No.591792 IS 2体の魔神皇帝HIBIKIさん 2013-06-27 22:13:08 投稿 / 全2ページ 総閲覧数:1040 閲覧ユーザー数:1019 |
学園に戻った弾達はもう直ぐ始まる夏休みはどの様に過ごすのか話している。
セシリア「私は夏休みの前半はイギリスに帰ってゆっくりするつもりです」
シャル「僕は研究所で過ごすよ」
ラウラ「私はドイツに一週間ほど戻った後はシャルと同じく研究所で過ごすつもりだ」
鈴「私も暫く国に戻ったら学園の寮に戻って休みを満喫するわ」
簪「私は専用機の改修をするつもり・・・弾は?」
弾「家の手伝いに借り出されるな」
鈴はあぁ~と納得し、他の面々は首を傾げている。
弾の家の手伝いと言う言葉に疑問を持ったようだ。
弾「俺の家食堂をやってるんだ。で、忙しいけど親父はどっか行って居ないし
お袋と爺ちゃんだけじゃ忙しいから普段俺と妹が手伝ってるんだ。それでやっとって感じでな」
鈴「五反田食堂って近所じゃ人気が有るから特に食事時とか凄い混むのよね。
営業時間も夜遅くまでやってるし。朝は遅いけど」
弾「仕込みとかもあるからな。大抵俺と妹は昼と夕方に借り出されるんだ」
セシリア達は成程と納得した。
ラウラ「なら兄様と姉様の治療が終ったら一緒に食べに行くぞ」
シャル「僕は今度行くよ」
簪「私も・・・」
セシリア達も食べに行くと言ったので弾はいつでも来いと答えた。
寮長室ではマドカが千冬と一緒にベットで寝ていた。
マドカが一緒に寝たいと言ったので弟や妹に甘い彼女はそれを快諾したからだ。
マドカは研究所所属のマジンガーZの正式な操縦者となりIS学園に編入した。
マドカ「お姉・・・スー」
千冬「あぁ、私は此処に居るぞ」
すっかりシスコンになっている千冬。一夏が姉離れしているからかマドカを溺愛し始めたのだ。
部屋が開いていないので千冬が寮長室に一緒に住まわせると言い、理事長はそれを認めたので
このように一緒に居る。
千冬「さて仕事を終えてしまうか」
千冬はマドカを起こさないようにベットから起き上がり机の上の書類を捌き始める。
大分溜まってはいるが千冬はシスコンパワー全開で片付けていく。
マドカとの時間を過ごす為に。
一方束は十蔵と共に一夏と箒に使う医療用ナノマシンの製作をしていた。
束「はぁ~これじゃぁ目標の4割だよ」
十蔵「なんともう4割まで行ったのか・・・ワシはまだ3割5部だぞ」
十蔵は束にナノマシンの資料を見せてもらう。束も十蔵の持っていた資料を見せてもらう。
「「これ組み合わせたら目標以上になる(よ/ぞ)」」
束「よっし!これで殆ど問題解決!」
十蔵「とはいかんぞ。これで8割じゃな。後は副作用じゃな。
どうなるかが解らん」
束「う~ん・・・これから推測しただけなんだけど・・・」
十蔵「言ってみなさい」
十蔵は言葉を濁す束に先を促した。どうやら束はある程度副作用について分かったようだ。
束「老化が少し遅くなる事なんだよ。なんというか・・・極端な話ある漫画の戦闘民族みたいに」
十蔵「ふむ・・・しかし数年ほどだろう?」
束「うん・・・それ以外のデメリットは無いみたいだけど・・・」
十蔵「まぁこの二人は普通に老化したいといっていたからな。しかし出来ればとも言っておった。だから大丈夫じゃ」
束はそっかと明るくなり早速ナノマシンの製作に取り掛かった。
十蔵が何時出来るのか聞いた所、5日後には完成すると束は答えた。
その答えに十蔵は満足したのか部屋を出て行きマジンガーZの改修に向った。
束「ん?箒ちゃん起きてたの?」
メディカルマシンの中を見ると箒が目を覚ましていた。
