田

「強いものに従うのは眷属の掟、私はそれに、、貴方に惚れたのよ」

少々顔が赤くなっているヒルダ

「なっ、、」

動揺する織田

「それと、理子をよろしくね、、」

ヒルダは胸を織田に押し付けた

その後織田は興奮のあまりぶっ倒れた

 

 


 
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