首領張角の討伐、そして先の残党壊滅により後に黄巾の乱と呼ばれる動乱は終結した。
しかしそれは、漢王朝の支配力低下を世に知らしめただけだった。
諸侯がこの機を見逃すはずも無く、大陸各地で不穏な動向が見え隠れし始める。
ここ--洛陽もその例外ではなかった。
漢の皇帝、霊帝の死である。
これにより、黄巾の乱から燻り始めていた朝廷内の権力争いが具現化した。
霊帝崩御に伴い、大将軍何進により擁立された劉弁。
宦官一派に擁立された劉協。
実質、軍の全権を持っていた何進が力を振りかざし、劉弁を即位させる。
しかし十常侍も黙ってはいなかった。
何太后の名を騙り、何も疑わずに来た何進を暗殺。
そして、後ろ盾の無くなった何太后を洛陽から追放し、その道中で暗殺した。
これを知った何進の副将であった袁紹らは、十常侍を急襲。その数名を殺害した。
だが十常侍筆頭であった張譲は、これを事前に察知し劉弁と劉協を連れて都より逃亡することに成功。またその政治力を駆使し、涼州に駐屯していた董卓を味方に引き入れる。
董卓の軍団を伴い、都へと凱旋した張譲であったが、如何せん自身に武という力が無かった。
即座に董卓の裏切りにあい、掌中の皇帝を奪取されると何者かに暗殺された。
董卓はその後劉協を擁立し即位させ、自らに相国という位を与えてもらい朝廷内を牛耳っていった。
それを良く思わなかった何進の部下達は、各地で割拠の姿勢を取り始めていた。
そして……第二の権力争いが起こされようとしていた。
反董卓連合結成の檄文が、大陸各地の諸侯に飛ばされたのである。
やっぱり起きてしまったか……。
深は苦虫を潰したような顔をしていた。その手には各地の諸侯に回っているであろう檄文が握られていた。
各地に少数ながら放っていた細作の報告では、洛陽では董卓により暴政が敷かれており、民が苦しめられている。民からは笑顔が失われ、まさにこの世の地獄である。などといった噂が蔓延していると。
実際にそのようなことは起きておらず、たしかに董卓が相国として指揮をしているが、十常侍がいたときよりも遥かにマシな生活が送れるようになっているほどだった。
深は以前宮中で会った董卓の事を思い出していた。
年端もいかない少女。とても何かを謀ることが出来そうには見えなかった。
だからこそ深は、戦が起きることを知っていたのにも関わらず、洛陽を抜け出さずに、董卓と共に戦おうと決めていたのだ。
これまで深は自らの記憶を思い出し、できるだけ史実に関わらないよう過ごしてきた。
だからこそ張譲が洛陽から逃亡するのを見逃し、董卓が洛陽入りするのを黙ってみていた。
しかし、件の董卓は史実とは違う少女であり、またそんな少女が嘘偽の噂により討伐命令が下されている。それを見逃せるはずも無かった。
だが、このままでは自分は一兵卒として扱われるのが関の山だろうとも感じていた。
県長とはいえ、やっていることといえば洛陽の警備と政治を少々。上からの指示があれば逆らうことは出来ない、体のいい中間管理職であった。
だからこそ今は地位が必要だと。将軍となり、一部隊を率いる権力を……。
深、影華、茜は深の執務室に集まっていた。
部屋では三人が顔を合わせるようにして立ち、剣呑な雰囲気を漂わせていた。
「さて、二人に集まってもらったのは袁紹により出された、この檄文についてだ」
そう言って懐から檄文を出す。
「俺達は洛陽の現状を知っている。街の人々がどう考えているのかも……な」
「ええ。彼らは今の体制に不満は持っていないでしょう。以前よりも笑顔に溢れていると思います」
「深様。では、私達はこれからどうするのですか?」
「俺達はこのまま洛陽に留まり、連合を迎え撃つ。それで構わないな?」
二人の表情を確認する。だが二人は愚問だとばかりに即答した。
「深が決めたことならば、私は従うと言ったはずですよ」
