No.590086 真・リリカルなのは 第七章 すずか救出編 第八話 お調子者のアセム、狂気のニコルohatiyoさん 2013-06-22 18:00:27 投稿 / 全1ページ 総閲覧数:734 閲覧ユーザー数:729 |
シグナムの方は決着が付いた
しかし、まだまだ戦いは終わらない
アセム「食らいな!!」
アセムはヴィータに何本もナイフを投げる
ヴィータ「チッ」
ヴィータはナイフを躱す
アセム「へへへ、蠅みたいにブンブン飛び回って逃げてるな………………落してやるぞ!」
アセムのデバイスはナイフ形のアームドデバイスであり、本体以外のナイフは何回投げようと減らない
つまり、1本以外は偽物である
しかも殺傷設定のため、本物のナイフと変わらない
ヴィータ「へっ! てめぇだけが飛び道具持ってると思うんじゃねぇ!!」
アイゼン(シュワルベフリーゲン!)
アセム「ん? トンカチ振り回すだけの雑魚だと思ってたけど、違うんだ?」
飛んできた小さい鉄球を躱す アセム
ヴィータ「トンカチじゃねぇ! ハンマーだ!」
アセム「一緒じゃん」
ヴィータ「違うわ!!」
アセム「まぁどうでもいっか……………どうせお前ここで死ぬし」
ベルゼブブ(フリーゲンドルヒ!)
アセムはナイフを投げる……………しかし、ただ投げるのではなく、魔力でコーティングし、切断力と貫通力を上げている
ヴィータ「舐めんなぁ!!!」
ヴィータはアイゼンでナイフを弾く…………………………しかし
ヴィータ「っ!! マジかよ……………」
アイゼンにひびが入る
アセム「オイラと戦って死ななかったのはインフェルノのメンバーだけだぜ?」
ヴィータ「ハンッ! そうかよ! アタシが最初の生存者………いや、勝利者って奴だな」
アセム「言うじゃん……………あいつをぐちゃぐちゃにしようぜ ベルゼブブ」
ベルゼブブ(ナイスアイディア!)
ヴィータ「フランメ・シュラーク!」
アセム「おっと! 危ねぇ!」
ヴィータの技を飛んで躱す アセム
アセム「フリーゲンドルヒ!」
ヴィータ「当たるかよ!」
投げられたナイフを躱す ヴィータ
アセム「やるねぇ~」
ヴィータ「チッ やりづれえな」
アセム「あ! そうそう、お前スズメバチって知ってる?」
ヴィータ「……………知ってたら何だ?」
アセム「良かった~ いちいち説明するのがめんどくさいからさ~」
ヴィータ「????」
コイツ………何言ってやがる?
アセム「オイラは優しから、殺す相手には必ず、オイラの能力を話してあげるんだ~」
ヴィータ「……………………まさかっ!!」
アセム「そう!! オイラはスズメバチみたいなもんさ! 一度目の攻撃が当たると、マーキングが付き、二度目の攻撃で相手は死ぬ…………………クククハハハハハハ!!!!!!」
ヴィータ「………………………………………………………………………」
ヴィータは唖然とした
あまりにも強過ぎる能力だからだ
二撃で勝負が決まる………………………そんなことがあっていいのか?
アセム「凄くいいレアスキルだろ?
