No.583122

真・リリカルなのは 第六章 マテリアルズ再臨編 第八話 思いの形

ohatiyoさん

フェイトVSリニスの続き

2013-06-03 13:43:24 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:626   閲覧ユーザー数:618

激突する師と弟子

 

フェイト「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

 

リニス「当たりませんよ」

 

フェイトの斬撃を全て紙一重で躱す リニス

 

フェイト「クッ」

 

何故当たらない…………………私の方が早いのに……………………

 

フェイトに焦りの色が見られる

 

リニス「どうしました? 終りですか?」

 

フェイト「バルディッシュ!」

 

バルディッシュ(ザンバーフォーム!)

 

リニス(私の知らない形ですね)

 

フェイト「ソニックフォーム!!」

 

リニス「っ!」

 

何て薄いバリアジャケット…………………

 

それではバリアジャケットの意味を為していません

 

フェイト「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!」

 

リニスに突っ込む フェイト

 

リニス「……………………………………………………」

 

残念です、フェイト………………私は自分を犠牲にする戦い方を教えたつもりはないのですが……………………

 

フェイト「当たれ!!」

 

リニス「フォトンランサー!!」

 

フェイト「クッ」

 

リニスの技を躱すが、少しだけ掠ってしまう

 

リニス「速さだけでは私に勝てませんよ?」

 

フェイト「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」

 

やっぱり リニスは強い………………………

 

母さんが魔力を大分消費してしまうわけだ

 

フェイト「でも負けられない!!」

 

リニス「…………………………………………………………」

 

フェイト「バルディッシュ!!」

 

バルディッシュ(カートリッジロード)

 

リニス「!!!!」

 

アレはカートリッジシステム!

 

何故ミッド式のフェイトがカートリッジを!?

 

フェイト「雷光一閃!!」

 

リニス「まさかっ!」

 

フェイト「プラズマザンバーブレイカー!!」

 

黄色い閃光が放たれる

 

リニス「習得したのですね………………フェイト」

 

ですが、その技はカートリッジで上げた魔力で放つと、弱くなるのですよ?

 

リニス「エンジェルバトン!」

 

魔力で棒を創り、プラズマザンバーに刺す

 

フェイト「そんな…………………」

 

するとプラズマザンバーは消えて無くなる

 

リニス「プラズマザンバーは己の魔力だけで放つことで、初めて完成ですよ」

 

フェイト「…………………………………………………………」

 

リニス「確かにカートリッジシステムは素晴らしい物です。ですがミッド式の魔法には基本的には合わないのですよ」

 

フェイト「っ!!」

 

フェイトはリニスに切り掛かる

 

リニス「はっ!!」

 

しかしリニスは躱し、フェイトに蹴りをお見舞いする

 

フェイト「グッ」

 

リニス「痛いですか? 当然です、そんな薄い装甲では防御力は無いに等しいですからね」

 

フェイト「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」

 

リニス「フェイト、あなたは私より強い。ですが私に勝てません…………………何故だかわかりますか?」

 

フェイト「………………………………………………………………」

 

リニス「それは冷静さを欠き、且つスピードに溺れているからですよ」

 

フェイト「……………………………………………………」

 

リニス「確かにとても早かったです、目では追えませんからね。しかし動きが単純で読みやすい…………………フェイトは自分で長所を殺してるんです」

 

フェイト「私がスピードを殺してる………………………」

 

リニス「やれやれ、手の掛かる弟子です………………一人前まではまだまだ先ですね」

 

まぁ手が掛かる方が可愛いの事実ですが………………………

 

フェイト「ふぅ~」

 

バルディッシュを構え直す

 

リニス「来ますか」

 

フェイト「っ!!」

 

フェイトは真っ直ぐリニスに向かう

 

リニス「だから単純なのですよ」

 

フェイトの斬撃をエンジェルバトンで受け止める

 

フェイト「単純でもいい!!」

 

リニス「え?」

 

フェイト「真っ直ぐ………………私の思いをリニスにぶつける!!!!」

 

バキィ

 

リニス(エンジェルバトンが折られましたね)

 

フェイト「私は道を間違った! けど、なのはが正してくれた! だから私はもう間違えない! 母さんでもリニスでもない! 私の道は、私の戦い方は私が決める!!」

 

嘗て母さんの為と理由を付けて、結局 最後は助けられなかった

 

あの時、もっと自分に正直でいたなら………………………

 

リニス「…………………………………………………………」

 

プレシア、感じていますか?

