No.589401

魔法少女リリカルなのは Extreme(エクストリーム) 第十三話

Blazさん

突然の事故で死んでしまった岡本零人。
彼は神の力によってなのはの世界に転生する。
それが果てしない戦いの旅路だとは誰も知らずに・・・・・。

無印篇イメージテーマソング

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2013-06-20 17:41:07 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:3301   閲覧ユーザー数:3126

無印After編 第十三話 「あの風の様に」

 

零人sideのみ

 

PT事件から数ヶ月、季節は夏となり俺は車庫で自転車の準備をしていた。

 

零人「よっ・・・・っと。ふぅ準備完了っと。ソルナ!そろそろ行くぜ!」

 

ソルナ「はーい!」

 

レウス「ご主人様、行ってらっしゃいですニャー。」

 

零人「おう、暗くなる前には帰ってくるから心配しないでくれ。」

 

ソルナ「それじゃあ・・・しゅっぱあつ!」

 

ソルナの声と共に俺は勢い良く自転車をこぎ始めた。ちなみにソルナは自転車の後ろに座っている、

荷物は魔法で異空間に閉まってんだと。

 

(BGM"南風 Fullver")

 

今回俺達は少し離れた海に海水浴をしに行く。もちろん今回は俺とソルナの二人だけ、

アイルー達はクーラーの下で留守番って訳だ。

 

零人「ふぅ風が気持ちいいぜ・・・・」

 

イクス『今日の天気は一日晴れ。気温は30度と高めですが絶好の海日和ですね。』

 

ソルナ「流石に暑いから途中で休憩挟もっか。」

 

零人「だな・・流石にぶっ続けでは俺は死ぬから・・・・・」

 

そんな会話をしながらトンネルを抜けるとそこはまるで田舎の海のような場所だった。

 

ソルナ「でも零人ちゃんよくこんな場所を見つけられたね?」

 

零人「前にジュエルシードを探してた時に見つけてな。

今度二人で行ってみたいと思って予定してたんだ。」

 

ソルナ「ふーん・・・んじゃ早く行こっ!」

 

そう言ってソルナは元気に砂浜を走り始めた。

俺はその間パラソルとシートを準備し泥棒が来たら作動するグレネードを仕掛け海のほうへ走り始めた。

 

零人「そういやソルナ。お前、水着持ってきたのか?」

 

ソルナ「むむっ!さては零人ちゃんアタシの裸を・・・きゃー!」

 

零人「ロリコンじゃねーよ。」

 

ソルナ「もお冗談が通じないなあ。ちょっと着替えるから見ないで待っててね!」

 

見ねーよ、と俺は言い別の場所で着替えた。 んで今日はビーチボールとかの他にこれを・・

 

零人「よしっ!出て来いゼニガメ!」

 

俺はモンスターボールを投げゼニガメを出した。正直水の御三家ではゼニガメが一番好きだからな。

 

ゼニガメ「ゼニガ!」

 

ソルナ「零人ちゃーん!おまたせ・・・・って何でゼニガメ?」

 

そんな突込みを入れたソルナはピンクと白のフリル付きの水着でちなみに俺は青のボクサーを着ていた。

 

零人「コイツに乗ってちとぶっ飛ぼうかと。」

 

ソルナ「零人ちゃんの頭がぶっ飛んでるね・・・。そだ!先にボールで遊ぼうよ!」

 

零人「いいぜ。負けたほうは一分間素潜りな。」

 

ソルナ「そおれ!」

 

零人「ほいっと!」

 

ソルナ「ヘァ!」

 

零人「トゥ!」

 

ソルナ「モウヤメルンダ!(石田さんの声で)」

 

零人「ブッ!?っと危ねっ!」

 

ソルナ「取ったあ!」

 

零人「倍返しだぁ!!」

 

ソルナ「勝ったぞ!!」

 

とカオスな一戦の結果勝ったのはソルナだった・・・・。

 

ソルナ「それじゃあお昼の準備しておくからー」

 

零人「ごぼごぼごぼごぼ(わかったぜー)」

一分後・・・

 

零人「やっぱ海で食うおにぎりはウマイな。」

 

ソルナ「そだねー・・・」

 

海を眺めながらのんびり昼飯を食ってると俺の携帯に電話が入った。

 

零人「誰からだ・・・バニングス?」

 

