No.590825 真・リリカルなのは 第七章 すずか救出編 第十一話 悲しき組織ohatiyoさん 2013-06-24 18:47:11 投稿 / 全1ページ 総閲覧数:666 閲覧ユーザー数:656 |
ヴィータが見事アセムを倒した頃 はやては…………………………………
はやて「はぁ~」
もう疲れたわ…………………………………
一体 何時間歩けばいいねん……………
はやてはアレからずっと1人で歩いていた
はやて「あ~ もうっ! 何で念話が使えんねん!」
文句をいいながらも暗い通路を歩いて行く はやて
はやて「ん?」
はやての目の前には道が無く、大きな壁が在り、梯子が付いている
はやて「これ昇れって? 冗談キツイで……………」
とは言ったものの、今更戻る気もしないので、梯子を上って行く
天辺まで登ると、今度はライトで照らされ、明るい通路があった
はやて「ここ迷路みたいやな……………」
取り合えず、奥に進んでみる
少し歩くとドアがあった
はやて「………………………………………」
怪しすぎるやろコレ………………………
何でいきなり部屋が在るねん!!
はやて「明らかにウチを誘ってるやん……………………」
まぁええわ、どうせ他に行くと来ないし、敵の罠ごと倒すんもありや
ガチャッ
はやてはドアを開け、部屋に入る
はやて「えっ!? 広!?」
何でこんなに広いんや!!!
建物自体、そんなに大きくなかったやろ!!!!
はやて「ホンマに意味不明やわ…………………」
カミュー「よう!」
はやて「っ!!」
声がした方から離れる はやて
カミュー「そう慌てるなよ、不意打ちは趣味じゃねぇ」
はやて「……………そんな言葉を信用せい言うんかい」
カミュー「いや、別に」
はやて「………………………………………………………」
なんていうか、変わった雰囲気の人や
誘拐犯には思えん…………………………………
はやて(いや、油断したらアカン!!!)
はやてはシュベルツクロイツをキツく握りしめる
カミュー「へぇ~ やる気満々だな! いいぜ! 始めようか!!!」
はやて「っ!!」
はやては、カミューの魔力量に驚いた
あのディアーチェと対等であるからだ
カミュー「ちびったか? これでもインフェルノ中で一番、魔力量が多いからな!!!」
はやて「………ウチもそこそこ魔力量は多いんや…………これぐらいでビビっとれるか!!!!」
カミュー「いいね!!! あんたのことは好きになれそうだよ!! 嬢ちゃん、名前は?」
はやて「ウチは八神はやてや!!」
カミュー「そうかい、あたしはカミュー・ラ・ドゥファージュってんだ、よろしくな」
はやて「何で敵とよろしくせなアカンねん!!!!」
カミュー「ハハハハハハ!!!! 怒り心頭って奴か!!!!」
はやて「すずかちゃんを返してもらうで!!!」
カミュー「あたしに勝てたら先に進めるよ!! でも、勝たせるわけにはいかないねぇ」
あたしはまだ死ぬわけにはいかないんでね!!!
はやて「行くで!!!!」
カミュー「来な!!!!」
~ヴィータ視点~
ヴィータ「ん? また広い場所に出たな………………」
当たりを見回すと
ヴィータ「あ?」
権左衛門「Zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz」
ヴィータ「……………………………………………………………………………」
コイツ………何で寝てやがんだ?
敵が侵入したの知らないのか?
権左衛門「Zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz」
一向に起きる気配が無い大柄の男
本来なら無視するべきだろうが………………
ヴィータ「起きやがれ!!!! このデカ物!!!!」
バキィ
ヴィータは権左衛門の脇腹を蹴る
ヴィータ「~~~~~~ 痛ってぇぇぇぇぇ!!!!!!!」
どんだけ硬い体してんだよ!!!!!!