しかしまだ寝ぼけ眼だ。暫くポゲ~っとしていたが次第に意識がはっきりしたようで
一夏はどうなったのかが気になるように辺りを見渡している。
箒の声は聞こえないが束の声は箒に届いているので一夏は隣のマシンの中で眠っている
と答える。箒は安心したようでまた眠り始めた。
束「クスクス・・・ほんとに箒ちゃんは可愛いなぁ~」
束は眠っている箒をもう一度眺めるとナノマシンの製作に取り掛かった。
そしてその4日後、IS学園は夏休みへと突入した。
新東京国際空港(成田空港)に鈴、セシリア、シャル、ラウラの姿があった。
現在午前9時・・・
鈴「さて、もう直ぐ私の乗る便がでるから。またね!」
鈴は中国行きの便に乗る為にヨーロッパ勢と分かれる。
弾や簪マドカに千冬も見送りに来てくれ、既に分かれている。
シャル「ラウラは12時の便なんだよね?」
ラウラ「あぁ、セシリアとシャルロットは13時だったな」
シャルが何故いるかというと母親のお墓参りの為だ。
セシリア「えぇ。私はフランスから鉄道を使うのですけどね」
ラウラ「ユーロスターか。何時か兄様達と乗りたいものだ」
セシリア「そのときはご案内しますわ」
シャル「フフッ。でも日本の鉄道って凄いね」
何時の間にか日本の鉄道談話になり始める。
セシリア「確かに。これだけの列車を運行しながら時間に正確に動いているのは驚きましたわ」
ラウラ「郊外だと少し違うみたいだがな」
シャル「僕達の国じゃ10分~20分位遅れてもそんなものかって感じなのに・・・」
ラウラ「日本じゃ謝罪する位だからな。日本人のキメ細かさが解るな」
シャル「ラウラも半分は日本人でしょ?」
ラウラ「お~そうだった」
ポンと手を叩く姿に二人は可愛いと悶絶している。
シャル「でも此処まで正確なダイヤで運行してる国ってあるのかな?」
セシリア「日本以外では私は知りませんわ。鉄道の発祥地方であるヨーロッパも顔負けですね」
シャル「たしかにね。フランスでもTGVは速度では勝ってるけど・・・」
ラウラ「そこは立地条件だろう?」
この話はラウラが出発するまで続き、ラウラと分かれた後シャルとセシリアは同じ便で日本を離れた。
一方見送りに来ていた弾達は4人の乗った便を見送ると千冬と簪は学園に、
弾は実家に、マドカは光子力研究所に戻る為、JR線に乗る。
弾「マドカは熱海まで行くんだよな?」
マドカ「違う。御殿場」
弾「って事は・・・小田原手前で乗換えか」
マドカ「それも違う。マドカは東京駅で乗り換え」
千冬「東京駅でなくても横浜辺りで良いのだがな。そこから東海道線で国府津まで行き、御殿場線に乗換えだ」
簪「マドカ・・・携帯のアドレス教えて」
マドカ「ん」
マドカは千冬に買ってもらった携帯電話のアドレスを簪に渡す。簪もアドレスをマドカに渡す。
マドカ「弾は?」
弾「え?あぁ教えてなかったっけ?赤外線通信で良いか?」
マドカは解らないのか首を傾ける。千冬がマドカに教えてやり、マドカは弾のアドレスを教えてもらった。
横浜駅・・・
マドカ「またね・・・」
千冬「気をつけて帰るんだぞ」
弾「またな。今度遊びに行くぜ」
簪「また・・・」
その後マドカは研究所に付くと一夏と箒のいるメディカルルームに向う。
一夏と箒は相変わらず眠っているが。そして束に2人の様子を聞く。
束「うん。もうそろそろキチンと目を覚ます頃だと思うよ。ナノマシンももう直ぐ完成するから
投与が環境したらマシンから出れるね。でも完治したわけじゃないから治療は続くけどね」
マドカ「よかった・・・」
束はマドカの頭を撫でながらそうだねと返す。
マドカは一夏の入っているメディカルマシンの前に行く。
マドカ「・・・お兄」
束「・・・いっくんが心配?」
