No.561900

IS-インフィニット・ストラトス ネクサス 格闘の戦士ー The fighter of a grapple ー

ザルバさん

みんなが知っているあの戦士が登場。初代よりも人気があるあの戦士です。クロス作品第九段、ご期待下さい。

2013-04-02 14:50:56 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:3513   閲覧ユーザー数:3381

 ウルトラの星で地球担当になり、別れる時まで自分の正体を教えなかったウルトラマンを知っていますか?

 

「シュアアア」

「チュィィィィィィ」

 ネクサスはジュネッスブルーの状態でバンピラーと戦っていた。

 パンピラーは尻からネクサスに向け糸を絡みつかせる。ネクサスは摑まりバンピラーに振り回される。

「ジュァァァァァァァァ」

 このままじゃ!

 ネクサスがそう思った瞬間であった。突如バンピラーの動きが止まる。

「なに?どうしたのあれ?」

「まるで誰かに押さえつけれられているようだ。」

「あそこ!」

 シャルロットが指差す方向には腕をクロスさせている男性がバンピラーのほうを向いていた。

『今のうちにそいつから放れて止めを刺せ!』

『は、はい。』

 ネクサスのエナジーコアが光り、ネクサスは両腕に力をため、バンピラーの糸をちぎる。

「シュア」

 ネクサスはバク転し距離を取る。ネクサスはバンピラーに向けアローレイシュトロームを放つ。バンピラーは光の粒子となり消滅した。ネクサスは片膝を突いて姿を消した。

 

 森の中を一夏はよたつきながら歩いていた。

「今回も、やばかった。でもあの人・・・・・」

 そんなことを考えながら歩いていると一夏は急に力が抜けバランスを崩す。その時一夏を優しい手が支える。一夏は支えてくれた手の主をみる。その主は何処か優しく、強く、大きな存在感を感じさせる手であった。

「大丈夫かい?」

「え、ええ・・・・」

「君はさっきのウルトラマンだね。メビウスやレオから聞いているよ。」

「じゃああなたも!」

 そう一夏が言うとその男性は頷く。そこへ箒達が駆け寄ってきた。

「一夏、大丈夫か!」

「ああ。丁度この人に助けられたんだ。」

「そうですか。ありがとうございます。」

「いえ、当然のことをしたまでです。」

「ところで聞いていいですか?」

「なんでしょう?」

「どうやってここに入ってきたんですか?」

「・・・・・この世界の人ではないというのだけは先に言っておこう。」

「というとあなたは・・・・」

「ウルトラマンだ。メビウスやレオからはこの世界の事を少しばかり聞いている。」

「ミライさんから!」

「そうだ。申し送れたね。私はモロボシ・ダン。ダンでいい。」

「そういうことでしたらすこしお話よろしいでしょうか?」

 そういいながら千冬が近づいてきた。

「あなたが織斑千冬さんですね。あいつらからは聞いています。」

「知ってもらえて光栄です。ではこちらへ。」

 そう言われて弾は千冬たちと一緒にモニタールームへと向かった。

 

「一夏、大丈夫なの?」

「ああ。でもからだのあちこちがすこし痛いよ。」

「写真撮影もほどほどにしないとな。」

「そうだな。」

 一夏のことを気遣い箒達は心配していた。そんな光景をダンは笑みを浮かべながら見ていた。

「どうかしたんですか?」

「いえ、こう仲間を気遣っている光景はいつ見てもいいものだと思いまして。」

「ウルトラマンでもそう思うことがあるんですね。」

「私も地球を担当していた頃姿を隠しながら地球防衛チームと一緒に戦っていましたからね。」

「地球人の身体を借りてですか?」

「いいえ。80とメビウスと同じようにうるちラマンの姿を地球人サイズにしたものです。」

「そうなんですか!?」

「山田先生、そんなに驚かなくても・・・」

「すいません。でもわかっていても驚くんですよね。」

「まあ、異性人が自分達と同じような姿をしていたら驚きますものね。」

 その時であった。突如地響きが響き渡る。

「なんだ!」

 一夏はキーボードを叩きモニターに映し出す。そこには双頭合成怪獣ネオパンドンの姿があった。

「ネオパンドン!」

「知っているんですか?」

「ええ。因縁が少しありまして。あいつは私が何とかします。」

 そう言ってダンはモニタールームから出ると懐からウルトラアイを取り出し掛ける。

「じゅあっ!」

 その瞬間、ウルトラアイからエネルギーが溢れダンをウルトラセブンの姿へと変える。

「ガッゴォォォォォン」

「ジュア」

 セブンはネオパンドンに向き構える。

「ジュア」

 セブンとネオパンドンは互いに近づく。セブンはネオパンドンにパンチを連続して叩き込む。

「ガッゴォォォン」

 セブンはネオパンドンの後ろに回り片方の首を掴む。

「ジュア、フ、フ、ジュア」

 セブンはネオパンドンに向けチョップを連続して叩き込む。ネオパンドンはセブンを振り払うとネオパンドンはセブンに向け火球を放つ。セブンは腕を振り相殺する。

「ジュ、ジャ、ジャ、ジャ、ジュア」

 ネオパンドンはサイド火球を放ってくる。

「ジュア」

 セブンはエメリウム光線を放ち火球を相殺、ネオパンドンに喰らわせる。

「ガッゴォォォォン」

「ジュア」

 セブンはアイスラッガーを放つ。セブンから放たれたアイスラッガーはネオパンドンの片方の首を斬る。

「ヂュア」

アイスラッガーはセブンの元に。

「ジュア」

 セブンはL字に腕を組みセブンの技・ワイドショットを放つ。ネオパンドンにワイドショットは命中し、ネオパンドンは爆発した。

 

「すごかったです、さっきの戦い。」

「ありがとう。私は地球での名はモロボシ・ダン。ウルトラの星ではウルトラセブンです。私は星間侵略戦争が激化し地球も狙われた矢先、私は恒点観測員として太陽系を訪れていたのですが、友人を助けるために自分の命わ捨てる覚悟に心を打たれ、私は彼を地球に戻し、彼の姿を借りてモロボシ・ダンとして地球防衛軍に入り、地球を守ってきました。

 しかし、私は戦いに戦いが重なり、肉体は限界にきました。上司から地球を去るように言われました。私は最後の戦いに自分がウルトラマンであることを告げ、私はさっきの怪獣と同種のパンドンと戦い、地球を去りました。しばらく時間が経ち、私はまた地球防衛軍に入り、地球を守っていましたが・・・」

「途中で戦えなくなった。」

「よくわかったね、一夏君。」

「前におおとりさんが言ってたんでもしかしたらと思って。」

「レオはそのことをいってたのか。確かに私はある宇宙人の攻撃により体に深刻な怪我を負い、戦うのが不可能になった。私は変身能力も失いました。防衛軍基地が敵の手に落ちるい瞬間にキングによって私は助けられた。」

「そうだったんですか。」

「今でも私は自分の無力さが悔しいです。でもいつまでもそれをひこずっていてはいられません。私はそれをバネにしてこれからも戦うつもりです。」

 


 
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