蹴ったヴィータの方がダメージを負う
権左衛門「む? もう朝か?」
ヴィータ「てめぇ…………いい度胸してるじゃねぇか…………」
権左衛門は、ヴィータの方を向く
権左衛門「む? 迷子か? 悪いが拙者では力になれん」
ヴィータ「アイゼン!!!!!」
アイゼン(カートリッジロード! ラテーケンフォルム)
ヴィータ「ラテーケンハンマー!!!!!!!!」
ヴィータの渾身の一撃が、権左衛門の顔面に決まる
権左衛門「む? もしや魔導師か?」
ヴィータ「っ!!!!」
自分の攻撃を顔面に受けて、平然と喋る権左衛門に驚き、距離を取る ヴィータ
権左衛門「拙者としたことが、敵に起こされるとは………不覚」
ヴィータ「シュワルベフリーゲン!!!」
権左衛門「はぁ!!」
デバイスと思われる刀を鞘から抜き、小さい鉄球を切り裂く 権左衛門
その刀は日本刀と全く同じ形である
ヴィータ「なっ!! アタシの技を斬りやがった!!!!」
権左衛門「拙者、山本 権左衛門と申す…………いざ尋常に勝負!!!!」
権左衛門は、ヴィータに向かって走り出す
ヴィータ「行くぜ!! アイゼン!!!」
権左衛門「はぁ!」
ブンッ
巨体から放たれる斬撃は、衝撃波を創り出す
ヴィータ「チッ バカみたいなパワーだぜ!!」
権左衛門「拙者は負けるわけにはいかん!!」
まだ死ぬ時ではない
権左衛門「いくら相手が子どもといっても、容赦はせん!!」
ヴィータ「アタシはガキじゃねぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!」
権左衛門の顔を狙って、アイゼンを振るう
権左衛門「拙者の顔を狙うのはやめろ!!!!」
ヴィータ「やかましい!!! 勝てばいいだよ!!!!」
権左衛門を無視して行けばよかったと思うのは、少し先である
~フェイトVSニコル~
フェイト「ジェットザンバー!!!!!」
ニコル「危ないですね」
フェイトの攻撃を軽々避ける ニコル
フェイト「軽く避けておいて、よく言う!」
ニコル「まぁ回避は得意分野ですからね」
フェイト「フォトンランサー!!!!」
ニコル「当たりまっ!?」
なっ!! バインド!!!
フェイト「ファランクスシフト!!!!!」
ニコル「グッ」
フェイト「どうだ!!!!」
フェイトの技が直撃した
ニコル「やりますね………ですが、非殺傷だった為に私を倒せませんでしたよ?」
フェイト「私達は殺すのが目的じゃない」
ニコル「フフフフ、戦場でそんな甘い考えを持っていると死にますよ?」
フェイト「考えを変えるつもりもないし、死ぬつもりもない」
ニコル「そうですか…………なら、教えてあげましょう!!!! 非殺傷がどれだけ愚かなものかを!!!!!!」
ニコルの鎌には鎖が付いており、鎌同士に繋がっている
ニコル「はぁっ!!」
ニコルは片方の鎌を投げる
鎖の所為で一定距離までしか届かないが、鎖を引っ張ると戻ってくるのである
フェイト「クッ」
フェイトは上空に飛び、鎌を避ける
フェイト「ハーケンセイバー!!!!!」
ニコル「効きませんね!」
手に持ってる鎌で弾かれる…………さらに
ニコル「フッ」
投げていた鎌が戻ってくる
ニコル「さて………あなたの血はどれぐらいのものでしょうかね?」
フェイト「バルディッシュ!!!」
バルディッシュ(ザンバーフォーム!!!)
フェイト「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」
上空から急行落下し、鎌を躱すと同時にニコルを切り裂く
ザシュッ
ニコル「やりますね……………」
フェイト「なっ!!!!」
フェイトはニコルの状態を見て驚く
ニコル「少し本気で行きましょう!!!」
ザシュッ
逆に切り裂かれてしまう フェイト
フェイト「ガッ!!!」
鎌に斬られ、血が噴き出してしまう
フェイトは地面に倒れ、動かない
ニコル「まさか、私が小娘相手にレアスキルを見せることになるとは………」
最初に見た人は必ず動揺するのですが、それが最大の隙なのですよ
ニコル「それにしても………」
いい血ですね…………昇天しそうです…………………
ニコルのレアスキルとは一体?
フェイトの安否がわかるのは、まだ先になりそうです
Tweet |
|
|
0
|
1
|
追加するフォルダを選択
まだまだ続く激戦
一時も目を離すな!!!
………的なこと言ってみたかっただけです