No.583348 魔法少女リリカルなのは—守る者の為に—FalSigさん 2013-06-04 01:49:37 投稿 / 全4ページ 総閲覧数:1995 閲覧ユーザー数:1900 |
第7話
この状況をどうする、なのは達にオレが魔導師だってばれた。それになのはは今なにをした?魔法を使ったように見えるが・・・。
「柊二さん、ですよね?」
なのはがそう問いかけてきた。一歩踏み出して、こちらに向かってきている。出口はなのは達が塞いでいて逃げ出そうにも逃げ出せない。
オレは考えを巡らせていると、
「ちょっと、何?」
アリサが目を覚ました。
「アリサちゃん、大丈夫なの?」
「なに、なのは。そんな顔をして。というかここどこよ?」
アリサはなぜここにいるか分からないようだった。事情を簡潔に説明するとアリサは驚いた顔をした。
「あの、なのは。そこにいる奴ら、どうするんですか?」
とりあえずアリサたちと話しているうちにオレは魔導師4人組を拘束してなのはに聞いた。
「すいません、管理局の方で引き取るので、そのままにしておいてください。」
「わかりました。」
オレは4人に一度、麻酔(魔術的なもの)をかけて眠りをさらに深くしておいた。
アリサの方を見ると、なのはとフェイト、そしてはやてはアリサにオレのことを聞き出そうとしていた。
「あとで話すって言っているでしょ。」
「だから、この状況を説明するのに、柊二さんの証言が必要なの。」
「なのはちゃんの言うとおりなんよ。それに柊二さんは管理局で把握してない魔導師なんや。」
アリサが困っていたので、オレは事情を説明することにした。ただ、深いことまで言うつもりはない、オレの目的は他にあるから・・・。
「なのは、フェイト、はやて、オレはここに来て、襲ってきたこの4人を倒しただけですよ。」
簡潔に重要な部分だけを伝えた。
「それは、見て分かりますけど・・・。」
なのはは不満そうだ。多分、オレの素性を明らかにしたいのだろう。
「なら、来週、どこかに泊まりに行きませんか?みんなで、その時にすべてお話ししますよ。」
「ホントですか?」
「ええ、ホントですよ。約束です。」
「わかりました。その言葉信じさせてもらうの。」
なのはは納得してくれた。フェイトや、はやても同じように納得してくれたようだった。
その後、管理局の魔導師が来る前に、家に戻った。
なのは視点
管理局の人たちにまかせてからの静かな帰り道
柊二さんが魔導師だったなんて、全然気づかなかったの。魔法の種類もミッド式でもベルカ式でもなかった。
「なのは?どうしたの、ぼおっとして。」
隣で歩いているフェイトちゃんが沈黙を破った。はやてちゃんはもうすでにヴィータちゃんたちが迎えに来たので帰ってしまって、二人で歩いていた。
「フェイトちゃん、今日のこと柊二さんのことどう思う?」
「どうって、会ったときは悪い人に見えなかったし、今でも悪い人とは思わないよ。なのはは?」
「私もなの、なにか事情があるんだろうけど・・・。」
「なのは、深く考えないの、来週、教えてくれるんだから。」
フェイトちゃんが、笑って励ましてくれた。
「うん、ありがとう、フェイトちゃん!じゃあ、また明日ね。」
いつの間にか家の前だった。別れを告げ、自室に戻った。
今日のことはどうにも引っかかるの。アリサちゃんが紹介したいって言った人が魔導師で、その日にアリサちゃんが魔導師に誘拐されるなんて。
ああ、とっても気になるの!なんで?
柊二視点
ばれてしまった、魔導師だってことが・・・。
来週、話すといったが、なにを話すか、どこから話すかまとめないといけなくなった。
「柊二、ちょっといいかしら。」
アリサがオレの自室にやってきた。
「ん、いいぞ。」
ドアを開けて、アリサは部屋に入ってきた。
「お茶でも用意するか?今日のことだろ?」
「ええ、頼むわ。」
オレが紅茶の用意をして、向かい合うようにして座った。
アリサは紅茶に、口をつけてから口を開いた。
「あのね、柊二、なのは達は時空管理局っていう場所の魔導師なの。」
「時空管理局?」
「ええ、詳しいことはなのは達に聞いた方が早いけど・・・。」
時空管理局、なのは達の言っていた、管理局というものか。しかし、なのは達も魔導師だったとは、というよりあの年で?
「今日は、管理局の方にお願いして柊二のことを調べてもらおうと思ったの。それで紹介したくて。」
「・・・分かった。来週、オレからみんなに事情を説明するよ。温泉にでも行こうか。」
「いいわね、予約を鮫島にさせておくわ。」
しかし、今日のことは謝っておいた方がいいだろうか。オレのせいで誘拐されたのだから。
「アリサ、今日はすまなかった。オレのせいで誘拐されて。」
「あんたのせいで?どういう事よ。」
アリサは気になるのか身を乗り出して聞いてきた、顔が近い。
「アリサ、顔が近いんだが。」
「えっ?あ、ああごめんなさい。」
顔を真っ赤にして元の場所にもどった。
「あの、魔導師はオレを殺すよう依頼を受けていたようなんだ。」
「殺す?なぜ、柊二を?」
アリサは不思議そうな顔をした。多分、オレの世界を壊す原因となった奴からの依頼だろうと見当はついたんだが、オレを殺す理由がわからない。
「わからない、依頼主は多分、オレの世界を壊した奴だろうと思う。」
「そう、来週にすべて話すの?」
この部分は、どうするべきか悩んでいた。
「柊二の思うようにやりなさい。もう、寝るわ。」
「ああ、おやすみ、アリサ。」
そしてアリサは部屋を出るときに、「紅茶、おいしかったわ。」と言い残した。
あとがき
やっと書きました。相も変わらず駄文で申し訳ありません。
事情説明は次回に持ち越しします。次回はプラスしてお風呂会にしようと思います!!
更新がまた遅れると思います。ご容赦ください・・・。まあ、見る人はすくないだろうけど(;一_一)
そして、今回は世界を壊した原因となる人の名前が思い浮かばないので、どなたか考えていただけないでしょうか。考えていただける方はコメント欄にお願いします。もうネタが尽きかけていたり、時間がなかったりと、大変ですががんばっていきますので、宜しくお願いします!!
では、またの機会に~(*^^)v
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第7話でございます。
毎度のことながら、グダグダですが宜しくお願いします。コメントなど大歓迎です!!