No.601389

恋姫無双 ~~紅と蒼の悪魔~~ 1-1話

morikyouさん

この作品は「DMCシリーズ」「真・恋姫無双」の二女創作です。
作者の妄想成分が過分に含まれているので、ご覧になる際はこのことを頭の片隅にでも置いておいていただけたら幸いです。

2013-07-25 09:28:17 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:6217   閲覧ユーザー数:5884

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 注、この作品は「DMCシリーズ」「真・恋姫無双」を私の個人的妄想により都合よく改変しております。

詳しくは1話を参照してください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お~い、ラーメン一つに肉まん三つ!」

「はいよ」

 

 とある、料理店にて現在ダンテとバージルは働いていた。

 

「これもお願いします!」

「了解」

 

 料理を作っているのは割烹着スタイルのバージル、ダンテはいつもの赤いコートに同じく割烹着を重ねて、給仕を行っていた。

 

 バージルの日ごろの家事能力と新しい世界の見慣れぬ素材、そして、そこから生み出される新たな料理。

 そして、ダンテのさわやかかつスタイリッシュな給仕が話題を呼び、二人が来たときはそれほどでもなかった客が大勢来るようになった。

 

 

 店の裏で、

 

「おつかれさまです!」

「ああ、そっちもな」

 

 元気よく、声をかけてきた女の子にむかってバージルは答えた。

 

 緑がかった髪に、小柄な体躯。ショートパンツのようなスパッツのような判断に困る服を着た少女。

 

「今日はこれで終わりか?典韋?」

「はい!お疲れ様です、ダンテ兄様!」

 

 典韋と呼ばれたその少女は後ろから来たダンテにはきはきと答える。

 

 

 

 

 さて、なんでいきなり二人が働いているのかというと。

 

 あの後、二人は山の中に文字通り墜落した。

 さして大きな怪我がないあたり、訳ありのようではあるが、ともかく二人は無事であった。

 

  しかし、いかんせん場所が分からずこれからの行動を考えていたとき、典韋と出会ったのである。

 

 何でも、自分の知り合いが、とある刺史の元に仕官してしまい、それを追っている最中であったようだ。

 

 幸い、格好は不思議がられたが、流星との関連は結びつかなかったようで、二人は遠い国からの迷い人ということになっている。

 

 そして、そういう事ならと二人を近くの町にまで連れて行ってくれたのである。

 

 しかし、ここで問題が。

 

 人数が急に増えてしまったため、典韋の路銀が尽きてしまったのである。

 幸い、料理が出来るのが二人いたため、三人は目に付いた料理店で日雇いとして働くことになったのである。

 ちなみにその後、その腕前と給仕に感動した店主が住み込みで働かせてくれるようになったのはうれしい誤算であった。

 

「しっかし、料理店ってのもバカにできねぇな。こんなに忙しいとは」

「だが、やりがいはあるだろう。食ったやつが旨いといってくれればそれはうれしいぞ」

「バージル兄様の言うとおりです!」

 

 ぼやいたダンテに向かって二人は答えた。

 すっかり料理人になってしまっているようである。

 

 

 

 

 ちなみに、典韋は二人を兄様と呼んでいるが、

「雰囲気がなんとなくそんな感じだったし、自分も兄が欲しかったので」

とのこと。

 二人も嫌ではないらしく、気にした様子もない。

 

 で、三人は労働後の休息を楽しんでいたわけだが、突如

 

「きゃあああああああああ!!!」

 

という悲鳴をきいて、

 

「行くぞ」

「おう」

 

というと、ダンテとバージルは走り出してしまった。

 典韋は、

 

「待ってください~」

 

と、少し遅れたが後を追っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、走り出した二人が現場につくと、

 

「早く道を空けろぉ!」

 

と黄色い頭巾をかぶった男達が数人で袋を担いで叫んでいた。

そのうちの一人が小さな女の子を引っ張っているので、あれは人質と二人は判断。

 

「さて、どうする?」

「得物は?」

「一応あるが、抜くか?」

「………」

 

会話後、バージルは考えはじめた。

と、そのとき

 

「やっと、追いつきました!」

 

典韋が自分の得物である巨大なヨーヨーのようなものを持って追いついたのを見たバージルが

 

「よし、行くぞ」

 

と、二人に向かって何事か話し始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あとがき

 

どうも作者のmorikyouです。

さて、今回典韋ちゃんが出てきました。

私はこの子が恋姫の中で一番好きなんです!好きなんです!(大事なry)

せっかくなので絡ませました。

 

一応大筋は決まったのですが、地名が分からない^^;

そのため、かなりごまかしつつ書いていくことになってしまうと思います。

申し訳ありませんが、ご了承ください。

 

さて、次回はとうとう二人が戦います!

戦闘描写なんて全く出来る気がしませんが、出来うる限りスタイリッシュさが伝わるよう尽力していくので、次回をお楽しみに!

 

 

 


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
4
0

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択