No.586714

水の森

白野椋さん

守り手と共に歩む白竜。
色鮮やかな角は薬に、不壊の鱗は武具に、鉱石や羽毛は装飾に重宝され、一頭を狩れば生涯を遊び暮らせるほどの富を得るという。
幼い頃は柔らかな羽毛に覆われているが、成長と共に全身を鱗に包む。そうなれば傷つけることは容易ではなく、また鱗の価値がもっとも高いため、成熟間際の個体がよく狙われた。
度重なる乱獲により数を減らした白竜は、守り手の少女ともども一族最後の生き残りとなる。

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2013-06-13 02:34:56 投稿 / 1000×713ピクセル

2013-06-13 02:34:56 投稿
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