No.586221 真・リリカルなのは 第六章 マテリアルズ再臨編 最終話 旅立ちの日にohatiyoさん 2013-06-11 19:05:36 投稿 / 全1ページ 総閲覧数:788 閲覧ユーザー数:772 |
システムU-Dもといユーリとの戦いから1週間が経過した
アミタ「そろそろエルトリアに帰りましょうか」
キリエ「そうね」
ディアーチェ「うむ、心の準備は出来ているか? ユーリ」
ユーリ「はい、ディアーチェ」
シュテル「我らも着いて行きますよ 王」
レヴィ「えへへ、沢山お菓子を買ったぞ~」
大量の袋に詰められたお菓子を全て持っていこうとする レヴィ
ディアーチェ「お前は緊張感を持て!!」
レヴィを小突く ディアーチェ
シュテル「まぁまぁ王よ、落ち着いて下さい」
キリエ「それに買ったんじゃなくて、買ってもらったが正しいでしょ!」
フェイトに買ってもらった……………いや、買わせたというべきか…………
アミタ「…………………………………………………」
シュテル「どうかしましたか? アミタ」
アミタ「漸く博士の願いが叶うのですね……………………」
キリエ「アミタ……………………」
アミタ「正直、エルトリアの復興は不可能だと思っていましたから…………………」
キリエ「……………………………………………………」
ディアーチェ「なに感傷に浸っておる! まだ全てが終わったわけではないぞ!」
シュテル「そうです、エルトリアを救うまで目的達成ではありません」
キリエ「ねぇ王様」
ディアーチェ「何だ?」
キリエ「どうして私達に協力してくれるの?」
ディアーチェ「何?」
キリエ「私はあなた達マテリアルを利用しようとしていたのに………………………」
ディアーチェ「馬鹿め!! 貴様風情が我を利用できるわけなかろう!! 寧ろ我がお前を利用するのだ!!」
キリエ「え?」
ディアーチェ「お前たち2人も我の家臣だ! 光栄に思え!!」
キリエ「………………………………………………………」
アミタ「………………………………………………………」
ディアーチェの王様ぶりに、言葉が出ない2人
ディアーチェ「………………………………家臣の世界を救うのも、王の勤めよ」
キリエ「王様…………………………」
アミタ「王様さん、とても温かい心の持ち主ですね!!」
ディアーチェ「さんはいらん! 王様でいい!」
アミタ「はい♪ 王様♪」
ディアーチェ(温かい心か……………………)
元々ナハトヴァールによって生み出された我らに心があるとは思えん
恐らく途中で生まれたのだろうな…………………何かが引き金となって
ディアーチェの頭に、はやての顔が浮かぶ
ディアーチェ「フン」
まさかな…………………………
~翌日~
アミタ「あなたのお陰でキリエと共にエルトリアに帰る事が出来ます………………………本当にありがとうございました!!」
なのはのに頭を下げて礼を言う アミタ
なのは「にゃはははは、何か照れるの~」
アミタ「このご恩は一生忘れません!!」
はやて「王様……………元気でな」
ディアーチェ「フン、貴様に心配される義理は無い」
はやて「カイト君にそっくりや」
ツンデレっぶりに呆れる はやて
ディアーチェ「あんな塵芥と一緒にするな!!」
はやて「ハハハハハハ」
ディアーチェ「ま、まぁ今回ばかりは礼を言ってやらんこともない。大儀だ! 子鴉!」
はやて「何所まで行っても王様やね」
ディアーチェ「フン」
レヴィ「オリジナル………………いや、ヘイト! 次会った時は僕が勝つ!!」
フェイト「フェイトだよ! ヘイトじゃないよ! それと負けないよ? 私は」
レヴィ「生意気なヘイトだ!!」
フェイト「だからフェイト!!」
シュテル「ナノハ………………………」
なのは「シュテル…………………………………」
シュテル「何時か、あなたを超えます」
なのは「させないよ…………………私も強くなるから!」
シュテル「そっちの方が越え甲斐があります」
なのは「元気でね、シュテル」
シュテル「ええ、あなたも」
なのはとシュテルは握手を交わした
シュテル「そうそう」
なのは「え?」
シュテル「天城カイトにも伝えておいて下さい…………………あなたも越えると」
なのは「わかったの、必ず伝えるの」
シュテル「…………………早く自分のものにした方がいいですよ?」
シュテルは、なのはの耳元で呟く
なのは「…………………何の話?」
シュテル「惚けても無駄です…………………私はあなたをモデルに創られたのですから、これ位見抜きますよ」
なのは「………………………………………………………」