 

フェイトはここまで強くなりました…………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~なのはVSアミタ~

 

なのは「アクセルシューター!」

 

アミタ「クッ」

 

何とか、なのはの猛攻を防ぎながら逃走する アミタ

 

なのは「いい加減に止まれなの!!」

 

アミタ「ですから! 急いでいるんです!!」

 

なのは「何故、急いでいるか理由を話せなの!!」

 

アミタ「ですから! その時間すら惜しいのです!」

 

なのは「管理局舐めやがってなの!! 墜としてやるなの!!」

 

レイジングハート(ディバインバスター!!!)

 

アミタ「こ、この死神がぁぁぁぁぁぁぁ」

 

アミタは、なのはの攻撃を躱すのも一苦労のようだ

 

なのは「死神じゃないの!! 可愛い女の子なの!!」

 

アミタ「全然可愛くない!! ただの砲撃魔です!!」

 

なのは「ディバインバスター!!」

 

アミタ「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」

 

ギリギリの所で躱す

 

なのは「私に刃向かう奴は砲撃をお見舞いなの!」

 

アミタ「やっぱり砲撃魔じゃないですか!!」

 

なのは「無礼な奴なの!!」

 

レイジングハート(エクセリオンバスター!!!!)

 

アミタ「人でなし~」

 

躱すが、風圧でバランスを崩してしまう アミタ

 

なのは「これで最後なの! スターライッ!?」

 

何………………体が…………………………………

 

アミタ「?????」

 

急に止まりましたね……………………………………………

 

アミタ「今がチャンス!!」

 

アミタは逃げる

 

なのは「ま………………………待てなの………………………」

 

レイジングハート(マスター!!! やはり体の調子が!!)

 

なのは「大丈夫なの………………少し休めば………………」

 

レイジングハート((もう限界か、これ以上戦わせるわけには………………………))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~フェイトVSリニス~

 

フェイト「行くよ! リニス! 私の思いをぶつける!!」

 

リニス「来なさい! フェイト! 受け止めて見せます!!」

 

フェイト「超電磁破!!! ライトニングボルテックス!!!!!!!」

 

オーマとの激戦時に作り上げた技

 

あの時は不完全だったが、フェイトは既に、この技をものにしている

 

リニス「これは流石に受けてめられませんね………………………」

 

降り注がれる雷に撃たれる リニス

 

自分の弟子であるフェイトが、師である自分を超えたことに喜びを噛み締めている

 

フェイト「リニス、大丈夫!!」

 

フェイトは、リニスに駆け寄る

 

リニス「まさかこれほどの魔法を扱えるなんて…………………驚きです」

 

フェイト「リニスが魔法を教えてくれたからだよ!」

 

リニス「フェイト……………………あなたはプレシアをどう思っているのですか?」

 

フェイト「え?」

 

リニス「プレシアをまだ母と呼べますか?」

 

フェイト「勿論だよ」

 

リニス「そうですか………………………では行きましょう」

 

リニスは立ち上がる

 

フェイト「母さんの所へ?」

 

リニス「そうです…………………………アリシア、待たせてしまいましたね」

 

リニスには、被害が及ばない様に結界の外に出していた

 

内部は見えるようにしており、アリシアはフェイトとリニスの激闘を見ていた

 

現在フェイト達が居る場所は、人が全くと言っていいほど来ない場所である

 

そのお陰で、内部を見せる結界を張ったのだ

 

アリシアにも見てほしかったのだろう

 

知らないとは言え、自身のクローン……………いや、妹であるフェイトの戦いを

 

アリシア「ううん、それよりリニスって強いんだね!!」

 

リニス「ありがとうございます……………………ではプレシアの所まで案内します」

 

フェイト「うん、お願い」

 

リニス(うっ! どうやら私達は普通に蘇えったわけではなさそうですね……………………魔力の消費が一段と激しい)

 

このままでは消えてしまうかもしれませんね

 

その前に話しておきましょうか………………………

 

リニス「フェイト」

 

フェイト「何? リニス」

 

リニス「私が居なくなってから、あなたは酷い虐待を受けたでしょう?」

 

フェイト「え?」

 

リニス「大体わかりますよ、プレシアは主人ですからね」

 

フェイト「……………………………………………………………」

 

リニス「だから話しておきます。何故アリシアに拘り続け、あなたを否定し続けたのかを…………………」

 

プレシアの虐待の訳が明らかに!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

使い魔にしては強過ぎかな?リニス

 

まぁプレシアさんの使い魔だから別にいっか

 

 


 
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