マドカ「ん」
束は大丈夫と言ってマドカを安心させる。マシンの中に居た一夏も起きていたのか
サムズアップをして大丈夫だと言っているようだ。
束「あ、もう夕飯の時間だよ。食堂に行こう?」
マドカ「解った・・・沢山食べる」
束「クスクス、マドカちゃんは可愛いなぁ~」
束はマドカに抱きついて可愛がり食堂へ向った。一夏もマドカが安心したのを見たのでまた眠り始めた。
束達が夕飯を食べている頃、弾達は学園の食堂で同じ様に夕飯を食べていた。
弾「うっし、完成っと」
簪「ご飯と焼き魚にアサリの味噌汁・・・」
千冬「それと卵焼きに浅漬けか・・・」
弾「昼に大分食ってましたしね。此の位で丁度言いと思いまして」
千冬「あぁ、たすかる。頂きます」
簪「頂きます」
夕飯は弾が厨房を借りて作ったのだ。
弾は一夏から千冬の食生活を聞いていたりしたので千冬は夜は余り食べない事を知っていた。
簪も同じタイプだったらしい。弾は平均より少し多めに食べるタイプだ。
弾「俺はこれに+牛丼っと」
千冬「ほぉ、美味そうだな」
弾「ハハッ、なら今度家に食いに来てください。作りますから」
千冬「あぁ。しかし今日はすまないな。家の手伝いも有っただろうに」
弾「その辺りは爺ちゃんに行ったら快諾してくれましたから。大丈夫っす」
食事をしながら雑談をする3人。
弾「それにしても千冬さんって付き合ってる男性とか居ないんすか?」
千冬「これがさっぱりでな。どうも世界最強という称号が怖いらしい」
簪「・・・でも織斑先生は怒らなければ普通に優しいのに」
簪は千冬に抱いている印象を言う。弾も弾で慣れれば如何って事無いのにと言っている。
千冬「ま、気長に待つさ」
弾「それってお袋曰く婚期を逃す人間の言葉らしいっすよ?」
弾の一言にピキッと固まる千冬。
千冬「・・・・・・・・・・真面目に探すか」
弾「一夏と箒も大分心配してましたよ。というかとっとと結婚しろって言ってました」
千冬「そう簡単には行かんさ」
弾「まぁそうっすけどね」
簪「そうですね・・・」
弾と簪は苦笑いしながらも確かに、と頷いた。
弾は時間が時間なので寮に泊る事を家に電話した。
蘭『じゃぁ寮に泊るの?』
弾「あぁ。明日の早朝ここを出るから。つ~か始発で」
蘭『了~解。母さんと爺ちゃんにはそう言っておくから』
弾「おう。頼むな」
蘭『ま、普通にOKするだろうから。でも明日は早く帰ってよね。お店大変なんだから」
弾「あぁ」
弾は電話を切り、食器の片付けをしてから寮の自室へ戻って直ぐに寝た。
そして翌日の午前4:20のモノレールの始発列車に乗る為に学園を出た。
弾「やっぱねみぃ・・・ファ~」
欠伸をしながらも切符を買い、モノレールに乗って帰路に着いた。
一方光子力研究所では・・・
束「アハハハハハハハハ!!出~来~た~ぞ~!」
メディカルルームで束がマッドな笑いをしている。
一夏と箒もメディカルマシンの中で五月蠅いと言う様に耳を押さえている。
束「あはは~五月蠅かった?」
2人は頷いて答える。
束「御免ね~それじゃあ投与するけど良い?」
2人はまた頷いて答える。そして束はナノマシンを2人に投与した。
束「一応効果がでるまで半日くらい掛かるから、それまでは出れないけど我慢してね?」
一夏は手を上げて答え、箒は軽く頷いて答えた後二人はまた眠りだした。
束は十蔵達にナノマシンを投与した事を伝え、二人の部屋のベットを整頓する為にメディカルルームを後にした。
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今回は大分グダグタな感じが有ります・・・
それに結構中途半端・・・