放課後の用務員室。弾はそこで茶を飲んでいた。そんな用務員室のとびらをトントンとノック音が響き渡る。
「はい?」
「どうも~。」
「えっと・・・あなたは・・・・」
「わたし布仏本音で~す。のほほんでいいで~す。」
「はぁ・・・・・・て!布仏さんとおんなじ名字!」
「妹で~す。」
「はぁ・・・・まあどうぞ。」
「は~い。」
弾はのほほんを用務員室に招く。
「で、どうかしたんですか?」
「率直にききま~す。お姉ちゃんのことが好きですか~?」
「うへっ!」
「どうなんですか~?」
「・・・・・・・・・・・・はい。」
「どこに惚れましたか~?」
「・・・・・・・・・・わかんないですけど・・・・一目惚れです。」
「そうなんだ~。で、告白したんですか~?」
「ま・・・・・」
「ま?」
「・・・・・まだです。」
「そっか~。」
「・・・・・・・・・・あの~。」
「はい~?」
「布仏さんと・・・・・虚さんと付き合ってもいいですか。」
「それ私に言うかな~?」
「いえ、身内にの人の許可もらった方がいいかな~、と思って。」
「私としてはいいと思うよ~。その方がいいし。」
「そ、そうですか・・・・・」
「それだけ聞きたかったから私はこれにて退散するね~。」
そう言ってのほほのんは用務員室を後にした。
・・・・・・・・・・・まじで言っちまった!!!!これ後からハズくなるから!マジで!!・・・・・でも、あのひと虚さんと付き合うの許しいてくれたよな。・・・・・・・俺もいつか勇気出して告白・・・・・・・・・・・・は、まだ早いけど、頑張ってみるか。
一方その頃虚は生徒会室で楯無にと追い詰めていた。
「お嬢様。」
「なに、虚?」
「今日のあれはどういうことですか?」
「あれとは?」
「弾君のことです!どうして教えてくれなかったんですか!」
「いや~、あれを提案したのは一夏君なんだよ。」
「織斑君が!」
「そうよ。私的にはあの子とあなたがくっついてくれたら嬉しいんだけどね。」
「お、お嬢様!」
「まあまあ、そんなに焦らないの。それにあなたあの子のこと好きでしょ。」
「うっ!」
「ほら図星。」
「・・・・・・・・・イジワル。」
「そんなにイジケないの。で、あなたはどうしたいの?」
「・・・・・できれば彼と付き合いたいです。でも・・・・・」
「でも?」
「私なんかが釣り合うんでしょうか。私、そんなに綺麗じゃないですし。」
「そんなこと無いわよ。あなたは私が自信を持って言えるほど綺麗よ。」
「でも・・・・・」
「でもじゃない。それに彼だってあなたが好きなはずよ。」
「そんなことわからないじゃないですか!」
「じゃあ話を変えるわ。あなたは彼のどこが好きになったの?」
「私は・・・・・・・・・彼に一目惚れしました。いままでこんな感情感じたこと無かったのに、彼に初めてIS学園で会ったあの日から、ずっち、ずっと彼のことを思い浮かべると胸が苦しくなって、体が熱くなります。」
「それで初めて自分が恋をしているとわかったのね。」
「・・・・・・・・・・・・・はい。」
「じゃあ恋をしなさい。あなたが幸せになることは私としても嬉しいわ。」
「お嬢様・・・・・・・・」
「今は告白できなくてもいいから少しずつでもいいから前進しなさい。いきなり告白ってあれだし。」
「・・・・・・・・・・・はい。」
その日の夜のの楯無とのほほんはというと・・・・・
「どうだったの、本音ちゃん?」
「やっぱりおじょ~さまのいってたと~りでした~。」
「あの二人どうして素直になれないのかしら?」
「多分じゅんじょ~、てやつですからかもしれませんね~。」
「あの二人真面目すぎね。」
「それって、おりむ~にもいえますよ~。」
「ふふふ、そうね。」
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用務員室にのほほんが尋ねてきたその理由は・・・・