No.583061 リリなの世界に逝ってきて ~八神家の秘密兵器~良い旅、夢気分さん 2013-06-03 02:20:48 投稿 / 全3ページ 総閲覧数:1738 閲覧ユーザー数:1643 |
独自設定や解釈があります、嫌いな方はこのはなしはを飛ばしてもいいかもです。
作者の中では、 やっちまった回 と銘打ってます。
「枷を外すったってどうするんですか?」
神様にふと思った疑問をぶつける。
「ああ、枷というかなんというかな」
歯切れの悪い神様に困惑が深くなる
「?」
「お前に与えた【暴風纏う破壊獣】なのだが、あれとお前との融和性が……」
あまりにも長い説明だったので省略させてもらった。 なんか小難しい言葉も使ってたし、多分書いてたら目が滑りそう……。
なので簡単に要約すると、聖遺物と俺との融合が完全に終わらないまま転生させたから通常よりも余計にエネルギーを消費してしまっていたらしい。 そしてそれを今から完全に融合させてエネルギー問題を解決させる、とのこと。 うん、要約しても目が滑るな。
「なんでまた、完全にしなかったんで?」
「思いのほか時間がかかってな、転生までの時間制限をオーバーしてしまった。 しかし、まぁ、いいかなと思って放置した」
「そこはしっかりしましょうよ。 それより転生ってカウントダウン式だったんですか」
「最近ではだいたいそうだぞ?」
「はぁ、もういいんで早く完成させてもらえませんか?」
「安心しろ、ついさっき終わったぞ」
「そうですか! なら、早く戻してくれませんか? 急いでいるんです」
「そう、あわてるな。 まだ説明が終わっていない」
「説明?」
「ああ、お前とそれの融合は敢然となった、これによって今まで以上に力が発揮できるだろう。 しかし、それによって一つ弊害が出てくる」
「?」
「これの弱点を知っているか?」
「確か……第一段階の創造状態触れられたら完全に自壊してしまうんでしたっけ?」
「自身の世界が崩壊し、砕け散ってしまう、だ。しかし、その次がある」
「……ああ、そういうことですか」
「これと融合できるということは少なからず元の持ち主と同じ渇望を持っているということだ。 完全に同じでなくともいいのは、特典として渡すために条件を無理やり甘くしているからだ。 ……で問題なのは、弱点すら同じになっているということだ。 だから、誰かに触れられた、もしくはお前の意識が他者によって消えてしまった場合、真の創造が解放され、暴走する。 暴走したが最後、お前の意識が戻るまで、暴走し続けるぞ」
「触られたらって言いますけど、俺はそこまで忌避感はないですよ?」
「完全に同じでなくともいいようにしてあるということはだ、少しでも忌避感があれば発動できるようになっているということだ。 もっともシュライバーのあれはもはや忌避というよりも拒絶だ。そんな人間がいるはずもないだろう」
「……」
絶句するしかなかった。 が、まったく伝えられなかった場合の事を考えると今ここで思い出してもらえたのは僥倖といえるだろう。
しかしだ、まさか弱点や性質までコピーとは思わなかった。 これで暴走の危険が出てきたことを考えると素直に喜べないな。 まぁ、創造しなけりゃいいわけで、さらに言えば触れられないもしくは意識を飛ばされなきゃいいわけだ。 その他には……
「何やら考えているのは良いが、そろそろ戻らなくていいのか?」
思考にふけっていると神様から声をかけられ、現状を思い出す。 考えるのはあとだな
「そうでした。 神様早く戻してもらえますか?」
「ああ、分かった。 そこの魔法陣の上に乗れ」
そう、いいながら指さした先には、なぜかミッド式の魔法陣があった。
なぜに魔法陣?
前までなかったじゃないか。
「どうした? 早く乗れ」
「あ、はい、わかりました」
「どうした?」
「いえ、なにからなにまでありがとうございました」
ここまでアフターケアをしてくれるとは思っていなかったし、これまで俺にこんなにやさしくしてくれたのは両親とアイツ以外では初めてだ。 それだけに感謝は絶えない
「なに、気にするな。 私はアフターケアに定評のある神だからな」
「はは、そうですね」
「……では、な」
「ええ」
これで三度目となる浮遊感に身を任せ、俺はこれからについて考えをめぐらせた
先週からなのセント始めました。レアが出るLDやってリニスが出て、作者大歓喜。
思わず拳を突き上げ涙しました、嘘です。でも嬉しかったのは本当。
リニスかわいいよリニス
そういえば20話に到達しました。 更新が遅くて申し訳ないです。
なかなか思い通りに展開を持っていけませんし、何より文字にするのが難しいです。
頭の中は構想というなの妄想であふれているのになぁ。
以下没ネタ
Dies iraeのキャラをリリなので再現 一部のキャラみ
その1 無印終盤
プレシア「―――許さない、よくもォッ! わたしのアリシアに、手をあげたなぁぁぁァァッ!! 」
その2 魔王降臨回
スバル「―――許さない、よくもォッ! わたしのティアナに、手をあげたなぁぁぁァァッ!! 」
その3 新人訓練回
なのは「笑わせるなよ甘ったれども! 真に愛するなら壊せ!」
その4 対大人ヴィヴィオ回
なのは「加減無用だ。楽しませろ」
その5 魔王降臨回
ティアナ「怖かったのよ、置いて行かれるのが! 嫌なのよ、抜かされるのが! わたし、歩くの遅いのよ――!」
EX
スカリエッティ「究極に近くなるほど、形容する言葉は陳腐になるもの」
以上
他にもあるけれど今回はここまで
ではまた次回の更新で会いましょう!
PS
コメントもらえるとと嬉しいです
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20話でーす