No.571803

真・リリカルなのは 第四章 裏月村家急襲編 第四話 仕組まれた戦い カイトVS黒牙

ohatiyoさん

この小説は戦闘描写ばっかりだな………………………

2013-05-01 09:49:40 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:685   閲覧ユーザー数:674

忍の命を狙う吸血鬼達は、各々戦いの準備をしていた

 

そんな中、黒牙(こくが)は1人、何かを企んでいた

 

黒牙「さて、そろそろ行くか」

 

あのカイトって奴と他の魔導師が潰し合いしたら、忍を殺すのが楽になるはずだ

 

俺って頭いいな!!

 

黒牙「ククク、忍は俺が殺す……カエデ達には譲らねぇ」

 

(らん)「聞き捨てならんな」

 

黒牙「うわっ 嵐!? 何で来た!?」

 

嵐「何時まで経ってもノルマを達成しないからだ! 俺が手伝うことになったから来た」

 

黒牙「ノルマは達成している!! もう少しだけ待て!!」

 

嵐「……………何を企んでいる?」

 

黒牙「覚えてるか? 天城カイトって奴」

 

嵐「ああ」

 

黒牙「アイツ、他の魔導師と仲が悪いんだぜ」

 

嵐「だからどうした?」

 

黒牙「もっとデカい亀裂を入れるんだよ! そうしたら奴ら潰し合う! 忍を守る奴等がいなければ………わかるだろ?」

 

嵐「なるほどな………しかし お前、俺達を出し抜く為の作戦を言ってよかったのか?」

 

黒牙「あ!!」

 

嵐「…………………………………………………………………」

 

黒牙「………………………………………………………………」

 

嵐「……………………………………マヌケ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~カイト視点~

 

カイト「………………………………」

 

可笑しい………最近、民間人が襲われ続けていたのが急に収まった

 

何故だ?

 

カイト「血を吸うのをやめて、吸血鬼に何のメリットがある?」

 

いや、まだ吸血鬼が犯人と決まったわけではないが………

 

助けた奴らはみな、吸血鬼と言っていたからな………

 

カイト「やっかいだぜ……………………………」

 

魔力が無いから、一体何所で何をしているか一切わからん

 

カイト「どうするか……………………」

 

これ以上、人を襲うなら潰すべきだろうが…………………

 

どうやって探す?

 

それに、襲うのを止めた………もう襲わないも可能性がある

 

となれば手がかりも無くなる

 

それとも襲われた人を発見出来ていないだけか?

 

カイト「………………………………………………」

 

いや、やはりなんとかして探し出すべきだ

 

カイト「行くか………」

 

?「何所に行くんだよ?」

 

カイト「!?」

 

後ろから声が聞こえ、振り返る カイト

 

?「よう」

 

カイト「…………………………」

 

何者だコイツ?

 

俺が後ろを取られるとは…………………

 

?「俺は月村黒牙ってんだ、よろしくな! 天城カイト!」

 

カイト「貴様……何者だ? 何故、俺の名を知っている?」

 

黒牙「調べたからだけど?」

 

カイト「……………………………………………………」

 

カイトは、黒牙を睨み付ける

 

黒牙「そう警戒するなよ、俺は命令でお前を殺すだけだからよ」

 

カイト「命令だと?」

 

黒牙「そうだ……だから警戒しないでくれ、そっちの方が殺しやすい」

 

カイト「…………まさか吸血鬼か?」

 

黒牙「アレ? 吸血鬼、知ってんの?」

 

カイト「では貴様が民間人を襲っていた奴だな?」

 

黒牙「そうだ」

 

カイト「何故、襲った?」

 

黒牙「さぁ? 理由なんて知らねえよ、俺はただ忍様に言われたから襲っただけだ」

 

カイト「なら貴様を潰し、忍とやらに聞くか」

 

黒牙「え? 俺に勝つつもり?」

 

カイト「ウィザード!」

 

ウィザード(セットアップ! レディ!)

