No.573188

真・恋姫無双 (時空編) 第十一章

カイさん

新たな展開

2013-05-05 12:10:45 投稿 / 全10ページ    総閲覧数:4031   閲覧ユーザー数:3430

フェイト「ふぅ」

 

なのは「フェイトちゃん、まだ起きてたの?」

 

フェイト「ああ、なのは」

 

なのは「何を見てるの?」

 

フェイト「北郷の戦闘映像。もしかしたら何処かに隙が有るんじゃないかと思ったんだけど、見つからないの」

 

なのは「SSS-・・・私達よりもランクが上、おまけに強化人間だもんね。反則だよ」

 

フェイト「まだ決まった訳じゃないけどね、何とかしないと」

 

なのは「ねえフェイトちゃん。まだ北郷さんと戦いたい?」

 

フェイト「・・・」

 

なのは「みたいだね」

 

フェイト「ゴメンね、なのは」

 

なのは「謝らなくていいよ、でも無理はしないでね」

 

フェイト「うん」

 

映像を見ながら話していた二人に、通信が入る

 

 

はやて「二人とも、ちょっとええか?」

 

フェイト「はやて。如何したの?」

 

はやて「今後の事について、明日皆で話し合おうと思うねん。朝早くで悪いんやけど、出席してくれるか」

 

なのは「判りました。司令」

 

フェイト「フォワード陣もですか?」

 

はやて「フォワード達には伝えたよ。シグナム達にも一番に伝えたし、問題ないよ」

 

なのは「了解。それではまた明日」

 

はやて「うん。おやすみ」

 

プツン!

 

フェイト「何か証拠が有ればいいんだけどね」

 

なのは「PM-466だけじゃあ駄目だもんね。もしかしたら偶然形が同じって可能性もあるし」

 

フェイト「そうだね、だから迂闊に動けないんだよね」

 

なのは「難しいね、ほんとに。さて、寝ようか」

 

フェイト「そうだね」

 

そう言い終わると、パジャマに着替えて就寝した

 

 

ーーーー翌日ーーーー

 

 

はやて「みんな集まったな」

 

ヴィータ「早速だけど今回の事件の事について話し合う」

 

シグナム「やはり北郷を一度取り調べするべきでは?」

 

はやて「まだ早いでそれは、そうやろ。フェイト隊長」

 

フェイト「この状況証拠だけではまず駄目です、決定的な証拠があれば何とか」

 

シャーリー「もし北郷一刀が此方の生まれだとしても、記憶どころかいた時間も無いですし、次元漂流者と言うのももう効果は無いものと思われます」

 

ティアナ「せめて身体データでも有ればいいんですけど」

 

シャマル「そんなデータは有りません。念の為リンディ提督からDB計画で使われた資料がありますが、これも古い物ですし」

 

はやて「八方塞(はっぽうふさがり)やな」

 

なのは「もう一度北郷さんに会うしかないですね」

 

はやて「せやな、しゃあない。今度は私も出る」

 

シグナム「いけません!」

 

リィン「そうです、八神司令に何か有ったら如何するんですか!」

 

アギト「リィンに賛成だな、責めてシグナムのデバイスが直るまでわ」

 

はやて「そやけど、もし戦闘になったら如何するん皆。相手は一人と違うねんで」

 

そう言うとはやては、春蘭・秋蘭の画像を出した

はやて「この二人も要注意人物やろう」

 

シグナム「この二人ですか、確かにそうですね。北郷と同じ氣功術使い」

 

アギト「青い服の方の奴は、遠距離特化の戦いだったぜ。高町と良い勝負だ」

 

なのは「そうなの?」

 

アギト「ああ、デバイスも無しで的確な攻撃かまして来やがる、こっちがひやひやしたぜ」

 

シグナム「赤い服の方は接近戦特化だろう。姿勢からもよく判る、かなりの使い手だ」

 

ヴィータ「なら、こいつの相手はあたしがやる」

 

アギト「何だよ姉御。随分やる気だな?」

 

ヴィータ「接近戦ならあたしの十八番だ。任せときな!」

 

はやて「ふふ、ヴィータは頼もしいな。で、北郷さんは」

 

フェイト「私が相手をする」

 

はやて「・・・」

 

エリオ「フェイトさん・・・」

 

フェイト「司令」

 

はやて「・・・駄目や」

 

フェイト「!?」

 

はやてはフェイトがそう言いだすと予感していた。しかしそれは極めて危険である事を判っていた

 

 

はやて「少なくとも二人、いや三人一組で戦うんや。そうやないと無駄死にや」

 

フェイト「・・・判りました」

 

なのは「・・・フェイトちゃん」

 

はやて「さて、それじゃあ次は」

 

ピー!ピー!ピー!

 

全員「「「!?」」」

 

なのは「出撃のアラート!?」

 

はやて「グリフィス君!」

 

グリフィス「はい、八神司令!ロストロギア反応です、座標は此処です」

 

なのは「此処は、北郷さんの居る世界!?」

 

はやて「皆急いで出撃準備を!」

 

全員「「「はい!!」」」

 

会議室に居た、なのは・フェイト・ヴィータ・ティアナ・エリオ・スバル・キャロがヘリポートに向かう

 

 

シグナム「私も、レヴァンティンが直りさえすれば」

 

アギト「仕方ねえだろう、北郷にぶっ壊されたんだから」

 

はやて「暫くは私の護衛やってな、シグナム・アギト」

 

シグナム「はっ!」

 

アギト「任せ解け!」

 

はやての言葉に二人は敬礼して答える

そしてその頃、此処にもこの事態に気が付いた者が居た

一刀「いいぜ凪、その調子だ」

 

凪「はい!」

 