ソルナ「確か零人ちゃんのクラスメイトだったね。(ゴックン)」

 

零人「ちと留守電と声を周りの人も聞けるようにしてっと。」

 

ソルナ「出なくていいの?」

 

零人「アイツはある意味厄介だからな・・・。」

 

そう言って俺は留守電モードで答えた

 

零人『もしもし。現在出れない状況か、なんか大変な目にあっているのでピーの後に伝言を入れてください。ただし勧誘ならぶっ飛ばします。』ピー

 

アリサ『アンタ今どこにいんのよ!!アタシ達はアンタの家とかわかんないしなのはの店に行ってもいないし・・・・・とにかくさっさと連絡しなさい!いいわね!?』ピー・・・・

 

零人「・・・・・な?」

 

ソルナ「零人ちゃんもしかしてその子達と約束してたんじゃ・・・・・」

 

零人「いや、今日は用事あるからって前もって三人に言っといたぜ?」

 

ソルナ「んじゃあ結局・・・・ただの逆ギレ?」

 

零人「じゃねーの?」

 

結局、その後一度も連絡は来ずに俺達は再び海に入った。今度はゼニガメにつかまって海の中を見ていた。

 

ソルナ(-綺麗だね~-)

 

零人(-流石にここらの海は綺麗だなー・・・-)

 

そんな時俺はいいことを思いついた。

 

零人「そうだ!ゼニガメ、一度浜に戻ってくれ!」

 

ソルナ「どうしたの?」

 

零人「コイツだよ!出て来いラプラス!」

 

俺が出したのはラプラスでコイツに乗って海の上でのんびりしようと考えた。

 

ソルナ「いいアイデアだね!アタシも乗せて!」

 

零人「モチコース!ゼニガメも乗るか?」

 

ゼニガメ「ゼニゼニ!!」

 

零人「うっし!ラプラス!頼むぜ!」

 

ラプラス「クウゥ!」

 

いやーにしてもコイツは最高だぜ・・・・。そんな訳で俺達は少し離れた場所でいつの間にか寝ていた・・・。それに気づいたのがもう日が落ちそうなときだった・・・。

 

帰り道・・・

 

ソルナ「いやー今日は楽しかったね!」

 

零人「おうよ。たまには二人でってのもいいだろ?」

 

ソルナ「うん!また次の夏も二人で行こうね!」

 

零人「おう!約束だ!」

 

そうして俺達は絆を深め家に帰ったのだった・・・。

その後自宅にて・・・

 

零人「で、結局バニングスは何の用だったんだ?」

 

その後俺は風呂に入り自室で今日の電話の用件を高町から聞いていた。

あの怒り様だから相当な事だと思うのだが・・・・

 

なのは『実は今日、聖羅君が来てね。しつこく頭撫でようとしたりなんか私達をどこかに

連れて行こうとしてずっと一日中アリサちゃんの家に立て篭もってたの。

それで岡本君に助けてもらおうとして・・・・』

 

零人「その俺は居なかったから一日中立て篭もって・・ってお前今バニングスの家か?」

 

なのは『そうだよ。でも多分私達が寝た頃にお父さん達が迎えに来てくれるって』

 

零人「それはそれでスマンかった・・・・。」

 

なのは『でも岡本君、今日どこ行ってたの?せめて教えて欲しいの。』

 

零人「それはできねーな『何で?』だって言ったらお前らが付いて来てあの馬鹿も来るから。」

 

なのは『むー・・・ひどいの。』

 

零人「まっ二人にはスマンかったって言っといてくれ。」

 

なのは『わかったの。それじゃあ岡本君、お休みなの。』

 

零人「お休み高町。」ピッ

 

話の内容はあの馬鹿だったか・・・行かなくて正解だったな・・・・。

 

ソルナ「零人ちゃんそれじゃ寝よっか・・・ふぁー・・・・・。」

 

零人「またココで寝るのかよ・・・・しゃーね、ソルナお休み。」

 

ソルナ「零人ちゃんねお休み・・・・・・・」

 

そうして俺達二人の一日は終わりを告げた。だが俺は外から誰かが見ているのはまったく

気付かずに・・・・・。

 

?「・・・・あの子がね・・・・・いいわ招待しましょ・・・・・

                             ・・・幻想郷に。」


 
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