 

黒牙「へぇ~ 抵抗すんの? 大人しくしておけば楽に死ねるけど?」

 

カイト「フレイムバレット!!」

 

紅い弾丸が黒牙に放たれる

 

黒牙「無意味!!」

 

片手で弾く 黒牙

 

黒牙「痛くも痒くもないな」

 

カイト「ならば!!」

 

ウィザードを銃から剣に変形させる

 

黒牙「接近戦か? 言っとくが俺は接近戦得意分野だぜ」

 

カイト「はぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

黒牙「へっ チョロイね!」

 

カイトの斬撃を華麗に躱す 黒牙

 

黒牙「オラッ!!」

 

カイト「グッ!」

 

黒牙はカイトの腹を殴る

 

黒牙「弱いな~ こんな奴殺してどうするんだろな~ 忍さまは!? グギャッ!!」

 

カイト「フン、油断するからだ」

 

黒牙が喋っている時にカイトの蹴りが顔に入る

 

黒牙「チッ 痛てぇな、鼻が折れたかも…………」

 

カイト「ウィザード!!」

 

ウィザード(フォームチェンジ! Verジェッター)

 

黒牙「あらら? 服装がちょっと変わったな」

 

カイト「行くぞ!!」

 

黒牙「!?」

 

は、早い!!! 吸血鬼が人間にスピードで劣るなんてな………

 

黒牙「でもっ 速さだけじゃ無意味だぜ!!」

 

黒牙はカイトに殴るかかるが当たらない

 

カイト「閃走惨魔(せんそうざんま)!!」

 

剣に風を纏い、相手を薙ぎ払う技

 

黒牙「グワッ!!」

 

い、痛てぇ………こんな痛み初めてだ

 

黒牙「やるな、こんなに追い込まれたのは久しぶりだぜ!」

 

予定を変更して、ちょっと遊ぶか

 

黒牙「本気で行くぜ!!」

 

カイト「チッ」

 

スピードが若干上がったな

 

カイト「ウィザード!!!」

 

ウィザード(フォームチェンジ! Verパワード)

 

黒牙「色々変化しやがるな!」

 

黒牙の拳がカイトの胸に入る……………しかし

 

黒牙「っ!!」

 

カイト「効かんな」

 

黒牙(結構本気で殴ったんだがな……………………………)

 

カイト「はぁっ!」

 

バキッ

 

カイトは黒牙の顔面を殴る

 

黒牙「グッ!」

 

カイト「はぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

 

黒牙の顎を蹴り飛ばし、上空へと吹き飛ばす

 

そしてカイトも飛びあがる

 

カイト「雷牙砲撃(ライガーキャノン)!!」

 

飛ばした黒牙を上空で掴み、自分ごと落下し、黒牙を地面に叩きつける

 

黒牙「ギャッガハッ!!!!」

 

しくじった……天城カイトを侮った

 

カイト「貴様の負けだ 吸血鬼………さて、忍とやらの居場所を聞こうか?」

 

黒牙「今回は負けを認めるぜ カイト、またな!!」

 

カイト「逃がすと思っているのか!!」

 

ヒラッ

 

カイト「!!」

 

黒牙が逃げるために飛んだ時、紙を落して行った

 

カイト「これは!」

 

その紙に書かれていたのは、黒牙に対してカイト抹殺命令の文と月村家の住所である

 

カイト「……………………………………………」

 

ここに忍が居るのか……………………………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~黒牙視点~

 

黒牙「ふぅ~ 何とか上手くいったな」

 

さすが俺、ナイス演技力だな

 

黒牙「精々潰し合ってくれよ? カイト」

 

カエデ「無様に逃げ帰って来たのね 黒牙」

 

黒牙「げぇ! カエデ」

 

カエデ「下らない作戦なんか立てちゃって………無駄な知識を何所で付けたの?」

 

黒牙「うるせえな! 俺のすげぇ作戦に嫉妬してるんじゃねぇぞ!!」

 

カエデ「いいから帰るわよ」

 

黒牙「わかってる!!」

 

カイトよ……利用されるのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何でこんなストーリを思いついたんだって?

 

自分でもわかりません♪

 

 


 
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