「わ、私もです!」
「……ありがとう二人とも。そしてこれからだが……」
そうして一息吐く。これから行おうとしていることは下手をすれば死ぬかもしれない。それだけの覚悟が必要とされていた。
「俺は華雄殿に手合わせを挑もうと思う」
「は?」 「え?」
これにはさすがの二人も驚愕していた。味方である華雄将軍は猛将で知られており、その実力は誰もが認めるほど。
深の実力を疑っているわけではないが、勝負がどうなるかは実際に戦ってみないとなんとも言えない、というのが茜の考えだった。
逆に影華は深が勝つことを疑ってはいなかったが、顔を合わせたことがあるとはいえどうやって手合わせを挑むというのか、それが疑問だった。
「二人が驚くのも分かる。……なぜ手合わせをするのかというと、それが一番手っ取り早く官位を戴けると思ったからだ。将軍を倒す、ないし認めてもらえれば、ただでさえ反董卓連合という厄介なものが集まり始めているんだ、優秀な人材は登用していくだろう」
「……どうやって華雄将軍に手合わせをお願いするのですか?」
「将軍と手合わせをする手段は考えているが……正直董卓殿の軍師、賈駆殿次第でもある……」
「待ってください! 私は黄巾党の時の戦闘しか知りませんが相手は猛将と謳われる将軍ですよ? 失礼だとは思いますが……勝てるのですか?」
「それについては俺を信じろ、としか言えないな」
深はそう言い苦笑する。しかしその眼は茜の眼から逸らさず真っ直ぐに向けられていた。
「あの、えっとその…………信じ……ます」
顔を赤く染め俯いた茜に影華が何事かを呟く。
二人の様子に感慨深い思いを抱きながら、実際にはどうするのか三人で話を詰めていく。
「……いいな?」
「……必ず生きて帰ると誓ってくれるのならば」
深は唐突に影華を抱き寄せ、頭を撫でる。
「俺は家族のもとに必ず生きて帰るさ」
「……仰せのままに」
「深様……共に生き延びましょう」
「ああ」
そうして、人知れず行われた三人の軍議は終わりを告げた。
翌日、深は洛陽の城へとあがっていた。
何度も街の警備や流通の報告をしていた身だ、「火急で董卓殿の軍師、賈駆殿に用がある」と言ったらすんなり通してもらえた。そして侍女に案内されるまま、賈駆殿の執務室にまで到着した。
「文和様、黒県長様がお越しになられました」
「……黒繞が? いいわ入ってきなさい」
侍女は扉を開け、深に入るよう勧める。深はそれに逆らわず執務室へと足を向けた。
「あなたは下がっていなさい、仕事がたくさんあるんだから今すぐ動いて」
「……はっ」
そう言って侍女は恭しく礼をすると、部屋を辞した。
「お忙しいところすみません、賈駆殿」
「忙しいと分かっていて来るなんてね、何のようなのかしら黒繞」
竹簡に向けられていた賈駆の眼がこちらを向き、まるでこちらの腹を探るかのように細められていく。
「いえ、単刀直入に言いましょう。私に将軍の地位を戴きたい」
「はぁ?」
「驚くのも無理はないでしょう。ですが袁紹が各地に放った檄文、そして各地の董卓殿の謂れもない噂、反董卓連合が組まれるのは必須かと。それならば優秀な人材は必要としているはずです」
「……檄文はともかくとして、すでに各地の噂まで知っているとはね。……警備だけが頭じゃないようね」
「お褒めの言葉と受け取っておきます」
「まぁいいわ。その先見の明は認める、けどそれだけじゃ将軍にはなれないわよ?」
「ええ、ですので現将軍である華雄殿と手合わせをさせて頂きたい。華雄殿を唸らせることができれば、少なくとも認めざる負えないでしょう?」
「……華雄とね……。下手をすればこの大事な時期に怪我人が増える。そしてそれに人材を使う。それが分かってて言ってるのね」
「もちろんで……っと」
賈駆の問いに答えようとすると、唐突にだれかが執務室に入ってきた。