一刀「凪の特性は、強化・放出・具現化。この三つに加えて、俺との連携も鍛えていくぞ」

 

凪「はい!」

 

秋蘭「大分使える様になったな」

 

春蘭「ああ、修行を始める前よりも安定してきたな」

 

秋蘭「私達の武器の調整が終り次第、私達も始められる」

 

春蘭「それまでは休憩だな」

 

一刀「・・・凪。休憩にしよう」

 

凪「あ、はい。隊長」

 

一刀「大分良くなったな、息も上がらなくなった」

 

秋蘭「一刀・凪。お茶があるぞ」

 

一刀「ああ、ありがとう秋蘭」

 

凪「いただきます」

 

椅子に座りお茶を飲んでいた時

 

 

一刀・秋蘭・春蘭・凪「「「「!?(キュピーン!)」」」」

 

一刀「三人とも、感じたか?」

 

秋蘭「・・・ああ」

 

春蘭「何だ?」

 

凪「氣の乱れ、いやこれは暴走でしょうか?」

 

一刀「氣とも少し違う、それに混じって違うのも感じるな。この感じは・・・」

 

秋蘭「・・・管理局」

 

春蘭「あいつら、懲りずにまた!」

 

一刀「待て、今回は違うようだ。俺が目的ではない様だ」

 

凪「では一体?」

 

一刀「秋蘭と春蘭はこの事を華琳に報告してくれ、凪。お前は俺と一緒に来い」

 

凪「はっ!」

 

秋蘭「報告が終り次第、私達も直ぐ行く」

 

春蘭「その頃には調整も終るだろう」

 

一刀「判ったそれじゃあ、解散だ」

 

そう言い終わると、一刀は椅子に掛けてあった白い陣羽織を羽織る

背中に、大一大万大吉と書かれた羽織を

フェイト「これは!?」

 

なのは「急いで結界張ったけど、この数」

 

ヴュータ「・・・異常だな」

 

なのは達の目線の先には、黒い色の巨大なドラゴンと、無数のドクロの兵隊が居た

 

 

キャロ「これは一体?」

 

なのは「フォワード陣は地上でドクロの兵達を足止め。スターズ1・2。ライトニング1でドラゴンの対処に入ります!」

 

フォワード陣「「「了解」」」

 

なのは「レイジングハート!」

 

レイジングハート「アクセルシューター」

 

フェイト「バルデッシュ!」

 

バルデッシュ「サンダースマッシャー」

 

ヴィータ「行くぞ、アイゼン!」

 

グラーフアイゼン「ヤボー!」

 

なのは達が一斉に攻撃を仕掛けた、が

 

 

バシュン!

 

なのは・フェイト・ヴィータ「「「!?」」」

 

なのは「AMF!?」

 

フェイト「違う、これはバリア?」

 

ヴィータ「どっちにしろ破らねえといけねな、アイゼン、カートリッジロード!」

 

アイゼン「了解」

 

ガシュン!

 

ヴィータ「出し惜しみわしねえ、轟天爆砕!ギガント・・・シュラーーーク!!!」

 

ヴィータの一撃がドラゴンを守っていたバリアを破壊する。その隙になのは・フェイトの二人が攻撃を加える

なのは「エクセリオン!」

 

フェイト「トライデント!」

 

なのは・フェイト「「バスター!!(スラッシャー)」」

 

ドラゴンに二人の同時攻撃が決まり、ドラゴンが崩れていく

 

 

ヴィータ「やったか?」

 

シュイン!

 

なのは「あの光は?」

 

フェイト「まさか、ジュエルシード!?」

 

シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!

 

ヴィータ「き、傷が!?」

 

ドラゴン「グオオオオオオオオ!!!!!」

 

なのは「そんな!?」

 

ヴィータ「ジュエルシードを何とかしねえといけねえな、そうしねえとずっと回復するぜあいつ」

 

フェイト「ジュエルシードを切り離すか、封印すれば」

 

ヴィータ「それしかねえか」

 

レイジングハート「マスター!此方に接近する生命反応が二つ」

 

なのは「えっ、生命反応?」

 

フェイト「まさか」

エリオ「でえい!」

 

ガシャン!

 

スバル「切がないよ、ティア。何とか出来ない」

 

ティアナ「今考えてるわよ」

 

キャロ「蒼穹を走る白き閃光。我が翼となり、天を駆けよ。来こよ、我が竜フリードリヒ。竜魂召喚!」

 

エリオ「キャロ!」

 

キャロ「皆さん退避して下さい、ブラストレイで一掃します!」

 

ティアナ「わかった、スバル!」

 

スバル「ウイング!ロード!!」

 

キャロ「エリオ君!」

 

エリオ「うん!」

 

フリードの背に乗ったキャロとエリオはから攻撃を仕掛ける

 

 

スバル「やった?」

 

ティアナ「すこしは数は減らせたみたいね、でもまだ、!?」

 

ガタガタ!

 

エリオ「そんな!?」

 

キャロ「再生していく・・・」

 

ティアナ「予想してたけど、やっぱりあのドラゴンを何とかしないといけないみたいね」

 

スバル「皆前!?」

 

骸骨達が一斉に弓矢を構えていた

 

 

ティアナ「あ、あんなにたくさん!?」

 

スバル「かわしきれないよ!?」

 

キャロ「フリード、もっと高く飛んで!!」

 

エリオ「駄目だ、間に合わない!?」

 

放たれた弓矢が、一斉にティアナ達に向かう。諦めかけたその時

ギーン!

 

キャロ「え?」

 

キャロ達とティアナ達が蒼色の光に包まれた

 

※イメージはフィ〇・ファ〇ネルバリア

 

 

ティアナ「これって、まさか・・」

 

ティアナが後ろを向くと其処には

凪を引き連れた一刀が居た


 
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