ヴィータ「……………………………………………………………………」
アセム「一撃でも食らえば一生残るんだ………………………オイラの呪いがね!」
ヴィータ「呪い………」
アセム「そして二撃目で絶対死ぬ……………………スズメバチみたいだろ?」
ヴィータ「…………………………………………………………………………」
アセム「いいね! 怖がってる顔だ! 死にたくないって顔だ! いいよいいよ! ニコルの気持ちがわかった気がするよ!!」
ヴィータ「へっ! しょぼい能力だぜ!」
アセム「………………何だって?」
ヴィータ「しょぼい能力だって言ったんだ……………………一撃も食らわなきゃ意味がねぇだろ?」
これは挑発である………………実際にはかなり脅威と感じている
アセム「いいぜ………………オイラの能力の怖さを、その身でわからせてやるよ!!」
~カイト視点~
カイト「なるほどな…………」
高町を墜した、あの兵器…………かなりものだ
あんなものを造れる天才が居るとはな……………
カイト「大体、居場所はわかった………………さて、行くか」
仇討ちではない…………あの兵器自体が危険な物だからこそ、排除しに行くだけだ
カイト(そうだ……………そもそも俺が高町の仇討ちなどする必要がない)
フェイト「カイト!!」
カイトが居る場所に、フェイトがやって来る
カイト「……………………………………………………………………」
カイトは、フェイトを無視して通り過ぎる
フェイト「カイト! お願いだから聞いて!」
カイト「………………………何だ?」
立ち止まって、少しだけフェイトの方に振り向く カイト
フェイト「すずかが、何者かに攫われちゃったんだ!」
カイト「それで?」
フェイト「はやて達が助けに行ってる!」
カイト「それで?」
フェイト「私も行こうと思う………………奴ら只者じゃないから」
カイト「そうか……………」
フェイト「カイトも一緒に来て!」
カイト「……………………………………………………………………………」
フェイト「今は強い味方が1人でも多い方がいいから!」
カイト「バカか貴様は? 俺には関係ない………………貴様1人勝手に行け」
再び歩き出す カイト
フェイト「カイト!! 奴らは只者じゃないんだよ? 今倒さなくっちゃ「貴様の正義を俺に押し付けるな!!」………………」
カイト「もう一度言う、貴様1人で勝手に行け」
フェイト「………………わかった………………もう、あなたに頼らない!」
フェイトは走り去る
カイト「フン、始めから人に頼るな、バカが」
自分の友なら、自分で救って見せろ
カイト「さて、今度こそ行くか………………………」
~シャマル視点~
シャマル「はぁ~」
ここは何所なんでしょう?
滑り落ちた後、穴が塞がって、登れなくなってしまいました…………………
シャマル「今は真っ直ぐに進むしか無いけど……………」
ん? この部屋は?
狭くて、真っ直ぐな通路に1つだけ部屋がある
シャマル「……………怪しいですね」
と言いながらも部屋に入る シャマル
シャマル「…………………………………………………………………」
ゆっくりとドアを開けると………………
シャマル「……………階段?」
そこは部屋ではなく、地下に進む階段があった
シャマル「行ってみましょう……………」
シャマルは地下に降りてみることにした
少し長めの螺旋階段…………最後まで降りると
シャマル「今度こそ部屋?」
大きな扉が在る
シャマル「…………お邪魔します」
ゆっくりと扉を空けると、そこはとても広い部屋だった
40畳ぐらいあるだろう
シャマル「ここは?」
よくある研究者の部屋っぽい所である
地面にはレポートらしきものが散乱しており、机の上にはフラスコや顕微鏡が置かれていた
シャマル「…………誰も居なさそうね」
ニコル「居ますよ?」
シャマル「っ!!」
後ろから声がし、すぐさま振り返る シャマル
ニコル「ほう、大声を出しませんか……………あなたは中々のようですね」
シャマル「………………………………………………」
この人は確か………………………
ニコル「初めましての方が正しいでしょうね、こうやって話すのは初めてですから。私はニコル・クライテッドといいます」
シャマル「シャ……シャマルです」
ニコル「シャマルですか、では早速」
シャマル「????」
ニコル「私の快楽の為、血飛沫を吹かして下さい!!」
シャマル「!!!!!!!!」
一番会ってはならない男に出会ってしまった シャマル…………………
彼女は生還出来るだろうか?
シャマルは死亡フラグを折ることは出来るのでしょかね~
それはさておき、次回は戦いの続きではなく、アリサの心情です
え?魔導師フラグ来たぁぁぁぁ!!!だって?
さぁ?それはどうでしょう?
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激化する戦い
オリキャラが暴れまわる…………………かも