「ほぉ……面白い話をしているじゃないか」
今まさに話の渦中であった華雄その人である。
「華雄! 賊の討伐に向かわせていたはずだけど?」
「ふん、あの程度の者達すぐに蹴散らした。その報告に来たんだが……なかなか面白い話になっているみたいでな、少し話を聞かせてもらっていた」
「そう……なら大体どういう話か知っているのね」
そう言って盛大に溜息を吐く賈駆。どうやらこのあとの展開が読めてしまったようだ。
深にとってこの展開はありがたかった。華雄は武人として知られている、挑まれた挑戦なら必ず受けるだろうと。
「一応聞くけど、彼をどうするの?」
「それは手合わせをするに決まっているだろう!」
ドォーンと効果音が付いてもいいのではないかと思うほど、華雄は言い切った。
その返答に今度こそ賈駆は頭を抱え、「勝手にしなさい」と二人を外に追いやった。
--城内にある東屋。そのすぐそばの広間。
華雄は愛用の金剛爆斧を模した刃引きされた戦斧を、深は訓練用の刃引きされた剣を手に持ち相対していた。
「すでに知っていると思うが、我が名は華雄! 手合わせということで刃引きはしてあるが、手加減はせん! それでも構わないな」
「ええ、構いませんよ」
「ふん、臆さないか。せいぜい一撃でやられてくれるなよ」
「……」
静かに……それでいてピリピリとした緊張が走った。
風が舞い、華雄が武器を握りなおした瞬間を狙い、手にした剣を華雄の足元の手前へと投げる。
「どうした! どこを狙っている! ……む?」
剣を投げると同時に走り込んでいた深は、華雄の懐に飛び込もうとする。
「甘い!」
華雄の放った薙ぎ払いを身を屈めることで避け、同時に掌底を放つ--ってもう切り返してきたのか! 掌底は切り返された戦斧の柄に添えるようにして突き出していなし、地面に突き刺さった剣を後ろに蹴り同時に深も後退する。
「さすがは将軍ですね……切り返しが恐ろしく速い」
後ろに蹴飛ばした剣を拾いながら、たった今の打ち合いを思い返す。
「貴様もだ。まさか無手で我が金剛爆斧をいなすとはな」
「いえいえ、たまたまですよ」
「ぬかせ!」
今度は華雄が先手を打った。
愚直なまでの直進。放たれる気迫は、まるで獲物をどこにも逃がさないように感じる。
大上段よりの斬り下ろし、それは軸をずらすことで紙一重で避け、反撃として腹を狙った一撃は即座に引き戻された戦斧によって防がれる。
深は華雄の攻撃を全て避けるかいなし、華雄は常に自身の攻撃のあとに返ってくる反撃を、柄や刃で受け止めていた。
「ちっ! ちょこまかと……一度ぐらい受け止めてはどう……だ!」
痺れを切らした華雄は渾身の一撃を放とうとし、それが勝機の分かれ目となった。
気付いたときには華雄は地面に昏倒しており、深はどうしたもんかと頭を抱えていた。
「華雄を倒すか。ええなぁ……アンタ!」
いつの間にいたのだろう……。
東屋に腰を下ろしていた、サラシに上着を肩に羽織るだけという、なんとも目のやりどころに困る女性がこちらに歩いてきていた。
「ウチは張遼っていうもんや。アンタ、名はなんていうんや?」
「あなたが神速と謳われる……失礼しました、私は黒繞と申します」
「! ……アンタが黒繞かぃ。なんでぇまた華雄なんかと手合わせなんかしとってん?」
「将軍に認めてもらうためですよ」
「……そーゆーことかいな。そんで勢い余ってぇ気絶させとったと」
「ええ……気絶させるつもりはなかったのですが、最後の本気の気迫に中てられてしまいまして……どうすればいいんでしょうか……」
「そんなん放っておきぃ! それよかウチと戦ってくれへんか? 勝負を見とったら、ウチも疼いてしかたないねん」
華雄のことは猪武者だと思っていたが、この人も大概だな……。それでこそ歴史に名を残す英傑となるんだろうが……。
