No.569583 魔法少女リリカルなのはー守る者の為にーFalSigさん 2013-04-25 00:00:43 投稿 / 全2ページ 総閲覧数:1731 閲覧ユーザー数:1641 |
第一話 出会い
また、白い光が差し込んできた。また?あれ、どこで白い光が差し込んできたのだろう。知っているはずなのに、靄がかかって思い出せない。
草の上に横になっていた、背中がしっとりと濡れている。朝露なのだろうか。
「・・・だ!」
体を起こすとそこには黒い服を着た男が10数名いた。まだ、頭はぼおっとしていた。
「貴様、何者だと聞いている。」
一人の体格の良い大柄な男が右手に警棒を持ちながら聞いてきた。ものすごいプレッシャーを放っていた。
「答えろ、答えねば、手荒な真似をしなければならないのだが。」
凄味が増した。相当な力量の持ち主だろう。
「答えぬか、ならばっ!」
突然襲い掛かる警棒、ものすごい速さだった。視認してからじゃ遅いだろう。しかし、オレはそれを紙一重に避けた。
「っ!」
相手は驚いたようだ。まあ、そうだろう、あのスピードで襲い掛かられたら回避はほぼ不可能と言っていいだろう。
相手の男は、そこから連撃を繰り出してきた。しかしすべて躱す。一撃もかすらないほどに、躱した。男の動きが止まった。
「終わりか?」
そう問いかけると、男は警棒を振り下ろした。
オレは男の腕を、警棒がオレの頭に届く前に、掴み投げ飛ばした。
他の男たちが一斉に襲い掛かってきた。腰にある剣を使うまでもなく、次々鳩尾に拳を叩き込んでいった。
先ほどの男が起き上がっていた。
「貴様、本当に何者だ!?」
「知らない、思い出せない。」
そういうと男は、走ってきた。持っていたのは先ほどの警棒ではなく、アーミーナイフだった。
そのナイフを蹴り飛ばし、回し蹴りを喰らわせた。男は地面に沈み、一息着こうとしたところで突然家の、窓が開かれた。
「ちょっと、なに!?」
金髪の勝気な少女が目の端を吊り上げながらそう言った。オレをみたその少女は、目を丸くして、
「あなた、誰?」
そう問いかけてきた。
「…君こそ誰だ?」
オレは名乗らずに少女に問いかけた。
「あなたねぇ、ここはあたしの家よ。不法侵入しているうえにうちのSPを気絶させておいて名乗らないとはどういうこと?」
ここの庭はこの少女のものらしい。
「奏霧だ。奏霧柊二。」
そう名乗ると、
「珍しい名前ね。どこの方?」
そう問いかけられた。
「知らない。気づいたらここにいた。ところで君の名前は?」
そうオレが答えると、少女は胸を張って答えた。
「アリサ・バニングスよ!」
あとがき
1話目の内容が日を追うたびに忘れてしまい、遅れてしまいました・・・
アリサとの出会いの話です。ここから、例のあの人たちと出会っていきます。
相変わらず駄文ですが、宜しくお願いします。
あっ、コメントも大歓迎です!!
学校が忙しいので更新は遅れるかもです。宜しくお願いします。
ではでは~(*^^)v
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第1話です。
かなり、時間がたってしまいました。すいません。
読んでいただければ幸いです。