キリエ「そろそろ行くわよ!!」
シュテル「それではごきげんよう ナノハ」
マテリアルズ3人とアミタ、キリエは光に飲まれて、消えていく
エルトリアに帰っていったのであろう
はやて「行ってもたな」
フェイト「少しだけ寂しくなるね」
なのは「……………………そうだね」
エルトリアを取り戻す為、飛び立ったマテリアル達
敵だった者達の旅立ちは嬉しくもあり、寂しくもある
~?~
アセム「戻ったぞ~」
カミュー「遅せぇんだよ!! このボンクラ!! 何所で道草食ってやがった!」
漸く帰って来たアセムにキレる カミュー
アセム「アレレ? オイラが居なくて寂しかったの?」
カミュー「んなわけあるかボケ!」
ニコル「今回はかなり遅かったですね? どうかしたのですか?」
アセム「思ったより強い奴が居てさ~」
スレン「しかし、お前のレアスキルなら問題あるまい?」
アセム「いや~ そいつが早いのなんのって」
バット「まっ お前のレアスキルは、スピード自慢の奴には意味ないだろからな」
アセム「そんなことねぇ~よ? それよりリーダー、何か任務ないの? 暇そうにしてさ」
バット「お前が帰って来るのを待っていたんだ」
アセム「もしかして……………………」
バット「ああ、全員で動くらしい」
アセム「マジかよ!?」
久しぶりの事に驚く アセム
アーマルド「私達全員ということは相手はかなりの奴らか?」
ニコル「まぁまぁですかね」
スレン「知ってる口ぶりだな?」
ニコル「ええまぁ……………少しだけですけどね」
カミュー「それよりも、あのクソドクターと連動するんだろ?」
ニコル「ええ、嫌そうですね?」
カミュー「私は大嫌いだからな! あのクソ変態ドブネズミ野郎が!!」
アーマルド「連絡は取ってあるのか?」
ニコル「ええ、何時でも動けるそうです」
スレン「権左衛門! 起きなさい!」
スレンは、権左衛門を起こす
権左衛門「う~む、もう朝か」
バット「それじゃ早速行くか………………地球へ」
権左衛門「まさかこの様な形で故郷に帰るとは…………………」
アセム「で? 任務内容は?」
バット「月村すずかって奴の誘拐だ」
アセム「何だ誘拐か………………殺す方なら楽だってのに」
バット「まぁそう言うな。邪魔をする奴は、高町なのはって奴 以外は殺してもいいらしいしよ」
アセム「マジで!! ラッキ~」
ニコル「まぁ出来れば殺さない方がいいみたいですけどね」
アセム「何も聞こえな~い」
耳を塞ぎ、ニコルの言葉を無視する
バット「さて、行くぞ!! 野郎ども!!!」
遂に動き出す組織インフェルノ
すずかは、攫われてしまうのか?
~研究室~
?「ドクター」
?「どうかしたかい? ウーノ」
ウーノ「そろそろ例の策を実行せよとの通達です」
?「やれやれ、漸くか…………………」
ウーノ「アレを使いますか?」
?「ああ、試運転だ」
ウーノ「しかし、バルガミドレイセスでは高町なのはを殺してしまうのでは?」
?「彼女を舐めない方がいい………………………バルガミドレイセスでなければ彼女を墜とすことは出来ないだろう」
ウーノ「そうですか」
?「それにしても、厄介な任務だよ、コレは」
ウーノ「そうですね、高町なのはを殺さずに戦闘不可の状態まで痛めつけろ……………………難しいですね」
?「しかも、管理局に入隊予定だから、復帰できる位の怪我でいいと………………やれやれ」
ウーノ「復帰出来る位の怪我で、彼女が戦えなくなるのはありえないと思いますが………………」
?「その通りだよ ウーノ…………………だから大怪我を負ってもらうことにしたよ」
ウーノ「いいのですか?」
?「ああ、彼女なら気合いで治すだろうからね」
ウーノ「わかりました、バルガミドレイセスを起動させます」
?「ああ、頼むよ」
さて、あの脳みそ達は何を企んでいるんだろうね?
まぁいい、今は従うだけさ………………何れは…………………………
?「クククククク、好きにやらせてもらうよ……………このジェイル・スカリエッティがね」
暗躍する景、再び
平和まだ先のようだ………………………
第六章 マテリアルズ再臨編………………………………完
作者は最終話が、どうも苦手です
今まで書いてきて、自分なりに上手く書けた最終話はありません
なんか、こう綺麗さっぱり終らせたいのですがね
まぁ作者の愚痴は、これぐらいにして
読んで下さった方々には感謝です
次の話も楽しみにしていてくれれば幸いです
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さらば!!マテリアルズ!!!