「では一撃だけ。生憎と私の剣は華雄殿の膂力を受け流すだけで限界に近い。張遼殿の本気を受け止めるには少々心許ないので」
「一撃か……ええで! 最高の一撃を打ち込んだる!」
「……怖いですねぇ」
華雄も猛将といわれたほどの将軍だ。しかし、いま目の前で渾身の一撃を叩き込もうとしている武人は、それを遥かに凌駕するだろう。それほどの気を纏っている。
合図はない。だが相対する二人は同時に動くだろうことを予感していた……。
しばらく沈黙が続いていたが、起き上がろうとしたのだろう、華雄が身じろきをした瞬間二人は動いた。
張遼は渾身の突きを、深も同様に剣による突きを放つ。
ほぼ同時に放たれた両者の突きではあったが、張遼の突きは耐え切れなかった剣を砕きながらも深に迫る。
「なんやこんなもんかい」
「それはどうなんでしょうねぇ……」
二人の姿が交差する瞬間、深は
「……こらぁ驚いたわ。ウチの負けやね」
その言葉を聞いてから、張遼の拘束を解き離れる深。
「アンタ、そんなんはじめに持っとらんかったはずや。隠してたんか」
「私は嘘は言ってませんから」
「はっ! たしかにな! ウチを謀ったとはいえ、最後の攻撃は見切れんかった。ウチの完敗や」
とそこへ、気絶していた華雄がやってくる。
「華雄も納得したやろ?」
「……貴様の力は認める。認めた上で一つ聞きたい。最後の攻撃、あれは一体なんだったんだ?」
「せや! ウチもそれ聞きたいんや。アンタと華雄の勝負を見とったら、最後の攻撃のとき、アンタはいつの間にか華雄の懐に潜り込んどって、蹴りを放っとった。ウチでもそこまでしか見切れんかった」
「……あれは単なる歩行術ですよ。最後のは、華雄殿の顎を掠めるようにして蹴りを放ちました。それで華雄殿の脳を揺らし、気絶させたのですよ」
「歩行術……ウチに教えてもらえへんか? 将軍になりたいんゆうなら口添えもしたる……」
「これは独学で身に着けた技ですからおいそれと教えるわけには……それにどうやら、口添えも必要なさそうですしね……」
深はそう言いながらある方向を向く。つられて華雄と張遼もそちらを向くと、そこには董卓と賈駆がこちらに歩いてきているところだった。
「黒繞。張遼との一騎打ち、見させてもらったわ」
「はっ」
そこで一度区切り、董卓と話す賈駆。
「月……ほんとにいいのね?」
「詠ちゃん……大丈夫だよ」
「分かったわ……。黒繞、僕達はあんたの力を認める。だから連合を倒すために力を貸してくれるかしら」
「ありがたく……私の力、董卓様の為に」
「それとあんた、普段はそんな口調じゃないんでしょう? 彼女から聞いたわよ?」
「彼女、とは?」
「茜のことよ」
作戦通り茜も動けたみたいだな……。
「茜と……すでに真名を交換したのですね」
「だからその口調よ! 物凄い違和感があるから、普段通りに話しなさい。敬語もなんか変だし」
「え、え~っと……」
助けを求めようと董卓を見ると、彼女は笑顔を浮かべた。
これは言うことを聞かないとダメそうだな……。
「なら、これでいいか?」
「そっちのほうがいいですよ黒繞さん。それとあなたに私の真名を預けたいと思います」
「ちょっと月!? そんなこと僕は聞いてないんだけど!?」
「詠ちゃん……悪い人には見えないし、これから私達のことを命を懸けて守ってくれる人なんだよ?」
「それはそうだけどぉ……。あぁもう分かったわよ! 月はここぞというときは頑固なんだから! それに月が決めたことに、僕が反対するわけにもいかないし……」
「ありがとう詠ちゃん。……黒繞さん、私の真名は月と言います。真名に誓ってあなたを信用しますね?」
「……僕は詠よ。月に手を出したらタダじゃおかないんだから!」
「ならウチも預けるでぇ。こんな綺麗に負けんのも久しぶりやしな。ウチの真名は霞。ウチの真名アンタに預けたる。そんでまた手合わせしよな!」
「……私も真名を預けたいのだが、邑の掟で生涯の伴侶にしか預けてはならんことになっているのだ。すまんが私のことは今後も華雄と呼んでくれ。私からも真名は呼ばんのでな」
「そうか……みんなの真名、ありがたく頂戴する。俺の真名は深だ。あとで俺の従者というか、家族を紹介したいのだが構わないか?」
「従者って茜のことじゃないの?」
「茜もそうだが、もっと長く苦楽を共にした奴がいてな……」
「じゃあ四刻後にまたここに集まりましょう。皆さんそれで構いませんか?」
皆一様に頷き、その場は解散となった。
四刻後、皆は集まり、影華と茜と、なぜか深の傍から離れようとしない呂布を交えて、改めて真名の交換を行っていく。
そこで深は皆に作戦を提案する。
生き延びるための策を……。
【おまけ】
「まさか二連戦するとはな……おかげで腹が減った」
どこかで飯を食おうと歩いていると、少し気になる少女を見かけた。
その子は目の前で売っている肉まんを食べたそうにじぃ~っと見つめている。
そして懐から財布を出すと……お金がないのか悲しそうにとぼとぼと歩き始めた。
そんな彼女が見ていられなくなり、俺は声を掛けた。
「ねぇ」
「……?」
「肉まん食べたいの?」
「……(コク) でもお金ない……」
「俺が奢るよ」
「…………知らない人からもらっちゃだめって、ねねが言ってた」
「ん~、俺は黒繞って言うんだけど、知らないかな?」
「……どっかで聞いたことある……気がする」
気がするだけか~。って今もお腹が凄い勢いで鳴ってる鳴ってる。
「ここ洛陽の警備をしているんだよ。まぁ奢りたいっていうのは、俺がそうしたいってだけなんだけどな」
お? 少し悩んでるか?
「ちょっと待ってて! 買ってくるからさ!」
そう言ってさっきの店まで走っていった。
「はい、どうぞ」
「……………………いいの?」
「遠慮なくどうぞ」
「……じゃあ、貰う」
と言った瞬間には肉まんは彼女の胃の中だった。
「……まだ、足らない」
「そうかそうか。じゃあ好きなだけ買ってやるよ!」
「本当に……いいの?」
「ああ! 俺がいいって言ってるんだから遠慮しなくていいよ」
「黒繞……いいやつ。…………恋って呼んで」
「それは真名だろ? こんなにあっさりいいのか?」
「いい。黒繞……恋にご飯くれた。だから……いい」
これはまた……言うことを聞かなかったら悲しみそうだよなぁ……。
「ありがとな、恋。……俺の真名は深だ。よろしくな」
「ん……よろしく、深」
そのあと、恋が欲するままに食べ物を与えていった深は、家に帰る頃にはすっかり元気を無くし、恋は気前のいい深を気に入りずっと腕に引っ付いていた。
これを見た影華と茜によってまた一騒動あるのだが、これは後々語るとしよう……。
【あとがき】
こんばんわ。
九条です。
いやー長くなりましたが、なんとか今日中に仕上がりました。
恋ちゃん可愛いよ恋ちゃん。
本編に恋ちゃんを登場させる予定だったのですが、華雄さんがいい感じに相手をしてくださいまして。
おまけという形で書かせて頂きました。
将軍の官位はなんか色々とあったのですが、詳しくは書かないことに。
魏√でもそれほど掘り下げて書いてはいませんでしたし(震え声)
この回を書くにあたって
蜀からは五章を、魏からは六章を、呉からは四章を何度もプレイしました。
そのどれもで華雄さんがかかれなさすぎて……正直書くのが辛かったです(汗)
この猪さんは活躍できることがあるのかどうか……。
水面下で動き始めました。今後どういった展開になるのでしょうか!
次回もお楽しみに~
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董卓軍の皆さんが登場します。